人気ブログランキング | 話題のタグを見る

元気の源

やっぱり綾部は、文化活動や市民活動の市民の意識レベルが高いと改めて認識した。こんなことを書くと「うちも負けてへんよ~」と批判されるかもしれないが、ある方にお話を聞いた。

「綾部はいいですね。企業も市民の文化活動を支援して「集蔵」のようなミニ美術館がある。」四方前市長は、とりわけ文化行政には造詣が深い方だった。自らも油絵を描かれるとともに彫刻もたくさん設置された。箱根彫刻の森美術館の所蔵品が地方都市でしかも市内各地で観られる都市が近隣都市にあるだろうか。グンゼ『集蔵』のような身近でハイレベルな美術館が近隣都市にあるだろうか。
グンゼ博物館は、大学生や外国人の研究生がバスで見学研究に訪れる。明治期の産業振興の研究にはもってこいの施設だ。

120億円ともいわれ、京都の和風迎賓館のモデルともなった大本の白梅殿・長生殿。今秋にはその和風建物での国民文化祭・大茶席。宗教法人の宗教施設を広く府民市民に開放し、民衆とともにある宗教を体感させてくれる「大本」綾部もみじ祭りでは、市民合唱を大本「弥勒殿」で披露させてもらった。

近隣3市の広域文化拠点施設「中丹文化会館」での里山合唱フェスティバル、里山シンポジューム。里山昔話。

施設だけではない。そこに集う市民も文化意識も高い。そして市民活動もどこよりも活発な綾部市民。集蔵での美術発表会は毎週何かが展示開催されている。近くには市民の寄付による「綾部バラ園」がある。ボランティア組織に集う市民も全国的にも多い。

そんな街綾部市。平成23年の最後を飾る「第32回綾部市民合唱祭」が18日日曜日、中丹文化会館で開催された。
元気の源_f0111128_10201550.jpg
参加18団体。430人が舞台にあがり合唱のハーモニーを披露した。2歳から90歳まで老若男女老いも若きも歌声で結ばれる。素晴らしい「絆」の1日だった。会場には出演するわが子や孫を一目見ようと市民で一杯。
元気の源_f0111128_10203978.jpg
私も「綾部混声合唱団」と「合唱団あやべ」の一員として合唱に参加。大きな声で歌う。

夜は「京都綾部ユニセフ友の会」の年末交流会(京綾部ホテル)に出席。約30人のユニセフ活動家がみんなで1年間の活動の総括と交流。
元気の源_f0111128_1021249.jpg
ユニセフの綾部での活動の発祥は、あやべ桜が丘団地での宅地販売会の催しで「市民バザー」の収益金をユニセフ大阪友の会に寄付をしてから。友の会組織化には四方前市長が種を蒔いて、熊谷さん・森元会長・松本会長と継続。四方現府議が事務局(裏方)となり市民の方々とともに汗を流しコツコツ育ててきた。私は、「桜が丘」での最初の足がかりを前市長の指示で動いた。その後友の会へと。現在は監事として協力させていただいている。
「貧者の一灯」と言われるユニセフの活動。このような活動こそが今必要。年間の会費は5000円。国際的な奉仕団体はいくつもある。それぞれ無理をせず、自分の身の丈に合った奉仕活動をみんなで支えたい。京都府内唯一のユニセフの「友の会」

話は変わるが、ユニセフ交流会に参加されていたお二人の女性。ともに90歳を超えるが矍鑠とされている。お話を聞けば「毎日忙しく活動している。地域のことも自分自身でお付き合いしている。」「政治のテレビ番組を見るのが楽しい。」「三味線を披露して施設を回ってボランティアしている」「カラオケで新しい歌を歌うのが好き」社会に参加し毎日何か仕事がある。人間の「元気の源(みなもと)」はそこにある。

奉仕活動や文化活動は、自分の意思で、何時でも、何処でも、誰でも出来る。そして活動に参加することで、自らの心を豊かにし、正しい心を養うことができる。

みんなでいろいろな文化活動・社会活動に参加してみませんか。

by ando-ayabe | 2011-12-19 10:22 | 文化体育活動  

<< 議会終了後も 12月議会閉会 >>