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本物勝負

北都信金で払い出しを待っている間に毎日新聞を読んでいると「余禄」欄に面白いことが書いてあった。

五輪と「網民」
 年が改まってから北京五輪の話題が増えた。日の丸が何本あがるだろうかといまから楽しみだが、一抹の不安がある。かつてサッカーのアジア杯で起きた反日ブーイング騒ぎだ。晴れの五輪であんな非常識なことが繰り返されたらぶちこわしだ

あの当時、反日ブーイングをあおったのはインターネット上で民族主義的な発言を競う若者たちだった。ネットの住民という意味で「網民(もうみん)」と呼ばれている。ネット世論の影響力は、その後の反日デモでも立証された

だが、このところ流れが変わってきたらしい。中国のインターネット新聞社が網民を対象にして「好きな隣国・嫌いな隣国」というアンケート調査をしたそうだ。「一番好きな国」は、パキスタン、ロシア、日本の順番だった。結構、日本びいきがいるのである

だが「嫌いな国」でも日本は2位。中国人が日本に対して愛憎入り交じった感情を抱いていることがわかる。ちょっと意外なのは嫌いな国のトップが韓国だったことだ。嫌韓が反日を上回った。中国でも韓流ドラマは人気があるし、中国にいる留学生で一番多いのは韓国人なのに

原因は、中国と同様に過激な韓国のネット世論らしい。韓国の網民の間では、「孔子は韓民族の出身である。有名な美人の西施(せいし)もそうだ」「印刷術や火薬を発明したのはわが韓民族だ」と自国中心の歴史解釈が盛んで、これに中国の網民が反発しているのだそうだ

反日の温度が下がったのは結構だが、嫌韓の陰で目立たないだけなら油断できない。競技場に民族主義や政治を持ち込むのは五輪精神にそぐわないのだ。そんなこと、いまの網民は承知している--と思いたい。

【何が面白い記事なのか】
ネット国民を「網民」ネットは「網」国民の「民」で、「網民」
網民は怖い。匿名性を利用して多くの人が意見を言っているように見せかける掲示板があったり(実は当人ともう一人の人が何人もの匿名を騙り、多くの人が言っているかように見せかけている)また、一人芝居やっている掲示板もある。

匿名にするなら、掲示板の主催者は、自分の掲示板に責任を持たなければならないと思う。
匿名と言うのは、ネットで徹底的に日本バッシングした隣国の民族主義に似ている。
匿名投稿を故意に野放しにしている掲示板主催者は実は実行犯に近い。釈迦は、それおもお許しになるだろう。結局は自分に帰ってくること。虚しい事もあるだろうに。

孔子は「韓民族」だったのか。韓民族も満州民族も中原を制した中国民族も日本民族もみんなもとは同じではないか。国に誇りを持つのは良いが、他国の冒涜だけはやめようよ。

人間皆兄弟。「嘘」でない「本物」勝負だ。

by ando-ayabe | 2008-01-11 20:49 | 日々の生活  

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