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合唱の力

6月9日(土)
午前中は議会質問の勉強質問内容の検討など。午後は、昭和45年綾部高校卒業生の同窓会の第1回実行委員会のレジュメ準備。午後2時半からITビルへ行き、会場準備。午後3時からメンバーが三々五々来場。15人が集まった。昔懐かしいメンバーだが、綾部に住んでいるメンバー。幾つになっても同級生は16・7歳のころと変わらない。同級生はそれが良いのだろう。いろいろ協議して9月22日に還暦記念同窓会をすることに。

午後5時会議は終了。N田君とK垣君の3人で、駅前の居酒屋へ。いじられまくって午後8時別れる。
帰宅し明日の京都合唱祭へ行く準備。

6月10日(日)
朝8時半。市役所へ。京都合唱祭へ。バスで30人のメンバーで参加。今年から京都会館が改装工事に入るため、八幡市にある、府文化会館で開催される。約2時間半で到着。
会場の音響は抜群だ。京都会館の比ではない。素晴らしい音楽環境の中で、会場は満員。府下一円から集まった合唱連盟に参加する合唱団の発表会。(写真撮影が禁止だったため、撮影していません。)歌う時間はたった6分間だが皆、その6分に集中する。

高校合同の発表や西城陽高校の生徒の踊って歌う合唱発表を見て聞いていて、子どもたちが合唱をすることの素晴らしさを改めて実感した。一つのことに集中し、みんなで気持や息を合わせて発表する。数分の発表のために長い時間をかけて練習を繰り返し、一人ひとりの気持ちを集中させる。独りよがりでは、合唱はできない。みんなの気持ちを合わせることの重要さを味わえる。

これほどの教育があるだろうか。感動を聴衆に与え、歌っている自分自身も練習の成果が発表に生きる。上手く行った時の喜びはひとしお、歌い終わったときの充実感。満足感。仲間意識を培い集中力を養う。協調性など、若い時に養わねばならぬ社会性の一つを上手く学んでいける。これほどの教育効果の高い音楽の時間が異常に少ないのが現状。残念だ。中学校では、合唱発表会は今も続いている。良き指導者の育成も大切だ。塩川朝子先生が西城陽高校の指導の先生なのだろう。スポーツでも同様だが、子どもの成長は、指導者の力がきわめて大きい。

今日は、上手く歌えたと、指導者であり指揮者のU原さんから帰りのバスで、評価を受けた。充実の発表会だったように思う。また次に向かって練習を始めよう。歳は高校生と違うが、いつまでも声を出して、楽譜を読み、耳を働かせて音をとる。息を大きく吸い込み、次のブレスまで声を出す。肺活量も維持ができる。五感を研ぎ澄ますことによって老化の進捗も遅れる。いつも指導者のU原さんとピアノのS井から、「今日の練習は、来週に持ち越さないのが綾部混声の皆さん」(先週教えたことをすぐに忘れると言う意味)と褒められる?が、なぜか毎週練習に参加して上達しようと努力する皆さん。

音楽を聞くことはは、右脳に反応し優しい心が脳に充満する。感動と言う心の充足感。生命観を満たしてくれる。多くの市民が、合唱する機会が増える町ににしたい
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【2010年8月1日 市制記念日に平和塔を背に合唱をする市民。】

帰りのバスは、もう次の課題曲を練習(メンバーのK山さんがパソコンで各パートごとの旋律をCD化していただきバスの中で流していただいた。元エンジニアのK山さんにこそできるテクニック)みんな歌いながら帰綾。

by ando-ayabe | 2012-06-11 08:41 | 文化体育活動  

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