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「芯」のある生き方

8月17日(月)
読売新聞を読み返していたら、元大阪市の助役だった弁護士の大平光代さんが、納得できる一文を寄稿されていた。大平光代さんと言えば、どん底だった関大阪市長時代に民間人として助役に就任し、多くの難問を解決された女性弁護士。

「身近に感じる佛教②」
小学生の頃、共働きの両親を祖母宅で待った私にとって、仏壇や、お経は日常の風景の一部でした。おやつは、お供えのおさがり。いつも線香が消えるまで待たされました。知らず知らずに見えないものへの畏敬の念と我慢する心を培われました。

 弁護士として、少年事件を担当する中で、我慢をしたり、待ったりする訓練ができていない子供が増えていると感じます。命の大切さ、人としての生き方を伝えたくて、僧侶になる勉強もしました。誰も見ていなくても悪いことをしてはいけない。「お天道様が見ているよ」などと、理屈抜きに大人が伝える必要があります。

 非行少年が立ち直る分岐点は、幼いころ心の素地を作れたかどうかです。私自身、14歳でいじめを苦に自殺を図り、一時は、暴力団の世界に身を置きながら立ち直れたのは、祖母の家で過ごした時期に「戻る場所」を心に刻み込んでいたからです。

 仏教は、「自我を小さくする」教えです。自己が肥大化すると、欲望も大きくなり、思い通りにならなければ苦悩が生まれます。
 でも、世の中、思い通りにならないことばかりでしょ。情報は溢れているのに、どれを選択したらいいか分からない。何が本物なのか真実に近づきたい。
 そんな気持ちが人々を佛教に向かわせます。私たちは生きる指針となる「芯」が必要なのです。
 仏教の考え方って日本人にフィットするんです。琴線に触れるというかね。仏教に近づくには、例えばお寺を訪ねてみるとか、書店の仏教書コーナーに足を運ぶのもいい。興味のある本を手に取ってみてください。心に響く教えが見つかるかもしれません。出会いは偶然に訪れます。

朝から、あんどう新聞を郵送する方への発送作業。約50枚。封入作業。
午前10時 源太郎新聞とあんどう新聞を青野町内の配達ボランティアの自宅に配布。その足で、体育協会の賛助会費を一件頂戴し、体協事務局へ納める。今年は早くに処理できた。昨年度は、ちょうど選挙戦のさなかで、なかなか処理できず、ご迷惑をおかけした。

 そういえば、ちょうど1年前になるか。選挙戦のさなかだった。雨が降って大変な市議選挙だったな~。

 市議会事務局へ。決裁したり委員会議事録を読んだり。今後の事務調整を事務局としたり。
お昼過ぎに帰宅。

 

 

by ando-ayabe | 2015-08-17 23:46 | 議員政治活動  

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