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確信

3月2日(金)
井倉町のY村さんにお誘いいただいて、時折参加させてもらっている実践倫理の「朝起き会」に出席。前夜の夜更しが祟って睡眠不足。だが不思議と午前4時過ぎに目が覚めて参加することができた。

 早朝はすがすがしい。今日のテーマは、「親孝行」についてだった。久しく聞きなれない言葉で、とても新鮮だった。「倫風」3月号の上廣榮治先生が新渡戸稲造氏の例を出して書かれているのは、「親孝行とは何かなどと、あれこれ理屈を並べるよりも、心を落ち着けて、これまで父母が自分のためにしてくれたことを思い出して「ああ、ありがたかったな~」と、感謝の涙が一滴こぼれたら、それが親孝行である。親孝行というテーマで、5年間かけて、1本の論文を書くよりも、1分間で両親の恩を悟る方が親孝行の道に適っている」と。

本当にそうだと思う。もう私の両親は他界しているが、父母の保護なくして今の自分は無いと感謝の気持ちでいっぱいだ。せめて、父母がしてきた祖先を大切にする寺社への奉仕活動を続けることを通じて父母の恩に報いること。と思い定めている。自分の子どもから、かつて自分が父母に言ったようなことを聞くにつれ、その当時の父母の思いを悟る。「申し訳ありませんでした」そして「ありがとう」と。父母の子どもへの思いは「無報酬」だったのだ。

今日一日早起きをして得をしたような気分で午前6時帰宅。朝食をとり、午後8時から手紙を書いたり、自治会の賛助会費の整理や手当の支払いに回る。2組の田中先生から「畑のジャガイモはキタアカリという品種にしなよ。男爵よりもメイクインよりもおいしいで」とアドバイスを受ける。
それでも午後3時ごろ、さすがに睡眠不足でうとうととする。
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午後5時半。ITビルへ。と言うのも午前中Y氏から「今日夕方藻谷が来るんだけど、話し聞きに来ない?」とメール。あの超多忙な藻谷浩介氏が綾部へ。知らなかった。話しを聞くのは2度目だが、何回聞いても新鮮。テレビの報道番組のコメンテーター。「デフレの正体」は50万部のベストセラーにもなった。(もちろん読んだ)。日本政策投資銀行当時、山崎市長の後輩で、一昨年の綾部市政施行60周年記念式典の講演会にも、昨年の議員・職員研修会でも講師としてお話を聞いている。切れの良い話し方で、す~と耳に入る。納得させる話術。お正月のNHKの番組で、「地域資本主義の構築」を提唱され、エネルギーの地産地消の好例で、真庭市のバイオマスを紹介され、2月に創政会で政務調査している。
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午後6時『ほくと綾部経営者懇話会研修事業』の講演会に出席。講師は日本総合研究所主席研究員。藻谷浩介氏。懇話会の会長は村上正一氏。会長の開会の挨拶、京都北都信用金庫の森屋松吉理事長・山崎市長の来賓あいさつの後、藻谷氏の講演

テーマは「「デフレ」の正体と地域企業の針路』
・貿易収支が31年ぶりに赤字となったが単年度で見るのではなく、長期の流れとして経済の動きをみるべき。事実だけで判断すること。意見はあまり参考にしないこと。9割の事実の中から1割で判断すること。意見は不正確で、事実誤認が多い。信頼できるデータで長期的比較のもとに。昨年対比などはあまり事実を表しているとは言えない。
・世界経済がおかしくなりかけたのは、東日本大震災がきっかけとなっている。歴史の事実として、関東大震災の後、世界大恐慌を招いていることからも、日本の経済は世界に深くかかわっている。
・これからの日本の経済立て直しは、省エネ・節電により、貿易収支を赤字にしている石油輸入を減らしすこと。その意味では、LEDに国民の多くが切り替えれば、電気業界も活性化する。断熱材利用・太陽光発電など国内消費を喚起すること。
・初老期のニッポンに蔓延する「事実誤認」と言う生活習慣病
・1億円以上蓄えのある日本人は、世界でアメリカに続いて2番目の数で、その多くは75歳以上の高齢者が保有している。ところがその層は、消費をしない。アメリカと異なることは、日本人は貯蓄好きで消費をしないこと。もっと消費へ回すことを考えねばならない。恒例富裕層から所得移転を促す政策を

綾部は全国の都市の年齢構成を先行しており、これからたどる都会の高齢化への道を既に綾部市は到達し、峠を越えつつある。これから綾部市が取り組むことが、大都市の高齢化の先行指標となる。
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・綾部市では、毎年100人くらい転入者を確保すれば、人口減少には歯止めがかかり、地域経済も含めて上向いてくる。
・京都から各駅停車で綾部に来て、来る途中、綾部の町の状況を見た。人口4万人弱の都市でこれほど町が整っているところはない。大きなショッピングセンターを中心に商店街が張り付いて、コンパクトな町中となっている。黒字経営の総合病院や日東・グンゼ・オムロン・京セラなど最先端企業も立地し、工業・商業集積も整っている素晴らしい街だ。
・これからは、地方で暮らしている方がメリットがあると思う都市政策を。たとえば女性就労の促進。女性経営者の増加策。女性に視点を当てた政策を実施すれば良い。子育てや女性就労企業の優遇など。
・外国人観光客も短期定住客も良いと思う。
・綾部の自然を見直すこと。園部から綾部の自然は素晴らしいものがある。
・企業でのエコやISDNは昔の当たり前の話で、これからは、女性の雇用促進や人件費を維持する企業を評価する取り組みを。
・商品開発には、地元産品を使ったものをこだわりの商品開発を。
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とても勇気の出る講演がった。そして、これまで綾部の街づくりの道に大きな間違いはなかったと確信した。もちろん市内の経営者の皆さんのまちづくりにかける思いも徐々に花が咲き始めていると確信した。

帰りには、講演会に出席していたS部長とT社長と「ゆらり広小路店」で確信し合った。やっぱり綾部は綾部のまちづくりがあるのだ。どこにもない綾部の特色を生かしたあやべの街づくりを進めていけば良い。
みんなの英知を集めて作っていく街。
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# by ando-ayabe | 2012-03-03 12:57 | 議員政治活動  

24年3月綾部市議会の質問通告

3月1日(木)
いよいよ3月。子どもたちも心なしかうきうきしている。今日は府下の高等学校の卒業式。先生はてんやわんやだろう。今朝の新聞に府下の高等学校の入学志願者の受け付け状況が掲載されていた。中丹通学圏制度初年度。やはり影響が出てきているように思う。
とりわけ京都市内では、私学への進学希望が増加し、対象者は府下で1千人増加したのに、公立高校志願者は83人しか増加していないとか。新聞によると。へ~。私学学費補助が国の制度化されたことによるのだとのこと。公立高校も存立の危機にひんしている学校もあるが、大阪並みの魅力ある高校づくりを先生も努力していただかないと。数年後には歴史ある高校が廃校になったりはしないだろうな~。


市議会3月議会の発言通告を綾部市議会HPからコピペしてまいりました。
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3月4日(日)午前9時30分から:代表質問
1 塩 見 麻理子(創政会)
人口減少対策とまちづくりの今後
(都市計画・定住・観光交流・子育て・教育)
○ まちづくり今後の可能性
・ 道路(京都縦貫道開通)、舞鶴湾が日本海側拠点港に選定等による綾部市のまちづくりの可能性は
○ 広域連携と地域主導型への誘導
・ 府行政の連携協力と北部5市2町の連携・協力
・ 「自分たちの事は自分たちで決める」地域主導型への行政の役割と方策は
○ 都市計画マスタープランとまちづくりへの影響
・ 都市計画マスタープランについて
・ 人口減少の推移と目標は
・ 線引きの見直しへの考えは
○ 定住政策
・ 住宅政策は
・ 若い世代の定住に向けた戦略は
・ 公営住宅の現状と課題・対策
○ 経済・雇用政策
・ 雇用政策の現状と今後について
・ 建設事業費25%増と地元業者発注への方策
・ 森林環境税の動向と地域経済への影響
・ JR線京都~綾部の特急増便について
○ 乳幼児施設のあり方
・ これからの乳幼児施設・環境のあり方に対する考えは
・ 八田地域はどうなっているのか
・ 中心市街地に綾部市立の施設(プラットホーム的役割)が必要では
○ 児童・学生施設のあり方
・ 吉美小プール建設の経緯と日程スケジュールは
・ 綾部高校の現状と課題、今後(中高一貫校等)について
○ 乳幼児~児童・学生(施設・環境)整備とキャリア教育
・ 乳幼児から児童・学生(施設・環境)整備とキャリア教育の重要性について

2 搗 頭 久美子(日本共産党)
施政方針
○ 消費税増税やTPP参加に反対し、市民の暮らしを守る市政を求める
① 市内の経済状況と消費税増税の影響
② TPP参加に対するその後の見解
③ 農業委員会が提出したTPP参加反対に関する要望書とその経緯
医療・介護
○ 国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料の大幅値上げは命と健康をおびやかす。市民を守る市政を求める
【国民健康保険】
① 国保料連続引き上げと市民への影響
② 加入者の所得と保険料の推移
③ 保険料・一部負担金の減免制度利用状況
【後期高齢者医療保険】
① 後期高齢者医療保険料の引き上げ率
② 不均一保険料の現状と見通し
【介護保険】
① 保険料引き上げの推移と見解
② 非課税世帯の保険料・サービス利用料の減免制度創設を
③ 介護者への支援策
エネルギー
○ 脱原発、再生可能エネルギーへの転換を求める
① 若狭湾一帯の原発再稼動をさせない努力を
② 市内の再生可能エネルギーの現状
③ 平成15年の「新エネルギービジョン」の再検討と、再生可能エネルギー担当課の設置で積極的な推進を
子育て支援
○ 子育てしやすいまちづくりで子ども人口を増やす努力を求める
① 子育て世代の経済状況
② 保育料の引き下げ実施を
③ 年少扶養控除廃止の影響(保育料、税金)
④ 保育の公的責任を放棄する「子ども子育て新システム」の導入をしないこと
⑤ 子どもの医療費助成制度の拡充を
⑥ 高い水道料の引き下げ実施を
⑦ 子育て応援事業
環境
○ 畜産の臭気問題の解決を求める
① 物部地域の悪臭の実態と解決方向及び他地域の現状
② 関係機関の連携で臭気問題の解決を

3 白波瀬 均(新政会)
防災
○ 防災対策の充実・強化について
・ 防災にかける思い
・ 総合防災訓練について
・ 被災体験者から学ぶ
・ 防犯カメラの設置について
・ 受援力について
・ 防災無線等について
・ 災害時の応援協定について
まちづくり
○ アウトレットモールの誘致で市の活性化を
・ 良好な交通アクセス環境を最大限に生かそう
・ 5市総と平成8年の地方・都市交流推進事業報告から
・ 立地条件に符号する綾部
・ 魅力あるまちづくりへのチャンス
行政改革
○ 指定管理者制度について
・ 導入当時と今日の利用状況
・ 成果と課題について
・ 指定管理者同士の交流・意見交換の場について

4 高 橋 輝(民政会)
経済・財政
○ 景気動向
・ 世界情勢と当市の景気動向
○ 本市への影響
・ 日本国債急落対策を
○ 本市の財政状況
・ 財政健全化の取り組み状況
・ 他市との比較
・ 税収増対策と今後の財政運営
○ 新年度予算
・ この一年の成果と今年度の重点項目将来への投資
○ 農商工連携プラン
・ 産業成長戦略企画検討事業
・ 再生エネルギー活用
○ 地域農業と担い手育成
・ 京都府の農業担い手対策・地域農業マスタープラン
○ 先を見据えたインフラ整備
・ 橋梁・上下水道、公園など
○ 子育て世代へ投資を
・ 医療費負担に続き保育料値下げを
市民参加型
○ ゼロ予算事業の展開を
・ 中高生・若年層・主婦層の声を市政に反映できる仕組みづくりを

【一般質問】
平成24年3月5日(月)午前9時30分から(発言者6人)

5 波多野 文 義(創政会)
安全・安心
○ 大雪による被害状況と今後の課題対応について
① 被害状況及びその対応は
② 除雪の協力体制に係わる、自治会ボランティア保険などの整備を
③ 雪下ろし作業の受け入れ紹介システムの整備を
④ 事前防衛対策(倒木対策)の実施を
地域振興
○ 命の里事業について
① 水源の里条例と合わせた成果の出る活用方法は
森林・環境整備
○ 森林整備とバイオマスタウン構想について
① 森林整備計画の特徴は
森林マスタープランの意義は
② 間伐材の全量活用とバイオマスタウン構想の検討を
③ 森林環境税導入要望と森林整備の推進による林材活用を
商工業振興
○ 商工業の活性化と雇用確保について
① 産学公連携による活性化を
② 企業誘致の推進強化を

6 久 木 康 弘(新政会)
市政
○ 市長市政運営
・ 山崎市長2年目の自己採点は
・ 折り返し点を過ぎた後半2年間の抱負は
・ 【宝】を活かすトップセールス
産業振興
○ 市内B級グルメの活性化
・ 昔から親しまれた郷土料理、食文化の再発見、地元食材活用によるオリジナルメニューの推進を
・ 市内初のB1グランプリの開催と近隣市との連携グルメ交流を
消防
○ 地域消防
・ 機能別消防団の必要性を認める地域とは
・ 物部分団に機能別消防団を
・ 水利確保について
環境
○ 物部地区異臭問題
・ 一進一退の現状について
・ 新たな改善策は
福祉
○ 家で死ぬということ
・ 人生最後のみとりの現場の改善方策について
・ 孤独死の対策
教育
○ 何北中学校耐震
・ 校舎耐震補強の全貌と室内運動場耐震改築、規模内容は
・ 災害緊急避難所備品整備について

7 井 田 佳代子(日本共産党)
福祉
○ 第3期綾部市障害福祉計画(案)
・ 第3期障害福祉計画(案)パブリックコメントの結果は
・ 第2期障害福祉計画の進捗状況は
○ 障害者が安心して暮らせる地域づくりを
・ 近隣市の施設整備状況は
・ 第3期障害福祉計画利用見込み数は
・ 第3期障害福祉計画サービス見込量確保の方策は
経済
○ 住宅リフォーム助成制度創設を
・ 経済波及効果の高い建築業の仕事が必要
・ 木造住宅耐震化を進めることで仕事おこしを
・ シェルター方式などが補助金対象になるのか

8 吉 崎 進(民政会)
防災
○ 原子力防災対策(EPZからUPZに変更)について
・ 市民の不安解消のため地域防災計画の見直しを早期に
・ 避難体制の整備をどう進めるのか(避難所、要配慮者の避難等)
・ 地域住民への情報伝達や企業等への情報連絡体制は
・ 仮設住宅の建設予定地、候補地についての考えは
・ 避難所に太陽光発電を設置しては
・ 次期防災訓練計画は
地域振興
○ 水源の里活性化について(条例延長を含む)
・ 上林5集落の方々の条例に対する今日までの想いは
・ 活性化に向けた今後の具体的計画は
・ 自治会長と地域リーダーの関係は
・ 条例5年延長で再び全国発信を
福祉
○ 高齢者や認知症の方の見守りについて
・ 高齢者の見守りは民生委員にまかせきりになっていないか
・ 情報の共有化はできないのか
地域活性化
○ 本市のオンリーワン、ナンバーワン、ファーストについて
・ 情報の検証は
・ 情報の市内外への発信を

9 村 上 静 史(民政会)
産業振興
○ 商業・工業・農業・林業
・ 3年目を迎えた山崎市政の各産業ビジョン
教育
○ 市長の「ふるさと講座」
・ 実施された感想を承りたい
環境
○ 物部地区畜産悪臭問題
① 現況の把握
② 「悪臭防止法」について
・ 当該悪臭はこの法律が適用されるか
・ 綾部市はこの法律の規制地域となっているか
・ 綾部市では、「特定悪臭物質または臭気指数」の規制基準はどう定められているか
・ 市に測定器はあるか、また測定実績は
・ 「事業設置者」から「悪臭を伴う事故の発生」についての通報は今までにあったか
・ 市として、現況について「住民の生活環境がそこなわれている」と認めているか。認めているのなら「改善勧告・改善命令」を行ったか
③ 「悪臭なし」に向っての対応策は
④ 対応策実施により、悪臭が収まらない場合、市としては今後どう対応するのか

10 相 根 一 雄(民政会)
まちづくり
◎ 都市計画
○ 都市計画マスタープランについて
・ 活力と賑わいの綾部を目指しての都市マス策定について
・ 都市計画マスタープランの策定現状について
・ 地域住民の意向をどう反映するかについて
◎ 住宅計画
○ 住宅計画について
・ 市営住宅の整備計画について
・ 新たな市営住宅の考え方について
・ 戦略的な住宅マスタープランの策定について
産業振興
◎ 雇用対策
○ 雇用対策について
・ 地域元気の源である雇用対策について
・ 雇用対策のバックグラウンド作りについて
・ 高齢化社会においての雇用対策について

【一般質問】平成24年3月6日(火)午前9時30分から(発言者6人)
11 田 中 正 行(創政会)
雇用就労
○ 市における障がい者雇用推進について
・ 市の障がい者雇用率の達成状況は
・ 公共施設のバリアフリーの状況は
○ 市内事業所における障がい者雇用の拡大
・ 障がい者実雇用率の達成状況は
○ 障がい者の福祉的就労と生活上の支援
・ 生産活動・福祉的就労の現状は
・ 障がい者支援施設の生産活動への支援状況は
教育
○ 中学校体育課程で柔道など「武道」が必修科目となるが対応は
・ 経過
・ 市内6校の選択される種目と準備状況は
・ 教員の導入に向けた研修状況と今後
・ 与えられた時間数で考え、内容が理解できるのか
・ 男女共に同一内容か
・ 安全面への配慮は

12 吉 崎 久(日本共産党)
教育
○ 上林小・中学校の建設について
・ 「小中連携」教育の結果総括は
・ なぜ一貫校なのか、その目的は
・ 24年度実施設計にあたって
環境
○ (仮称)綾部総合工場設置(喜楽鉱業の立地)の環境アセスについて
・ 準備書の縦覧場所について
・ 事業内容の変更に伴う環境への負荷は
・ アセスの対象地域について
・ 上林川断層との関係は
・ 地元の井戸水の確保について
防災
○ 今年の雪害対策について
・ 被害状況(全般にわたって)
・ 対策本部の設置と対応について
・ 総合的な災害復旧対策を
農業振興
○ 荒廃農地対策、有害鳥獣防止対策
・ 担い手、農地集積などでの対応
・ 23年実施の緊急総合対策事業の到達は
・ 22年度の被害状況と現状の捕獲状況
・ 「わな特区」の事業推進について
旧同和対策事業
○ 旧同和対策で作られた農業施設などの払い下げについて
・ 到達点と進まない原因は
・ 期日を決めての解決を
・ 譲渡の形態について

13 村 上 宣 弘(新政会)
農林漁業
○ 六次産業化について
① 農林漁業者等の範囲及び認定を受けられた農林漁業者等は、京都府並びに綾部市にはどのくらい存在するのか
② 認定に関する要件及び手続きの手順はどうか
③ さまざまな支援策とは
・ 農業改良資金融通法等
・ 野菜生産出荷安定法
・ 農地法
・ 酪肉振興法
・ 都市計画法
・ 食肉流通構造改善促進法
④ 従来、経済産業省と農林水産省が共同で実施している「農商工等連携支援」との相違点は
⑤ 支援策を受けて、綾部ではどのような可能性があるか
・人材育成、定住促進、学校給食等

14 安 藤 和 明(創政会)
防災
○ 防災体制の充実で安全・安心なまちづくりを
・ 「安全・安心」防災に関する重点予算に関して本市の課題把握と今回の予算化について
・ 予算計上の防災行政デジタル無線施設整備事業の概要と、防災広報システムの整備目標は
・ オフトーク通信の後継対策や福祉ブザーなど防災行政無線システムの機能充実は
○ 市役所等の耐震工事について
・ 防災センター機能の市役所の耐震診断結果は
・ 庁舎の耐震工事や改造の概要・概算工事費は
・ 学校などの公共施設の耐震化の進捗率や耐震化工事の今後は
環境
○ クリーンセンターなど公共施設の維持経費は
・ RDF施設完成後10年。維持経費増高。現状は。旧施設の解体は
・ 発電施設の発電量と発電に必要な経費比較は
財政
○ 府下で最初の市土地開発公社解散と今後
・ 市土地開発公社先行取得事業の総括は
・ 公社解散。他市の状況は。財政への影響は
・ 市の財産となる公社用地の利活用・処分について
教育
◎ 国民文化祭の成果と一過性に終わらせない取り組みは
○ 国民文化祭の総括と国文祭を活かすまちづくりについて
・ 実行委員会への負担金総額と実績は
・ 里山合唱祭、里山シンポジウム開催の具体的効果は
・ 今後どのように文化活動に生かすのか


15 森 義 美(公明党)
政治姿勢
○ 新年度予算案について
・ 就任3年目の決意と主要施策は
○ 地域主権について
・ 権限移譲による本市の対応は
地域活性化
○ スポーツ観光まちづくり
・ スポーツ基本法の制定と概要は
・ 本市の取り組み状況は
・ 新たな取り組みへの考えは
○ 合唱のまちの推進
・ 地域、学校、職場等の活動状況は
・ 指導者、活動費等の現状と今後の考えは
○ 観光ツアーの取り組み
・ 取り組み状況と成果は
・ 各種連携による取り組みの考えは
農林行政
○ 有害鳥獣対策
・ 鳥獣被害防止柵の設置状況は
・ 今後の維持管理はどうするのか
・ 来年度の対策事業はどうか
世界平和
○ 平和への発信
・ 主な取り組み状況は
・ 中東和平の今後の取り組みは

16 堀 口 達 也(日本共産党)
財産管理
○ 土地開発公社と(株)水夢との「土地使用賃借契約」で、「有償」か
ら「無償」に変わった経緯は
・ H15年賃借契約は、10年後に買取りを条件に、地代は有償で
契約
・ H17年契約を変更し無償に
・ H25年に買取りの特約条項がある
○ 市有財産の貸付は有償が原則
・ 市有財産の無償貸付等は、公共団体、公共的団体に限られている
・ 土地の買取特約の趣旨は継承すべきではないか
防災・減災対策
○ 原発事故や、地震・風水害等対策の強化を
・ 緊急防護措置区域(UPZ)の設定をどのようにするのか
・ ヨウ素剤の事前配布
・ 災害時の避難所開設時の図上訓練
公営住宅
○ 「市営住宅のあり方」提言を受け、今後の改築等の方策は
・ 「改築」「維持管理」「用途廃止」「譲渡」をどのようにするのか
・ 民間住宅の活用はどのようにするのか

# by ando-ayabe | 2012-03-02 00:08 | 議員政治活動  

籤運

2月28日(火)本当なら2月は今日でお終いだが、4年に1回29日がある。閏年。うるう年の2月29日に生まれた子供は、誕生日が4年に1回しかない。なんてかわいそうなのだ。でも、うるう年に生まれた子どもの年を数えるのは判りやすい。と言うのも、我が子は24年前に生まれている。今年で24歳か~。もう一昔前なら結婚をして子どもの一人も産む年ごろ。しかし、最近は晩婚化で24歳や25歳ではなかなか結婚する気にならないようだ。

それと言うのも高学歴化が影響している。高卒の男女なら社会人になってもう6年。結婚して子供でもとなる。しかし、昨今大学へ行く子どもが多くなった。大卒ならまだ卒業して2年。社会人と言っても新人の部類。なかなか安定しない。7・5・3と言われるように、まだ腰が据わらない。女性だって親から監視の目が離れて、2・3年なら、少し羽を伸ばしたい。すぐに結婚して家事と出産・育児に入るなんて、不平等とでも思っているのだろう。男性は妊娠できないから困ったものだ。

それに、この頃は旦那の被扶養者になること自体不安定極まりない。仮に被扶養者になっても、3号被保険者では、年金はいくらも加算されない。女性も働いて厚生年金の権利がないと、途中で、別離があるかもしれない。ましてや、男女共同参画の時代。「女性が育児を」と言う概念は、通用しなくなりつつある。

となるとどうしても、少産傾向になる。育児の役割分担。となると、徐々に夫権は無くなって、妻権が強くなる。
最後は共同生活者のようなことになる。と、日本の社会や人間社会はどうなるのだろう。ま~そんな先の心配していても仕方がない。
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今日は、一般質問の締め切りが正午。午前中にメールで「発言通告」を送り、午後1時から抽選会。一般質問の発言順を各会派の代表者が参集し、抽選の籤を引く。創政会は私。民政会は吉崎進市議、新政会は白波瀬均市議、共産党は堀口市議。

一昔前までは籤を引く順をくじしていたが、そんな大層なことは止めようと、適当に会派の発言者の人数分の籤を引くことになった。

くじ棒の下に発言番号が印字されており、一気にえいやーっと籤を引く。(私なら3本)
3月の第1日目は3月4日で、日曜議会。FM放送の順番もすでに決めてあり、ここは籤を引く必要がない。
3月5日(月)と6日(火)の発言者の人数分の籤を引く。今回の発言者は16人。綾部市議会は一般質問の通告者が多いことで有名。木下議長と高倉副議長以外の16人が一般質問をする。

順番は
3月4日(日)『日曜議会』
塩見麻理子(創政会)
搗頭久美子(日本共産党)
白波瀬 均(新政会)
高橋  輝(民政会)

3月5日(月)
波多野文義(創政会)
久木康弘(新政会)
井田佳代子(日本共産党)
吉崎  進(民政会)
村上静史(民政会)
相根一雄(民政会)

3月6日(火)
田中正行(創政会)
吉崎  久(日本共産党)
村上宣弘(新政会)
安藤和明(創政会)
森  義美(公明党)
堀口達也(日本共産党)

さて、籤運はどうだっただろうか。民政会は2日目の午後3人連続で発言。創政会は、3日間とも第1番の発言。共産党は3日目のトリ。

今回は、要注意。初日は4人で早く済むが、2日目・3日目は一日6人で結構時間を要する。

抽選会ご、私の発言通告内容に関して答弁作成の関係で、担当職員とヒアリング。午後3時半終了。議長と話をして、副市長と話をして、建築都市計画課へ出向いて帰宅は午後5時。

食事をしていたら、タカオさんとチュウケイさんからお誘いの電話。話しに行く。途中でカワキタレンチョウやマモチャンにも出会い「あやバス延伸」の話しや「豊里の介護施設」など相談を受ける。

# by ando-ayabe | 2012-02-29 11:19 | 議員政治活動  

飛散・悲惨

2月27日(月)雪がまだ降っている。変な気象だ。3月に入ると一気に15度までに上昇するとか。
いよいよ四季のうち春と秋の一番過ごしやすい季節のシェアが狭まるのかな~
過ごしやすいと言っても、人災の気もある花粉「飛散」も待ち構えているし「悲惨」だー

今朝は、3月議会の開会日。午前9時前には議会へ登庁し、部屋会を開催し、全員協議会へ。人事案件を処理し、9時45分から市議会本会議。

いよいよ昭和26年(27年3月まで)生まれの60歳定年の部長達も最後の議会。緊張気味だ。(でもないか)
私と同級生の皆さんが3月末で退職だ。本当なら、私も最後の議会なんだな~。(感慨ひとしお)

人生40年を公務員で過ごした皆さん(私は36年)お疲れ様です。いよいよ最後の議会。思いっきり発言してください。同級生には本当に議員活動お世話になった。(別にコネクションという意味ではありませんよ。)色々まちづくりや行政の進め方などで議論したという意味。

山崎市長から、市政方針説明。片山教育委員長から本年度教育方針説明。山崎市長の「鳥の目」「虫の目」で、市政に当たるとの強い決意表明・議案は48本提案。大変だ。これを審議する。久しぶりにたくさんの議案です。内予算関係が補正予算を含め23件。条例制定・改正が19件。その他が6件。合計48件。そのほかに専決処分報告が2件、人事案件が2件で、総合計52件。

人事案件では、上原副市長の副市長選任の同意案件1件と、四方健治さんの人権擁護委員推薦議案1件。
いずれも本会議で、即決可決された。上原副市長には、2期目。長年の行政経験を生かして山崎市長をサポートしていただきたい。期待しています。財政も良く熟知しておられる。本市財政のかじ取りもシッカリとしていただけるだろう。

今年の重点は、「安全安心」東北大震災や福島原発での教訓を生かさねばならない。不断に怠ることのない防災の心構えが大切だ。そして何より、防災情報が早く市民に伝わり、避難誘導など、自助・共助・公助の社会構築が何より大切。予算でもシッカリとその点配慮してあるようだ。一般質問の重点はそこに力点を置いて質問しようと思っている。


11時に本会議は終了。そのあと、産業厚生環境委員長と、総務教育建設委員長に、議長室にご参集いただいて「土地開発公社解散の議案4件」について、両委員会に関連し、総務教育建設委員会の審議が産業環境厚生委員会の審議の結果の影響を受けることから「連合審査」と言う形で進めることとなった。

で、総務教育建設委員会は、2日間にわたって開催されることとなる。ところで、綾部市土地開発公社が解散するのだが、色々な思い出が浮かんでくるものだ。右肩上がりの成長期に土地開発公社の先行用地取得事業は大いに機能した。この組織のおかげで、今目に見えるインフラの多くを整備することができたと言っても過言ではない。しかし、時代は冷酷だ。あの活気に満ちた時代。夜の会合も厭わなかった。10円、20円の価格交渉。早く事業化したい。しかし、価格は安く欲しい。地元対策委員会との交渉。握手ができた時の喜び。
走馬灯のように思い出される。

あ~うたた寝していたのか。

午後は、一般質問の発言通告の最終校正。質問文案も作成。午後4時。所用で京都へ。午後10時帰宅。

# by ando-ayabe | 2012-02-28 11:24 | 議員政治活動  

家で最後

土曜日のNHKドラマは涙して止まらなかった。「家で死ぬと言うこと」渡辺美佐と高橋克典。良いドラマだった。ふるさとが嫌いと都会で結婚した娘。白川郷のふるさとで、一人死を待つ母。都会の物質的な豊かさの中で、心を失っていく夫婦、親子。引きこもりの長男と配置転換で勢いを失った夫。二男の進学ばかりが気になる妻。

そんなとき、母を東京へ引き取って病院で死を迎えさせようとする娘(妻)の言葉を聞かずに、白川郷の家で死ぬと聞かない母。

家族の絆、地域の絆の大切さ・温かさを感じたドラマだった。私も家人と一緒に父と母を自宅で看取った。家族の愛に包まれて息を引き取る幸せ。自分自身の死をどこでどのように迎えるのか。誰に看取られるのか。考えさせられる。

26日。今朝は午前11時半。公会堂での青野町卓球同好会の総会に出席。卓球の練習はいつも欠席ばかりしている。こんなときくらい協力したい。みなさんとも話がしたい。5月27日の自治会対抗卓球大会へ向けて拳固めができた。地元と言うことで、山崎市長も駆けつけてくださった。子どもの頃卓球で遊んだ思い出話や青野町のことなど話してくださった。忙しい方で、30分ほどで退席された。良く時間を割いてきてくれたと。話ができて良かったと皆さん満足しておられた。
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昼食を食べながら、青野町の市道整備の話しや自治会の運営のこと、街づくりのことなど意見を聞かせていただいた。

午後1時30分。世界連邦運動協会主催の平和講演会があるとのことで(すっかり忘れていたら、卓球同好会の総会に参加されていた山崎市長から是非と誘われた。)お昼の総会で缶ビールを頂戴したが、聞き役ならよかろうと参加。アスパホール。

講師はNPO法人テラ・ルネサンスの理事で、紛争国の地雷除去活動やアフリカの子ども兵の社会復帰支援や東日本震災被災者支援を展開しておられる鬼丸昌也氏で、紛争国の実態や、世界平和への草の根運動に関して話をしていただいた。
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コンゴやウガンダの子ども兵の実態は相当ショッキングな話しで、テレビや雑誌では見たことはあるものの、話として聞くと、ショックな話だ。ユニセフの活動でも、綾部市は進んでおり、織り込み済みの話ではあったが、初めての人には印象深かったことだろう。

講演資料にガンジーの言葉が印象的だった。
「善きことはカタツムリの速さで進む」
また、鬼丸さんが組織されているテラルネサンスの目的は「世界平和を実現すること=すべての生命が安心して生活できる社会の実現」と書かれている。

世界平和はガンジーの言うように「善きことはかたつむりの速度」一方で紛争が収まれば、片方で紛争が勃発している。シーレーンを守ることで、イランは反発し、富と貧しさの偏在の中で紛争が起こる。中国共産党のように、人民のための政党が、四川省やネパール問題に見られるように少数民族を弾圧する。ソビエト共産党やルーマニアなど東欧共産圏諸国における人民粛清がかつては日常化していた。4千年の歴史の戦争をしているイスラエルとパレスティナ。シリアのアサド政権と反政府勢力。

それでもガンジーの言う「カタツムリの速度で前に進んでいる」のだろうか?

しかし、いつも、良い話しは何度も聞くのだが、聞くだけでなく、世界平和を具体的にどう進めるのか、もう実践のときだと思うのだが、主催者からは一向にその声は聞こえない。市民憲章推進協議会も世界連邦推進協議会も「話は解った。それで、実践はどうする?」話しを聞いているだけでは、世界平和や市民憲章の実現にはつながらない。

昨日の京都綾部ユニセフ協会総会。平成22年度9ヶ月間だけだったが、60万円の寄付を集められた。協会理事さんは、女性を中心に35人。綾部協会の会員さん171人(年間会費5000円)。事業部会では、「貧者の一灯」の思いで、バザーやカードをイベントごとに出向いて売って市民から寄付を頂戴し、世界の貧困にあえぐ子どもたちを支援している。学校部会では、学校の現場へ出向いて、世界の貧困で苦しむ子どもたちの話を子どもたちにしている。活動は地道で実践的だ。事務局の経費捻出に苦労しながらも、目的意識をもって活動を進めている。

片や世界連邦運動協議会、市民憲章推進協議会。事務局は市役所の職員で、事業費も市から補助金をもらって活動している。ユニセフに比べると明らかに恵まれているが、京都綾部ユニセフ協会のような活動ができているだろうか。お役所任せではなく、市民運動として進めていかなければ活動のマンネリ化は避けられない。

講師の鬼丸さんがあなたにできること「①事実を知ること ②実践すること③まわりに伝えること」と仰った。
せめて、講演終了後、閉会のあいさつで、「市民憲章と世界連邦では、今日の話を聞いて、これから募金活動を実践します」と行動提起くらいしてほしかった。

午後4時半終了。午後7時から自治会組長会。組長手当を交付した。午後8時過ぎ終了。

明日から議会3月議会が始まる。

# by ando-ayabe | 2012-02-27 01:32 | 日々の生活