人気ブログランキング | 話題のタグを見る

世代交代

10月26日(日)
朝からお寺の冬支度。青年部の皆さんと、ストーブを出したり、冬用のじゅうたんやふすまに取替え。
午前11時半から綾部混声合唱団の皆さんとあやべ温泉緑土にて交流会。歌を歌ったり、話をしたりと楽しいひと時を過ごす。午後4時綾部へ。アスパで茶話会。午後5時に帰宅。午後7時半から自治会組長会に出席。午後8時20分終了。帰宅。夕食。篤姫を観る。

合唱団の団長の石角修さんが、「黒谷和紙もみじ祭り 紙すき体験 黒谷和紙を語ろう会」のご案内をいただいた。石角団長は黒谷町自治会長で、11月15日(土)11時~16時に手すき和紙体験会を開催される。今50人の体験者を募っておられるそうです。
町内にある熊野神社の「紅葉狩り」をして、その紅葉を和紙に漉き込むそうです。会費は500円で昼食付きです。参加してみようと思われる方は、黒谷和紙協同組合44-0213へお問い合わせください。

午後10時50分 奈良県葛城市長選挙で、関西若手議員の会の山下かずや市長候補が見事当選した。一昨日。奈良県まで塩見市議と応援に行き、街宣や桃太郎など行った。現職市長に1300票差で当選したとのこと。相手候補は現職で、多くの団体推薦や自治会組織のバックもあったという。選挙は準備期間や推薦数、動員数では形勢は判断できない。なんともいえない市民の反応だ。空気と言うか風のような、見えないけれども、なんとなく良い雰囲気。そんな匂いの様なものが、票の流れを変えてゆく。
世代交代_f0111128_22505717.jpg

39歳の若さだが、バイタリティと行動力の男が市長に当選した。公平公正なそして市民一人一人の声を大切にする清新なまちづくりを進めてくれることだろう。

選挙は「攻め」でなければならない。そして「義」がなければならない。

現職市長は4期目。多選はどうしても「澱む」。職員の不正超過勤務問題や一部地域への公共事業の異常発注など、この4年間でほとんどの基金を取り崩し一部地域の開発に偏った市政運営が批判されていた。

多選の弊害がよく言われる。政治家は本当にハードな仕事。私は36年間市職員として市長や市議など時の政治家に接してきた。その経験から、政治家は2期~3期が本当に力が発揮できる期間だと思う。その間に政治家としてリーダーシップを発揮し、市民本位のまちづくりを進める。施策のスパンは概ね5年から10年(3年ごとに見直すこと。総合計画の基本構想は15年程度だが、実施計画は5年ごとに策定などその根拠はいくらでもある。)
政治家は、その間に施政の成果をあげなければならない。10年もたつと最初の施策は時代に合わなくなっている。そこで次のリーダーが現れ、次の10年間の施策を進めることになる。同じ人が次のスパン(10年)に入ろうとするとまた3期必要だ。すると、無理な施策展開を行うことになる。最後まで責任が取れるのなら良いが6期も7期も政治を司る事は困難。ある市議が3期でお辞めになった。その時「私は3期12年間、女性の社会参画を訴え続け、男女共同参画条例を作ることが出来た。自分のひとつの仕事をした」と引退された。潔い政治姿勢だと思う。

それにしても件の山下新市長。大きなバックがなかった。あったのは議員同志の友情と、市民への信頼だ。市民の1票1票の積み上げは、これからの市政推進に大きなささえとなる。市民一人ひとりを大切に市政を進めてください。

by ando-ayabe | 2008-10-26 22:36 | 日々の生活  

<< 経済セーフティネット PTA前日交流会 >>