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囲碁の世界

8月30日(木)

午前10:00 お世話になった方の母上様のお葬式に参列。
午後1:00~3:00 農業関係団体の経営陣との意見交換会。
午後4:00 敬老会の自治会負担金支払い。公民館人権研修会のまとめと写真を公民館へ。午後4:30 自治会交通安全灯の市道占有届けを市役所に提出。その後市役所内で勉強させていただく。
午後5:00~9:00 囲碁の師匠のIさんから電話。「元気かい?」囲碁の指南を受けつつ一献。よもやま話。

囲碁は習い始めたところ。難しい。最初の大局観からして人間性が出てくる。
寄せになると、緻密な判断と決断。頭の悪い私にはなかなか。
攻める一方では駄目。相手を見ながら自分の余地も考え配石。

常に相手の存在を意識し、相手の気持ちも読みながら、戦略を考えねばならない。一旦盤面に対峙した相手。開始された一局は、相手の心を読みながら進めねば、先へ進むことは出来ない。

仕事も同じではないか。

盤面で未熟さから迷うことがあり、一旦置いた石をうろうろ盤上でさせたり、一旦置いた石を変えたりすることがある。そのつど、師匠に叱られる。

一旦置いた石。もとに戻すことは出来ない。相手も既に対応を考えている。安易な判断は大きく局面を変え、負けに繋がる。

「朝令暮改」と言う言葉がある。
朝出した言葉や決めた事が夕方にはまるっきり変わっていることだ。
「朝令暮改」は囲碁の世界では通じないと思う。一旦置いた石は、もう変えることは出来ないし、置いた石に責任を持たねばならない。

相手がある仕事の世界でも「朝令暮改」はあってはならないと思う。決断したことに責任を持たないといけない。仮に判断・決断の誤りは結果に対する「責任」を伴っていること。

判断の途中では、時間とともに、朝の判断は誤りだったと気がつく。気がついたとき判断ミスを修正することはある。身内や自分だけの仕事なら許されるかも知れない。

一旦部外に出ればそれは朝令暮改では済まない。仮にそれでも朝令暮改があるとすれば、当然に「謝罪」「訂正」「責任」がついてくる。仕事を進める上では当然だろう。

「糊塗」を繰り返すと「信頼」「信用」は薄れる。組織内部には、「失望と意欲の低下」「組織の沈滞」を招きかねない。

囲碁の世界は、物事を進める上でのプロセス・結果を物語っているように思う。
まだまだ浅い理解かもしれない。もっと囲碁の世界から社会を理解したい。








 

by ando-ayabe | 2007-08-31 09:28 | 日々の生活  

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