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社保庁の教訓

1月10日(日)
忙しい毎日だが充実した毎日だ。新しいまちづくりに市民の関心が高まっている。これから4年間の綾部市の舵取りを決める重要な選挙だ。私たちの税金を預り、市民のために有効に使う責任者を決める。

綾部市の財政300億円。少し判断を誤まれば一気に財政は元の黙阿弥になってしまう。ようやく溜まった48億円の基金を取り崩す提案がされている。綾部市の基金残高は48億円だが、借金の総額も130億円一般会計の1年分の予算程度の借金がまだある。病院も下水道もまだまだ借金は残っている。ちょっと貯金が溜まったからと安直に取り崩す状況ではない。

また、48億円の市の貯金(基金)はその全てが自由に使えるお金ではない。特定目的基金といって、借金を減らすための基金や奨学金のための育英資金など自由に使える基金は限られている。

かつて、社会保険庁の労働組合が、自分達の福利厚生のために、マッサージ器や健康器具・卓球台など、国民の貴重な年金基金を使い込み、自分達の利益に使った基金とは大きく違う。

それにしても当時の社会保険庁労働組合。一体どういう了見なのだろうか。国民が毎月高い国民年金保険料を払い込んだものを、何の呵責もなく、自分達だけのために基金を食いつぶし、仕事でも嘘をついたりデータをでっち上げたり。国民は公務員はちゃんと仕事をしているものと信じて色々な社会保険料や税金を納めている。

社保庁の労働組合は【全厚生労働組合2,383人(全労連・国公労連に参加、共産党系)、全国社会保険職員労働組合12,423人(連合・自治労に参加、民主党・社民党系)】となっているようです。

まさか、労働組合と組織が結託して、国民の血のにじむ思いで拠出しているお金を、己のために使い込んでいるなんて思わなかった。

耳障りの良い話は心地よいが、後で、苦い薬を飲まなくてはならなくなる。
キリギリスのようにはなりたくはない。綾部市民の持つコツコツと進む、『愚直なまでの』アリでありたい

by ando-ayabe | 2010-01-11 00:19 | 議員政治活動  

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