地域資源活用

 会派の視察で、四国地方の市町の特色ある取り組みを視察した。
 【愛媛県内子町】
 農林水産省のホームページから探しだした視察先。愛媛県の真ん中の山間地。3町合併で2万2千人。江戸時代は「木蝋」で栄えた。宿場町の風情が数百メートルも続き、歴史的建造物が並ぶ。内子町

 地域資源は、果樹栽培(柿・ぶどう・梨・桃)と観光的価値のある歴史的建造物郡。しかし、松山からは40キロの中山間地。3.5次産業を目指して、平成4年から始まった「フルーツパーク構想・基本計画」を足がかりに、平成6年に特産物直売実験施設「内の子市場」の開設。情報ネットワーク「からりネット」導入。この取り組みによって、70人の農家が団結し直売事業のスタート(現在は400人の会員)

第3セクター「株式会社フレッシュパークからリ」(資本金:現在5800万円)を設立し、農業構造改善事業補助金や情報化関連補助金を活用しハード整備。農産物直売所や加工施設(レストラン、パン工房、アイスクリーム製造工場)など整備。情報化システムを導入し、農家が自ら持ち込んだ野菜などをPCで登録。シールを張り販売。売れ残り商品は引き取るのが原則。販売されている野菜はトレーサビリティ(生産管理情報)が徹底している。また、ポスシステム(販売時点管理情報)を利用し、売れ筋商品など販売管理している。平成7年度から平成17年度までの投資総額は、約17億円(内国県補助金は、約6億円、残りは、9億5千万円が起債と一般財源など) すべての商品(パン生地からアイスクリームの原料まで)は地元産のもの。年間売上は、6億円。平均参加農家の売上高は、1072千円。1500万円も売り上げる農家もある。700万円以上売り上げる農家は9軒。年間来場者は50万人(内40%は松山市)

 説明いただいた、町役場の山本さんの熱意と専門的知識。没頭しているときの自信に満ちた説明。取り組みの成果が話しぶりに伺える。今、グリーンツーリズムに着手しつつあり、民泊農家も4軒に。通過の町から、都市農村交流の町へと変貌しつつある。
 地域の活性化は、農業でも十分に出来ることを改めて認識した。



 

 
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by ando-ayabe | 2007-01-19 00:23  

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