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視察調査

市議会創政会では、10月29日から31日まで会派視察調査を実施した。
5名の会派のうち高倉市議は、地元用務のため、やむなく欠席。木下幹事長以下4名のメンバーで、次の政策課題の調査のため、視察調査を行いました。
①市議会改革(子ども議会の実施)【大分県臼杵市】
②行政改革(職員の意識改革・四位一体改革)【大分県臼杵市】
③地域情報化推進(CATV・インターネット)【大分県臼杵市】
④財政分析(バランスシート・事務事業評価の外部評価手法)【大分県臼杵市】
⑤教育改革(臼杵大好き検定・小中学校統廃合)【大分県臼杵市】
⑥中心市街地活性化(昭和のまちづくり)【大分県豊後高田市】
⑦市民協働(コミュニティの再編・コミュニティ活動推進条例・コミュニティ活動の先進事例)【福岡県宗像市】

3日間。時間一杯使い、質疑と現地調査など、費用対効果を最大限発揮するべく、調査してきました。

これからしばし、レポート作成などを行いたい。行政に、市長に提案できることはどんどんしていきます。

実践できることはそれぞれの議員が、地域で、議会で、行政にフィードバックすることが、費用対効果に相対することだろうと思う。

過日、テレビに片山元鳥取県知事が出演していた。その時司会が「議員の数をもっと減らすべきでしょう」との質問に答えて、「いいや今の課題は、議員の質を如何に上げるのかが問題なんです。」「議員の質が上がれば、報酬UPも良いし、人員も増加しても良い。議員の質を上げることが今一番大事なのです」と答えた。

つまりそれは、議員の質が低いと言うことだ。議会で居眠りをする。会議に遅刻する。質問も何もしない。視察に行けば物見遊山にでも行くような議員。勉強もしない。

日本全国多くの自治体議員が日本全国の自治体へ視察に行く。都道府県議会議員や国会議員なら、時には、海外などへ公費を使って視察している。

公費での視察に見合う成果を残しているのか。市民はしっかりとチェックすることが大切だ。
「視察に行って成果は、どの程度行政の政策に反映しているのか?」「議員の資質向上に役立っているのか?」

訪問先の自治体で対応する職員も同様だろう。職員数は減少しているのに、自分たちの地域の仕事をするのではなく他の自治体の議会の視察対応。「説明したことがどれだけ議員の身になり、行政施策に反映しているのか?」と。
(かつて対応した者としては、そんなことを思うこともしばしばだった。)

最低限。視察レポートを作成し、行政・市長に提出するくらいはしたい。そしてその上で、視察しに基づいて、議員提案で「条例化」へ持ち込むことができれば。

議会の視察は、常任委員会で2年に1回。議会運営委員会も2年に1回、議運のメンバーなら毎年1回は視察に行っている。加えて、会派の政務調査費によって年間1回以上視察している。その全てが「税金」

学ぶ機会はどんなチャンネルでもある。要はそれをどのように市民のために生かすのか。ということだ。

まさに「知行合致」

by ando-ayabe | 2007-11-01 00:12 | 議員政治活動  

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