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執念

6月16日(土)
梅雨にふさわしいじめじめした暑さ。歩いているだけで、頭からシャワーのような汗が。湿度が相当高いのか。

蒸し暑い土曜日の昼過ぎ。徒歩で、青野町グンゼの集蔵美術館へ。
今日から18日(月)まで、「四方國裕写真展」が開催される。

四方さんの写真展には、少しだけ関わりを持たせていただいた。と言うのも四方さんのご友人に了円寺の檀家さんで、S木さんと言う信心深い方がおられ、いつのころからか、懇意にさせていただいている。その方から、数ヶ月前、四方さんの写真展開催に向けて、仲間で相談しているが、どこか適当な展示場所は無いだろうかと相談を受け、それなら、是非「集蔵」を使ってくださいとお奨めした。PRの方法などもその時にご相談を受け、文化体育振興課の集蔵アート情報などのチラシ利用などアドバイスさせていただいた。そのご縁があって、案内はがきを頂戴した。今日は写真展の初日。是非お祝いのご挨拶に行こうと写真展へ。
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どれも素晴らしい写真ばかり40点余りが展示されている。一瞬の鳥類の獲物を狙う美しいフォルム。生き物の生きるための強いエネルギーを感じる写真ばかりだ。また、タンチョウヅルやカモの親子のほほえましい愛情あふれる写真など。どれも必見に値する作品。
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おそらくこの一瞬の写真を撮影するのに四方さんは、何日も何日も望遠レンズをのぞき込み、鳥たちの一瞬の動きを見逃すまいと、こちらも真剣勝負で、撮影されていたのだろう。その執念に感服するとともに、綾部に素晴らしい人がおられるんだな~と、同じ市民として誇りを感じた。そしてその執念に驚きと途方もない努力の成果がこのような素晴らしい写真を生むのだと改めて感心した。スナップ写真をお願いした。その写真からは厳しい写真撮影の日々などみじんも感じさせない笑顔の四方さん。ありがとうございました。
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お聞きすれば、四方さんは日東精工を退職後、写真、それも鳥類を中心に、600倍の望遠レンズで、一瞬を捉える写真を取り続けておられる。秀逸の作品は、綾部市展で、写真の部で特選となった、「ミサゴ(鳥類)が石鯛を捕獲した写真は、生き物の凄さを見せつけられる思いだ。こんな一瞬は、何回とないだろう。

会場には、日東精工の先輩や同僚だった人たちOBの皆さんが沢山鑑賞されていた。S木さんに電話したら、金曜日の夜のNHKニュースで放送されたとか。明日は日曜日だ。月曜日まで開催しています。是非集蔵(青野町グンゼ本社前)へ足をお運びください。入場料は無料です。

凄い写真展を見て涼しい気分になった。HSでコピー用紙を購入し、トウモロコシの防鳥網、夏から秋に収穫できるキュウリの種を購入し、帰宅は午後1時半。汗びっしょりになった。

遅い昼食(ザル蕎麦と昨夜の残りの餃子をチン)をとり、ビニールポットにキュウリの播種をして、家人が猫の銀蔵のシャンプーをするとのことで、銀蔵を捕獲する手伝い。猫の魂百まで、うすうす察知して逃げ回る。いつもはすり寄ってくる猫も、今日ばかりは、どうも気配が違うぞと警戒するものの、人間様の知恵の方が少しばかり勝っている。あえなく捕獲され、風呂場へほうり込まれて観念。その後写真のようになって、あとは数日いじける。可哀そうな銀蔵だ。
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肥満体だと思っていたが、顔は引き締まっている。
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ずいぶんおじいさんなのだが何処か精悍。かな~?
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人間さまなら風呂上がりはさっぱりとして気持ちさわやかだが、はてさて猫様はどうだろうか?

by ando-ayabe | 2012-06-16 23:57 | 日々の生活  

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