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予算審査終了

この1週間。缶詰で、平成23年度予算補正案・平成24年度当初予算案・平成23年度専決処分について、議員全員で構成する予算審査委員会で、質疑を進めてきたが、ようやく審査終了。審査日程5日間。4日間で、審査は終了。最後の金曜日で、意見調整のうえ予算案の採決を行う。

一般質問では特に予算案に対して大きな反対は無かった。また、介護保険料の所得階層毎の保険料負担率に関しては、議論が分かれたが、質疑の中では対案は出されなかった。私からは、「介護保険料の所得階層毎の保険料をそれなら、所得税課税世帯に重点して賦課するのか?」とも付け加えたが、質疑であって、意見調整の場ではないので反論できなかっが、反対される方々に「それじゃ、財源はどうするの?」っと聞きたい気持に駆られた。「国庫補助金を増額するべきだ」との主張だけれど、それなら、「今の国庫財政はどうですか?」と問い返したい。そこで行きつくのは、「大企業からの税を重くして、国の無駄を省いて、云々」となるだろう。「日本の国家を維持するために企業増税はどうでしょうか?経営者と労働者の所得格差が比較的少ないわが国で、なお、大企業増税をすれば、結局労働者の賃金も低く抑えられる結果となるのではないだろうら。ましてや、そうして徴収される税源が今この時の介護保険料や国保保険料にどのように影響すると言うのだろう。どうも反対される方々の論理は飛躍していて、現実に平成24年度の国保会計や介護保険会計を反対するには無理な主張ではないかと思うのだが。「平気」で、無責任に反対される。いくら議論しても、賛成者を納得させるだけの理由ではない。

by ando-ayabe | 2012-03-16 09:51 | 議員政治活動  

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