人気ブログランキング | 話題のタグを見る

治国平天下

12月25日(火)
11時ごろ府の工業団地にある立地企業さんを訪問。色々お話しさせていただく中で、苦情をお聞きする。「工業団地の街路灯が消えたままになっているデー。最近5時ごろには暗くなって通勤者が困っているんやな。」

早速担当課に電話を入れた。すると、夕方5時ごろに電話がかかってきた。「漏電していまして消えていました。」「すいません直ちに直しておきました」
すると、ものの20分も立たない内に企業さんから「早速直していただいてありがとうございます」「従業員も喜んでいます」

最近行政の対応が速い!!とても良いことだ。何時までも結論を引き伸ばさず、できることできないこと。現在の状況など、しっかりと対応してくれる。当事者は不安になる。そこで聞かれたら安心させながら、状況を説明する。当事者は安心する。お互いが信頼関係で物事は進めたい。

午後「故林田悠紀夫氏を偲ぶ会」がホテル綾部で開催された。
多くの市民の皆さんが参加されていた。

前京都府知事荒巻禎一氏が印象的な話をされていた。
「KYOTO現象」Kは京都。Yは横浜、Oは大阪、Tは東京、Oは沖縄で、それらの都府県が全て、革新から保守・中道に変わったこと。
その先鞭を切ったのが京都の林田知事で、京都現象と言われたこと。

林田知事によって、高速道路など社会基盤が一機に進んだ。遅れていた圃場整備も進んだ。オムロンなどの優良企業の立地や府営工業団地の造成にも着手。中丹文化会館の建設も綾部総合運動公園体育館も建設された。
京都縦貫自動車道路も近畿自動車道路も、山陰線の電化も由良川堤防工事もこの時期に進んだ。

蜷川府政や黒田大阪府政、社会党の飛鳥田知事、美濃部都知事など革新知事の地方政治は、その時代を担うものだったかも分からないが、有権者の風は、変わった。

そして、保守・中道の風に変化した。そして今、少し風向きが変わろうとしているのか。果してその風は北向きの風か、南向きの風か。同じ風向でよいのかどうか?

林田さんの功績は本当に大きい。名誉市民林田悠紀夫さん。ふるさと綾部の誇りです。

己を省みず、世のため人のためただひたすら風を吹かせ続ける。

by ando-ayabe | 2007-12-25 20:31 | 日々の生活  

<< 綸言汗のごとし 世界平和の祈り >>