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前線通過

一気に前線が通過した。北から南へ。朝は蒸し暑かったのに、雨が降った後は寒い。

日曜日は、自治会対抗卓球大会だったが、今年は出場出来ず。
朝8時出発で、西町了圓寺の本山京都・妙満寺の「東北地方・太平洋沖大地震犠牲者追悼・阪神淡路大震災17回忌・開祖日什大正師生誕七百年報恩春季大法要」に参列した。綾部からの参列者は21人。世話役として今日一日ツアコンになる。

京都北山は大雨。テントの中まで雨が降り込む中の法要。午前10時から11時までしっかりと雨が。トヨタ自動車の豊田章一郎氏と豊田現社長が参拝。テレビでよく見かける顔。今震災で大変な時。多くの関連企業や従業員を抱え、大変な責任だろう。日本企業の大黒柱として、この災難をどうか乗り越えて欲しい。法要中雨が降りとおしたが閉会の頃には、ピタリと雨が止んだ。前線が通過したのだろう。外の行事は全て中止。1時間も早くに終了した。
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12時半から午後2時半まで昼食。バスで移動。今年の昼食会場は、新京極近くの老舗旅館「三木半」京懐石料理。皆さん美味しいと舌鼓。リーズナブルでボリュームもしっかり。近くには炭屋・柊屋旅館など老舗旅館がずらりと並ぶ中、伝統の櫛や水引、油取り紙、日本手ぬぐいを現代に生かす商品として販売する店舗も立地し、さすがに伝統の中に新しい「風」を取り入れる京都気質を垣間見た。

歴史と伝統はそのままでは廃れてしまう。今に生かす技術とアイディアが必要だ。日本手ぬぐいの素材や染を生かしたタペストリーなどは最たるものだ。油取り紙の「ようじや」さんも。京料理店でもランチを始めたり、料理を現代に工夫されたりしながら、古い京町屋を「売り」にしている老舗旅館もまた現代に生かす商いだろう。そういえば昨年の本山参りの昼食は先斗町の川床「味ごのみ」でのランチだった。
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寺町周辺には織田信長・明知光秀の「本能寺」も。
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新京極や寺町周辺には新しい店舗が生まれ若い人たちの動線も変化している。
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午後3時。御池の集合場所を出発。京漬物「西利」で買い物をして綾部に到着。午後6時半。
引き続き、青野町公会堂で、青野町卓球同好会の皆さんが、卓球大会の反省会。

今年は団体戦が人数不足でオープン参加に。それでも個人戦A級は、新しく青野町に住まわれた方が優勝した。新しい自治会入会の方々もすぐに打ち解けられるまちづくりをしなければならない。順調に出来ているような気がする。自治会のこと、まちづくりのことなど色々お話しが聞けた。

前線通過で、すっかり春に逆戻りしたけれど、やはり今年の天候は不順だ。

by ando-ayabe | 2011-05-22 23:02 | 文化体育活動  

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