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二人の死

朝から創政会の会議。午後は、市民憲章推進協議会総会。

午後。とんでもないニュースが入ってきた。

松岡農林水産大臣の自殺。現役閣僚の自殺は戦後初めて。

夕方から夜のTVでは、色々なコメントが。
石原都知事は、「彼は責任を取って死を選んだ。侍だ。」国民の多くは、「事実を明らかにして身を処すべきだった。」「安倍さんがかばいすぎて、辞めるにやめられなかったのでは?」色々な憶測や見解がTVをにぎわしている。

同じテレビで、ZARDの坂井泉水さんが癌と戦い、転落死したと報じている。
ZARDの「負けないで」の歌で、どれどれほどの人が生きる勇気を与えられたであろう。
癌が転移しても、最後まで歌い続ける努力をしていた彼女。

松岡さんの死は、疑惑を抱きかかえたまま、相克の中で、憤死したかのようだ。
安倍総理は、「慙愧に耐えない」とコメント、しかし、若い総理。自分とかかわった末の農水大臣の死に、相当なダメージをうけているのであろう。安倍晋太郎(父)は病死だが、近親者の政治にかかわっての死。ましてや疑惑にまみれての孤独な死。

誰をかばったのか、何をかばったのか、軋轢に負けたのか。自分自身をかばったのか。
政治家として、潔く死を選んだと見るのか。老体を晒して、裁判闘争に明け暮れ、「クロ」「シロ」と言い続ける政治家もいる。どちらも国民の政治怨嗟を助長する行為に他ならない。

最後まで生きようとして、突然の事故死のZARD。彼女には素晴らしい歌が残った。おそらく彼女の歌は、何十年も歌い続けられることだろう。

どちらも、別れは悲しい。

by ando-ayabe | 2007-05-28 23:00 | 日々の生活  

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