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アンデパンダン

4月24日(火)
朝は、少し肌寒いが、もう初夏の勢いで気温が上がる。黄砂も飛来し、花粉の粒と中国の砂が混ざって、眼の球を取り出して、蛇口からほとばしる冷たい水道水で、ガーゼで、洗いたい気分。それとともに、鼻もしんきい。鼻の穴に、ミントの冷たい風を送り込みたい気分。

前日亀岡で、登校途中の子どもたちの列に車が飛び込んで、大惨事になった。それを子どもに話すと、わざと危険なことをする子がいた。大人の言うことを反発したい気持ちが強いのか、冗談が冗談でなくなる日が来るぞ。と言いたいが、止めておいた。ますます反発してふざけて事故でも起こったら大変。粘り強く指導してやろうと思う。その点女子はちゃんと手をつないで登校してくれた。男子は駄目だな~。

午前9時。石原の実家へ義母を迎えに行き、京都市美術館へ。義母の義姉のS女史(80歳で、国際情勢から経済のことまでとても詳しい元経営者)が老後の楽しみに始めている油画を初めて出展したので、見に来て頂戴とのお誘いを受け、家人と3人で、京都へ。
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京都市美術館2Fで、「新美2012公募展」が開催されている。パンフレットには、『新美』とは、アンデパンダンの精神に基づき、自由に自己の世界観を作品に表現することを目的とする美術団体で、作品は、絵画、書、工芸、彫刻などの多くのジャンルを持ち、専門家から、アマチュアまで、幅広い人々で構成されている。と書かれている。そもそもアンデパンダンとは、独立している。どこからも束縛を受けていない。と言う意味で、1884年パリで、既成のアカデミックな権威に束縛されずに保守的であった、官選のサロンに対抗して、当時無名で新進気鋭の画家たちが創立した美術家の団体とその展覧会のことを意味する。と書かれている。
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「新美」の結成は昭和42年。出展は、無審査で賞は無い。自由でいかなる権威にも振り回されない公募展。

いろんなジャンルの作品が並ぶ。京都ならではの「染め」や「木工芸」紀行文などなど、自由に自己表現された作品ばかりだ。芸術家は、体制批判も当然自己表現の一つ。政治に絡む部分も有のようなところもあるか。
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抽象画あり、中世を彷彿とさせる写実派あり、書道あり、水墨画あり、写真あり、漫画あり、川柳あり……。
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叔母さんに都メッセで昼食をごちそうになり午後2時に別れる。京都市内はクーラーがいるほどポカポカ。京都市内は火曜日だと言うのに、どこも混雑していて、中心部のタカシマヤも駐車場は一杯。

阪急京都店(四条河原町)のところに、東京のマルイが出店してタカシマヤと連携して、河原町界隈に人を呼び込もうとの意気込みかいつも以上に人が混んでいる。どおりで駐車場混んでたの?

夕方、西日を受けながら、5時に綾部にたどりついた。ジュンテンドーで、野菜苗を義母に選んでもらい、苗を植える準備完了。

午後7時半。青野町自治会役員会。所定の協議ができた。今夜は文化体育委員6人も出席し、青野町の文化体育行事の開催日程を調整。それに先立って「市道青野豊里線」の事業計画説明。課長や担当長など出席してもらって道路計画法線の説明を聞き質疑。まだこれから、事業が進むほどに課題の洗い出しも必要となるかもしれないが、5月中旬に、関係する住民への説明会を開催することとなった。平成9年に青野中央線の一部廃止に伴って、その代替条件で、青野町から提示されていた「青野豊里線と郡是裏線の市道改良」が具体的に動き初めたことになる。大変意義深い。それにしても、当時グンゼは、青野中央線を宅地の一体利用するために廃止してほしいとの条件だったのに、未だに一体利用していないのはどうなっているのだろうか。そのために青野町は中心市道を切断され、分断された西側住民は、公会堂へ行くにも、保育園へ行くのにもグンゼを回り込むようにして、回り道をすることになったのに。そんな話が地元の住民から出るような気がする。
町内の市道路線認定申請に関する調査測量費の支出に関しても、役員会で了解いただいた。先へ進めたい。

by ando-ayabe | 2012-04-25 01:02 | 日々の生活  

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