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池上線・山陰線

2月12日(土)
昨夜は遅く帰宅したが割合早くといっても7時半。に起床。朝食後スポーツ施設の件で相談を受ける。早速月曜日に役所の門をたたいて動かさないと。

新聞を切り抜いて、午前中~午後2時まで、青野町自治会の賛助会費のお願い文書の発送作業。ポスティングをしてウオーキングしようと思って外に出たが、寒い雨。それに天気予報通りすごい風。「こりゃ駄目だ」それでも、我が家のボディガード猫(と自分では思っている)「銀蔵」は、雨の中エリアの見回りに出かける。

雨は夜更け過ぎに雪へと代わるだろ~060.gifいやいやもう夕方には雪へ代わったよ。
昨日届いた文芸春秋3月号をパラパラ読んで、(芥川賞の受賞作品が掲載されている。)金曜日にTV放送された「沈まぬ太陽」を観る。日航が今日どうしてあのような状況に陥っているのか納得できるような作品だった。山崎豊子作品。日本航空労組とそれを野放図に放置してきた無能な役員、そして利権を貪り尽くした政治家達によって今日の日本航空が出来上がったことが良く解る作品だった。

政府系と言うのはとかく経営感覚がないのは、一連の政権交代時の無駄の温床として有名だが、親方日の丸意識で借金が生じても政府に頼めばなんとでもなると思っていたのだろう。政治家(当時自民党)も利権の温床にしていた。

 日本航空の年金や退職金が削減されるとのことだが、世間と並外れた賃金体系を保障してもらっていた(そして破格の退職金や年金を貰っていた)かつての従業員にも責任の一旦はあろう。(すべて税金で補填されているのだから)もちろん役員と政治家にも大きな責任はある。責任を取るべきだ。万死に値する。癒着の構図を公表するべきではないか。かつて55年体制において社会党も自民党と同じように腐敗癒着していたことは明らか。国営企業はどこも経営感覚がなかったことは国鉄の例でも明白。日本航空民営化を特殊法人改革の成果の一つにして欲しい。古き良き時代はもう来ない。

文芸春秋3月号に京セラ稲盛会長の日航の改革に関する対談が掲載されているが、正に稲盛イズムの徹底。これまで漫然と貪ってきた役員・従業員への意識改革に大いに期待したい。

夜。家内が、西島三重子とチェウニが歌っている「池上線」が良いのでCDを注文して欲しいというので、インターネットで聞いてみた。

良い歌詞だ
「池上線」のところを「山陰線」と読み替えて歌えばなお良いな~060.gif

古い電車のドアのそば
二人は黙って立っていた
話す言葉を捜しながら
すきま風に震えて
いくつ駅を過ぎたのか

忘れてあなた聞いたのに
じっと私を見つめながら
ごめんねなんて言ったわ
泣いては駄目だと胸にきかして
白いハンカチ握り締めたの

池上線(山陰線)が走る町に
あなたは二度と来ないのね
池上線(山陰線)に揺られながら、
今日も帰る 私なの♪

by ando-ayabe | 2011-02-13 01:45 | 日々の生活  

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