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芥川賞は31歳のシンガーソングライター・良き時代

昨夜、エコ偽装のことを日記に書いたら、今夜のニュースは、そのとおりになった。考えることは一緒だ。常識的な疑問を書いている。

「今夜は何を書こうかな」なんて思っている。

そうそう川上未映子の芥川賞受賞、今朝の新聞・テレビの話題だったな。
彼女のブログ読んだ。なかなか、やっぱり長い文章で、大阪弁で、実際には受賞作品は読んでいないのだが、私のような年寄りには読み難いだろうなーと思う。ブログを読んで分かる。

しかし、文章は大阪弁で書いているとか。大阪弁を原稿に(もちろんPCで)だろうけど、書くのは大変とちゃうかなー。そんなことあらへんのとちゃうやろか?田辺聖子が大阪弁で小説を書いた最初の人やって。田辺聖子がエッセイ書いていたけど、大阪弁は商売人の言葉で、穏やかに丸く治めようとか、商売人らしい柔らかな感触だと書いていた。神戸へ行くとまた少し違う。とか。関東に行けばもう喧嘩してるんかなーと思うような言葉でぎすぎすしているのだとか。

31歳でシンガーソングライターで、弟の学費を捻出するためにホステスになったり、作家になるためには、頭で書くにしても、それなりの人生観が無いと書けない。彼女の書いているものは、なんか哲学的な、生き方などそれなりに影響を受けた作家がいると書いてある。

それともう一つ、今、昔の文学が表紙をリニューアルして書店で新刊よりも売れているという。
カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)とか、人間失格(太宰治)吾輩は猫である(夏目漱石)とか、先日立ち寄った京都の本屋にも、文庫本で昔の作家の本が所狭しと並んでいた。そして結構なスペースをとっている。「碧眼録」もそのコーナーにあったのだ。

文芸春秋の巻頭にはいつも「阿川弘之」の髄筆が載っている。日本人は「軽躁」で静かに過ごす事を習えと言っているような。

止まぬ偽装問題。親族殺人。ざまざまな凶悪犯罪。暫定税率騒動。参議院のねじれ現象で、天下を取ったかのような傲慢な政治家の顔、言動。昨今の社会現象はまさに「軽躁」

少し静かに物事を考えて。冷静に頭を廻らせて見てください。
簡単に欲求を発散させる、本当にそんな短絡的な思考で良いのか?

苦しいから今改善せよ。できないなら駄目だ。謝罪。殺人。選挙。そんな短絡的思考でよいのか?

「大人の見識」阿川弘之著を読んでみよう。

何事も物事の中味をしっかり捉えて、最善の行動を行いたいものだ。まず「沈思黙考」こそ今必要

by ando-ayabe | 2008-01-18 00:42 | 日々の生活  

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