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自由と節度

f0111128_17373296.jpg7月4日は土曜夜の市
東京入谷の鬼子母神と言えば、名物「朝顔市」「おそれいりやの鬼子母神」
それを綾部で再現しようと、言うことで、昨年から『綾部市みどり公社』にお願いして、朝顔を栽培してもらっている。「な~んだ朝顔か」と馬鹿にしないで。鬼子母神の朝顔は、素晴らしい大輪の花が咲く。昨年買っていただいた方から、『今年はないの?』と朝顔のご注文。配達もしています。f0111128_17374669.jpg
一鉢900円 少し高いと思っている方。東京入谷の朝顔は、一鉢2000円です。一度買って育てていただければ安いことがわかります。
もう今にも咲きそうなほど育っています。

当日は5時から『西町寄席』も開催されます。出演は露の団六さんと桂三扇さん、桂咲之輔さんです。木戸銭は800円。これも是非お越しください。

市議会は常任委員会へと。30日には「産業環境厚生委員会」を傍聴した。
と言うのも、ユニセフ協会京都綾部友の会から「子どもポルノに関する法規制の強化を求める請願」の紹介議員の1人になっている関係で、その審議の様子を傍聴しようと出席した。

難しい請願だが、今、子どもが性の売り物にされている。子どもの虐待シーンがテレビゲームや漫画に溢れている。先日も自分の2歳の子どもの裸の写真を撮影し、お金目当てにその趣味の人に売った母親が捕まっていた。毎年何百件と言う犯罪が摘発されているが後を絶たない。

「児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護に関する法律」は制定されてから9年か経過する。最初の法案は社民党も民主党も自民党も公明党も賛成してそれこそ、辻元清美さんも賛成していた。
残念ながら現行法律では、「自己の性を満たすために所持している児童ポルノ写真」は法規制の対象ではなかった。販売目的に所持している場合のみ犯罪とされた。

これでは、「自己の性を満足させるためだ。」と言い切ってしまえば法から逃れられる。もっと根源的なところから子どもを守る以外に子どもの性を商業的に利用するような大人の犯罪を撲滅することは出来ない。求める人がいるから供給する人がいる。「自己の性を満足させる目的で児童ポルノ写真などを所持していること自体」を規制するしか方法がない。そのために市民も少し「自由」を我慢していただく。多少の自由が削がれても、「子どもの人権と命」を守るために最低限大人が守っていくことこそが今性犯罪を防止する手立ての一助になる。
今回、国会では、自由民主党・公明党から「所持」に関しても犯罪に含めることとして法案提出している。民主党は、「一回の過ちと言うこともある」と言うことで、「繰り返し所持していたら犯罪と言うことにしよう」と言う改正案を提案している。今、真剣に個人の「自由の保持」と「実態として毎日のように繰り返される子どもの性犯罪の防止」との間で調整が行われている。

f0111128_19283093.jpgこれに対して、共産党と社民党は「自由の弾圧」「権力の乱用」「今の法律で充分」「誤認を招きやすい」とこの改正法案に反対している。綾部市議会での審議でも、複数の議員が「自分の子どもの裸の写真を持っていても逮捕される恐れがある。でっち上げ逮捕を招く」「今の法律で充分規制できる」「表現の自由の侵害」と反対を繰り返された。

何年か前、小笠原の小学校の先生が自己の所有を目的として女子児童の水着写真や盗撮写真をPCに隠し持っていたことがあった。先日は、有名私立高校の先生が奥さんと共犯で女子トイレで『盗撮』していて逮捕された。なんと破廉恥なことだろう。同じ日本人でいることが汚らわしい。こんな犯罪が現実に毎日報道されない日はないくらい報道されている。日ごろ、「子どもの人権を守れ」と言っている政党がこんなところで「自由の侵害」「権力乱用の恐れ」と反対された。
この法案を通すことで戦前の治安維持法と同じように権力によって弾圧されると心配される主張も多い。しかし、この自由があの「オウム教団」を産んだり「秋葉原無差別殺人」を招いている一因なのではないだろうか。もちろん規制だけで解決する問題ではなく教育の問題もある。しかしそれとて、「自由」こそがすべてと言う前提の前では規制につながるではないだろうか。f0111128_19271963.jpg

「個人の自由」を守ることは大切なことだが、自由には節度が必要だ。ルールがあっての自由だ。良く考えて。自分の可愛い娘や孫の裸が盗撮されて不特定多数がその写真を所持していたら。インターネットでいたるところに流出されたら。私なら気が狂うほど、流出犯を憎むだろう。そんな社会にならないためにみんなが節度ある自由を保障することは必要なのではないだろうか。

市民の皆さんも「自己の自由」が「子どもの人権」や「子どもの命」より優先するのか良く考えてください。そして、日本国民の特質である「宗教性」と「寛容」を兼ね備え「節度」と「規範意識の高い」日本社会を築こうではありませんか。

 鬼子母神大祭が7月4日の夜綾部西町了円寺で開催されます。
鬼子母神とは、「夜叉毘沙門天(クベーラ)の部下の武将般闍迦(パンチーカ、散支夜叉)の妻で、500人(一説には千人または1万人)の子の母でありながら、常に他人の子を捕えて食べてしまうため、釈迦は彼女が最も愛していた末子・愛奴児(ピンガーラ 嬪伽羅、氷羯羅天)を隠して子を失う母親の苦しみを悟らせ、仏教に帰依させた。以後、仏法の護法善神となり、子供と安産の守り神となった。」とされています。


              「子どもポルノ問題に関する請願書」
1 請願要旨
1.児童買春・児童ポルノ等の禁止法の処罰対象となるか否かを問わず、子どもに対する性的虐待を性目的で描写した写真、動画、漫画、アニメーションなどを製造、譲渡、貸与、広告、宣伝する行為を規制すること。
2.現在国会で審議中の「児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護に関する法律の一部を改正する法律案」の早期成立を図るとともに、引き続き、下記の各点に対する法改正を含めた早急な対応を求めます。
(ア)他人への提供を目的としない児童ポルノの入手・保有(単純所持)を禁止し処罰の対象とすること。(法第7条)
(イ)被写体が実在するか否かを問わず、児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したものを、「準児童ポルノ」として違法化すること。(法第2条)具体的には、アニメ、漫画、ゲームソフト及び18歳以上の人物が、児童を演じる場合もこれに含むこと。                                                  
(ウ)国及び地方公共団体による児童の権利に関する国民の理解を深めるための教育及び啓発を「義務」づけること。(法第14条)
(エ)「児童ポルノ」等の被害から、心身ともに有害な影響を受けた児童の保護のための体制を整備する。そのために具体的な計画の策定を国に義務付け、担当省庁に実施結果を国会に報告する義務を課すこと。(法第16条)
3.メディア、各種通信事業、IT事業、ソフト・コンテンツ製造・制作・販売等の各業者、業界並びに関連団体による自主的な規制・コントロールに対する支援を行うこと。
4.検察・裁判所をはじめ全ての法曹・司法関係者に対して、子どもポルノが子どもの人権並びに福祉に対する重大な侵害行為であるとの基本認識のもと、児童買春・児童ポルノ等禁止法違反事犯に対し厳格に同法を適用すること。

2 請願理由
  「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び保護等に関する法律」(以下「児童買春・児童ポルノ等禁止法」または「現行法」という。)の成 立から10年が経過しました。しかし、子どもポルノ問題は一向に解決される兆しが見られません。
児童ポルノ製造犯逮捕などのニュースは毎日のように伝えられています。現行法(平成11年法律第52号、最終改正:平成16年法律第106号)の施行以来、毎年数百件の児童ポルノ事件が摘発され、氷山の一角であるこの数も増加の一途を辿っています。また、現行法では取り締まることができない、水着姿の子どもに性的ポーズをとらせ撮影した映像が「アダルトビデ   オ」として販売され、欧米各国では法律等で禁止されている子どもへの性的虐待を描いたアニメや漫画・ゲームソフト、また「児童ポルノ」を作品タイトルとするビデオが有名量販店やインターネットの書籍・DVDショップで堂々と販売されるなど、「子どもの性」が明らかに成人向けの「商品」として取引されている状況が存在しています。こうした状況の改善を求める声が国内外から届けられていますが、現行法の下では、法執行機関である警察も有効な手を打つことができない現状にあります。
  1996年「第1回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」において、日本は、子どもポルノの一大生産国・輸出国であるばかりでなく、そうした状況に何ら取り組んでいない「加害国」として非難され、その後、政府・市民一丸となって取り組んだ「反子ども買春・ポルノ・人身売買キャンペーン」の成果として2000年に現行法が成立し、2001年、第2回会議が横浜で開催され、その取り組みと成果が国際的に評価されました。しかし、昨今のインターネットや携帯電話の驚異的な発達や普及は、子どもポルノ問題を取り巻く環境を激変させています。IT大国であり、コンテンツ大国である日本国内のこうした現状が放置されているために、日本のみならず世界の子どもたちも「子どもポルノ」という名の性的虐待の被害にさらされ続けています。
  (財)日本ユニセフ協会は、昨年3月から「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンを展開しておりますが、私たち(財)ユニセフ協会京都綾部友の会としても、綾部市議会において、上記の趣旨をご理解いただき、早急に対策を講じていただくよう、国に対し強く要請していただきたく、ここに請願いたします。

平成21年6月22日 

 綾部市議会議長
   森 永   功  様

 
                           請願者
                            住 所 京都府綾部市本町2丁目14
                            氏 名 財団法人日本ユニセフ協会
                                 京都綾部友の会    
                                   会長 松 本 哲 郎 

by ando-ayabe | 2009-07-01 17:57 | 議員政治活動  

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