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議会の力量

8月30日(木)
ますます残暑が厳しい。2年前に市議会議員選挙があったが、この暑さの中、市民の皆さまの応援を受け、刺すような日差しの中、自転車隊で、街宣活動をしたことを思い出す。若いメンバーが支えて一緒に走ってくれた。選挙事務所は、親戚の人が地域の人が支えてくださった。
その時の原点をこの暑さの中で感じながら、後半の2年間の活動したい。

今朝の朝日新聞に、改正地方自治法が29日の参議院本会議で可決成立したと記事があった。
ようやくと言った感さえする。第29次地方制度調査会で幾度となく議論を重ね、地方六団体も意見書をあげ、改正案が提案され、自公民各党の修正を経て成立した。途中で、政務調査費が政務活動費と言う、なんとなく使途の枠が広まったような修正が加わったりしたが、通年議会制への選択や、再議制度、専決処分、直接請求制度、一部事務組合・広域連合等の脱退手続きの簡素化、等々議会と首長の関係や地方議会制度そのものの改正もなされた。

綾部市議会では、平成20年度の地方自治法改正の際、いち早く、議員の委員会への重複所属制度を活用し、予算決算特別委員会を常任委員会化し、全議員所属による予算決算常任委員会を作った。

従来実施してきた予算決算特別委員会とどこが異なるのか?正副委員長が、従来は、議会開会期毎に持ち回りしていたものを、2年間の固定任期とし、委員会での調査機能を充実しようと考えた。しかし、その間に議会みづからつくった議会基本条例に、委員会では、審議をするに足りる予算決算説明資料を執行部に提出させることができると規定したが、予算委員会で、そのような要請をするために調査をしたこともないようだ。

制度を活用して議会機能を充実させることは重要だが、予算決算委員を2年間なぜ固定化したのか趣旨を生かさないと、名札を上等?にしただけでは何もならない。今回の地方自治法改正も同様で、制度改正しても改正によって議会を議会本来の目的に近づける努力をしなければ、名札を付け替えるだけになってしまう。

午前10時から創政会・民政会・公明党の勉強会を開催。

正午に終了。少し用事を済ませて、帰宅。午後は、自宅で、一般質問の準備。

夕方6時。コーラスフェアに出演するため、合唱の練習。1カ月休んでいたので、特訓を受ける。
午後9時半終了帰宅して夕食。

しかしながら、今回の参議院における問責決議案に関しては、少なからず疑問と落胆をした。何故、税と社会保障の一体改革を難産の末可決しておきながら、その趣旨による参議院問責決議に、自民党は賛成したのか。

自己矛盾そのものだ。国民には全く理解できない。早く民主党政権を終わらせるために?毒を食らわば皿まで?

これまでずっと、一貫して理路整然と対峙してきた自民党が、ここに及んで、自ら提案した法案を否定する議決に加わるとは。公明党の方が筋が通っている。トップの谷垣総裁は何を持ってこのような決断をしたのだろう。説明が欲しい。

by ando-ayabe | 2012-08-31 11:00 | 議員政治活動  

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