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PDCAサイクル

平成17年度決算審査が終わった。
  この1年間、市役所が市民サービスを効率よく効果的に進めて来たかをチエックする最高の機会として決算委員会がある。職員もこの1年間の事業を総括する唯一の機会。職員は、決算説明のために、一生懸命実績点検し、制度の理解をし過去からの実績の推移を調査分析し、昨年度の事業の実績を比較検討する。そして議会に備えるのだ。職員は、議員からどんなこと聞かれても答えられるよう下調べしてこの決算委員会に望むのである。決算書は、下調べした数値が並び、事業の概要を記入し中には、説明する言葉までペーパーにして決算委員会に臨んでいるのである。課長・係長・課長補佐は決算の準備に1週間近くかかって準備する。
だから議員は、どんどん質問しなければ、その間の職員が投入した単位時間費用は回収できない。 議員は聞いてこそ、今の綾部市の細かな事務事業の現状が判明するし、改善方策も洗い出されてくるのである。
 職員はこの質疑を平成19年度の予算編成にぜひとも活かして欲しい。市民の血税。一円たりとも無駄にしないよう、財政当局も、主管課も、改善改革して欲しい。
 決算審査は、PDCAの最高の機会だ。
 4日間一言も発言しなかった議員もいる。問題意識がないのかな。議員歳費をどう思っているのだろう。議員は職員に負けないよう必死で勉強して、議会の権能を活かさなければならないはずだが。その話はやめよう。
 とにかく、効果の上がらない事業の原因を点検し、改善改革の方策を考え、平成19年度予算編成に間に合わせて欲しい。
 職員を動員しなければ会場の半分も満たないような講演会や利用者が減っている事業、もう補助金を出さなくてもテイクオフしている事業など大胆に事業を見直して、市民のための事業を新規展開して欲しい。職員数も減少、財源も減少。減少時代に「限られた財源を有効に使い選択と集中の事業展開を」。今回の決算審査では、S議員と一緒にいろいろと意見・提言したが、職員の皆さんにそんなことを期待していることを判って欲しい。
 
 

by ando-ayabe | 2006-11-16 23:29 | 議員政治活動  

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