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蛍雪

3月14日(金)
綾部中学校の卒業式。2度目の出席
今年も221名の生徒が学舎を巣立っていった。
節目の行事として背筋が伸びる。君が代も大きな声で歌った。
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仲田校長は「もう一人の自分の存在を認め、しっかりと明日を見つめ生きて欲しい」と話された。
落ち込む一人の自分。励ますもう一人の自分。もう一人の自分を感じて、苦しくなったときやくじけそうになったとき、もう一人の自分に励まされ、頑張れる。

教育委員会からは、「今ある自分に感謝し、『志』を持って生きて欲しい」との挨拶が教育委員長から話された。

村上正一PTA会長からは「今日家に帰ったらご家族に感謝の言葉をかけて欲しい」との言葉。

送辞の言葉を生徒会長の2年赤見坂裕輔くんが先輩の後を継ぎしっかりと学校生活を確立すると。そして答辞を、3年6組若林渚美さんが、三年間を振り返って、涙を誘う感動の答辞を。
会場は卒業式にふさわしい感激の式となった。
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大地讃唱」の大合唱で61回卒業生にふさわしい格調高い卒業式となった。

どのような教育環境でも、子ども達は一生懸命育とうとする。学ぶ意欲を削がないよう、大人は社会総係りで子どもの教育環境の保障のために力を注ぎたい。痛切に思う。

学力を向上させるだけが教育の目的ではない。しかし、最低限、学び向上しようとする子達の意欲を削ぐような状況は大人が回避し、出来うる最大限可能な教育環境を子どもに与えたい。
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京都市内の御池中学を見学で訪問した娘が、余りの中学の教育環境格差にため息を漏らしていた。
教育には明治時代から一番の力を注いできた京都市と、財政再建団体を出入りしていた脆弱な綾部市と比較するほうがナンセンス。致し方が無いと言えばそれまでだが、どんな環境でも努力次第とばかりは言っておれない。

最低限。落ち着いた教育環境を社会総係りで確保しなければならない。

by ando-ayabe | 2008-03-15 19:13 | 議員政治活動  

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