カテゴリ:議員政治活動( 1487 )

 

市議会議員特別セミナー(第4講座)

休憩後の10時半から、第4講座は東京大学東洋文化研究所の所長田中明彦教授から「21世紀の世界システムと日本」と題した講演があった。
田中先生は、中江兆民の1887年に発行された「三酔人経綸問答」から、現代の世界システムを話された。
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中江兆民の三酔人とは、南海仙魚(南海先生)の自宅に2人の客が来訪。酒を酌み交わしながら、政治談議する有様を漢文で記したもの。

この「三酔人経綸問答」は、1887年明治憲法発布の1年前。日清戦争まで、あと7年と言う19世紀の書物。

紳士君という非武装論の民主主義者と武力で世界を安定させようとする考えの豪傑君。また、消極的武装論の南海先生の考えを披瀝。

その上で、21世紀の世界システムを比較された。
まず、現代の世界の状況は、①グローバル化②民主主義も進展③近代化による諸大国の勃興(中国・インド)④地域の軍事中心国家の問題(北朝鮮)⑤国家が名実共になくなった地域(アフガニスタン。イラク・アフリカ諸国)⑥テロの脅威

国家のみを中心にした国際政治観は限界に来ている。

【3つの圏域】
第1圏域を「新中世圏」(欧州諸国・北米・日本・オセアニア)近代化がほぼ終わり、民主主義・市場経済成熟→紳士君の理想。平和世界

第2圏域を「近代圏」(中国・インド・ロシア・東アジア)近代途上、国民国家形成途上、不安定市場→南海先生と豪傑君のアプローチで、平和世界と腕力世界の戦場

第3圏域を「混沌圏」(サブサハラアフリカ、中央アジア)で、国家の事実上の解体→中江兆民の時代(19世紀)であれば、植民地化された部分。

内容は、このブログで書けないくらい豊富だが、要約すると、現代国家を紳士君の言うような「世界平和で民主主義」と一括り出来ない世界があること。

豪傑君の武力で世界を平和にすることも困難なこと(米国のイラク・アフガニスタン・アフリカ諸国のように)

それならどうするのか。答えは出していただけなかったように思う。しかし、南海先生の考えにも通ずるが消極的武装論の国連を中心とした圏域に応じた対応が必要。第3圏域には国際平和維持軍によって秩序を保つしか、今日の国際社会の安定を得る手法はないように思う。アフリカ諸国の部族対立やアフガニスタンの宗教間対立を世界的視点からどうやって平和維持させるのか。中東ユダヤとパレスチナとの武力による隔離政策で平和が維持できるのか。

最後に田中先生の中江兆民の話から世界情勢を読み解く話は、結構聞きごたえがあったが、視野を広げる良い講義であったように思う。

2日間の研修ではあったが、ためになった。学んだことを広く伝えると共に実践することから、始まる。

【田中 明彦(たなか あきひこ)氏:東京大学東洋文化研究所教授】
 1954年埼玉県生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業。1977年東京大学教養学部卒業。1981年マサチューセッツ工科大学博士号(政治学)取得。平和・安全保障研究所研究員、東京大学教養学部助手・助教授を経て、東京大学東洋文化研究所教授、現在に至る。
『世界システム(東京大学出版会1989年)』、『日中関係 1945~1990(東京大学出版会1991年)』、『新しい「中世」~21世紀の世界システム~(日本経済新聞社1996年/日経ビジネス人文庫2003年)』、『安全保障~戦後50年の模索(読売新聞社1997年)』、『ワード・ポリティクス~グローバリゼーションの中の日本外交~(筑摩書房2000年)』、『複雑性の世界~「テロの世紀」と日本~(勁草書房2003年)』など著書多数。
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by ando-ayabe | 2007-08-11 12:04 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

市議会議員特別セミナー(第3講座)

f0111128_18332390.jpg8月10日(金)今朝も暑い。
ノーネクタイ仕様で館内温度はやや高め。研修施設内は、地方自治・国際文化研究に関する専門図書や雑誌も豊富にそろっている。もっと、関係者の自主研修などにも有料で使用させれば有効に活用できると考えるのだが、素人考えかな。

琵琶湖の近くとはいえ、研修所の周辺は暑い。

バイキングの朝食後、午前中に残りの2講座を受講する。

第3講座は、「企業に学ぶ自治体経営」と題して、オラクル・ひと・しくみ研究所の代表小阪裕司氏にお話しいただいた。

氏は、企業コンサルタントとして、1500社の会員企業の経営・販売促進・企画に携わってきており、そのノウハウを自治体経営に生かすことができないかと言うのがこの講演の目的。

ある酒店の販売実績から、単に商品を店に陳列するところから、その商品に顧客の感性にふれるPOPカードをつけたところ、飛ぶように同じ商品が売れ出した事例を紹介。

「売上総合計は、一人の顧客の消費行動から全てが始まっている」ことを基本に、一人一人の顧客の感性にふれる販売戦略こそが重要と説明」

CDショップの事例では、CDを陳列し販売するところから、CDを顧客に試聴させる。POPカードを貼付する。など顧客の感性に訴え、消費行動へ動機付ける。

また、地域との関係性を大切にすることから経営改善に結びつけた新聞店の事例を紹介。

コミュニティを作り常に活性化する。具体的には、顧客・地域との接触を保つこと。思いを伝えること。自己を開示すること。交流すること。などから、絆を深め地域の中で認知される企業に変貌をした。と

行政にも政治家の活動にも通ずる講義だった。
例えば、読んでもらう後援会会報作りや、後援会会員さんへのHPを通じての自己の情報開示や交流会の開催など。
大阪府茨木市立葦原小学校PTAの活動を紹介。新聞発行によって、会員との連帯の絆を構築した。

また、行政運営するとき、マクロで物事を見ずに、市民一人一人の感性を対象にして物事を考えた時に行政施策に変化が生まれる。

HAVE FUN
楽しいことだから一所懸命でき、楽しいことだから長続きし、楽しいところに人は集うと締めくくられた。

【小阪 裕司(こさか ゆうじ)氏:オラクルひと・しくみ研究所代表】
 山口大学人文学部(専攻は美学)卒業。大手小売業にて実務を経験後、広告代理店を経て、1992年「オラクルひと・しくみ研究所」設立、大手企業の数々のプロジェクトを手がける。また、人の感性と行動を軸にビジネスを組み立てる理論を体系化し、2000年からその実践企業の会を主宰。これまでに4000社を超える企業を直接サポート。2007年日本感性工学会理事就任。2007年7月静岡大学客員教授就任予定。
『日経MJ(日本経済新聞社)』、『文蔵(PHP文庫)』にて長期連載中。著書『「感性」のマーケティング(PHPビジネス新書2006年)』、『招客招福の法則(日本経済新聞社2006年)』など計15冊。新刊2007年7月出版予定(東洋経済新報社)。
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by ando-ayabe | 2007-08-11 11:56 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

市議会議員特別セミナー(第2講座)

林宜嗣教授の講演に続いて、東京大学工学部西村幸夫教授の講演

「住民視点から見た「調和」のある都市再生」と題して、日本各地にある歴史ある公園・建造物の現在の状況をパワーポイントで説明。

まず第一に上野公園の由来。から、最初に整備された公園の主旨が現代にまったく生かされていない点を説明。上野公園の整備コンセプトに基づいた景観形成を図るべきであったと説明した。
 元々上野公園は、江戸時代に「京の都の風景」をイメージして作られたテーマパークであったと。不忍池は、琵琶湖を模して作られ、清水寺の舞台も竹生島の唐門も作られていた。と説明。しかし、明治時代になって、その景観をさえぎる樹木を京成電鉄が植栽し、今や当時の景観はまったくない。

また、上野公園の西郷隆盛像近辺の戦後間もない整備も、今やその当時の整備の面影もなくなっており、その時々の行政関係者の思いつきによって整備が進められ、住民の意向や歴史的価値に対する照査もしないまま、一定のルール(例えば都市計画)に基づいて画一的に整備や開発が進められてしまっていると指摘された。

そして、本年度に世界遺産に認定された、「石見銀山」に関する住民主体の保存・活用の取り組み事例を説明され、住民が主体となった取り組みを行政が時間をかけて、誘導・支援することが重要と締めくくられた。

先生の話から、私市円山古墳の整備を思い出していた。高速道路の工法を変更し、開削から隧道(トンネル)にかえ、工費は6億円余分にかかったものの、私市円山古墳の上に立てば、中丹地域の古代の空気を感じることが出来る。

大和朝廷畿内説を裏付けるような、大きなスケールだ。私市円山古墳をもう一度見直したい。

西村先生の話は、学者らしい話で、議会関係者としてどう生かすのか、考えを要する話だった。
しかし、基本的には、地域活性化に手法は色々あるけれど、地域の資源(生活・産物・歴史等々)をどう生かすのか。それも、住民視点に立って生かすことがまずは基本と言ったことを示唆する講義であった。

講義終了後、夕食をかねた、市議同士の交流会が開催された。多くの市会議員さんと交流が出来た。過日総務建設教育常任委員会で視察した上越市の矢野学市議会議員さん、綾バスの視察に来たと言っておられた岡山県備前市議会議員さん。私を40歳代に見えると言ってくれた泉大津市の若手市議会議員さん(写真)たち、同じテーブルだった愛知県豊川市の女性市議会議員さん。福知山市出身だと言ってお話しできた宝塚市の北川市議さん、塩見麻理子議員の紹介で、関西若手議員連盟の奈良県葛城市議の山ちゃん(山下市議)。f0111128_18425146.jpg

夕食後は、その山ちゃん、塩見市議さんの友人の関西若手議員連盟の野洲市の内山市議(先ごろ視察した中主農業法人を案内してもらった)、守山市の森市議さんと大津市内で交流することが出来た。「所変われば品変わる」議員活動も選挙活動も百人百様。色々なアイデアを頂戴した。10時30分研修所へ。

全国の市議会議員さんとの交流も出来るこの研修会は大きな収穫だ。


【西村 幸夫(にしむら ゆきお)氏:東京大学工学部教授】
 1952年福岡市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院修了。1996年東京大学教授。専門は都市計画。工学博士。1996年日本建築学会賞(論文)、2005年日本都市計画学会論文賞受賞。
『歴史を生かしたまちづくり~英国シビック・デザイン運動から(古今書院1993年)』、『町並みまちづくり物語(古今書院1997年)』、『環境保全と景観創造これからの都市風景へ向けて(鹿島出版会1997年)』、『西村幸夫都市論ノート(鹿島出版会2000年)』、『都市保全計画(東大出版会2004年)』、『都市美(編著、学芸出版社2005年)』、『路地からのまちづくり(編著、学芸出版社2006年)』、『まちづくり学(朝倉書店2007年)』など著書多数。
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by ando-ayabe | 2007-08-11 09:19 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

市議会議員特別セミナー(第1講座)

今、地方自治体は、地方分権がますます推進される中で、これまで以上に「独自性」と「自立性」「自己責任」が求められている。

市議会議員は、今日の地方分権の流れを感覚的でなく理論的にも理解し、地方自治体経営の舵取りをしっかりとしなければならない。その責任がある。

議員は、地域や市民の要望・身近な政策実現を行政に求め、また、行政のチェック機能としての役割も大変重要な役割だが、一方、今後大きく変わる自治体経営、府・国との関係など、地方分権政策推進のため、政治家としてしっかりとした考えを持ち、市民・行政を先導してゆかなければならない役割も持っている。

創政会では、大きく変貌するであろう地方分権時代に対応できる綾部市行政運営をしっかりと推進できるようにするためにも、議員個々の資質の向上を図るため、8月9日10日の2日間。全国市町村国際文化研修所主催の「平成19年度第1回市議会議員特別セミナー」に出席した。

この、全国市町村国際文化研修所。JAM・国際文化アカデミーという。
総務省所管の財団法人「全国市町村振興協会」の運営施設だが、相当な運営管理資金がかかっているものと思われる。
滋賀県大津市唐崎にこんな素晴らしい研修施設があることを知らなかった。
自治体職員専門の研修施設ということで、年間88回の研修を行っているとのこと。

研修コースは、政策実務研修、国際文化系研修(国際化への対応の研修体系)、特別セミナーとして、議員、首長等の研修など、今日的課題に対応する研修体系となっている。

綾部市の職員は、この施設の政策形成研修などを受講しているのだろうか。研修参加費も割安だし、民間に比べて恵まれているこの公務研修施設。せっかくの施設を有効利用しない手はないと思うのだが。

6月議会でも質問したが、これから地方分権が進み、基礎自治体と言われる市町村職員の政策形成能力や、都市経営能力を養っておかないと、10年後20年後の職員の資質・綾部行政運営が課題となることは容易に推測できる。

話は戻すが、議会議員も資質UPを目指して、創政会では、議会事務局から回ってきたこの研修案内を会派で参加しようと相談。当日、木下幹事長は公務で欠席だったが、田中正幸市議、塩見麻理子市議、高倉武夫市議、そして私の4名が出席した。
北は北海道苫小牧市議会から、南は、佐賀県佐賀市議会まで、300名の市議が参加していた。

 第1日目第1講座は、地方制度調査会の委員や政府税制調査会委員を歴任し、地方税財政学の今の流れを作っている関西学院大学教授林宜嗣(はやしよしつぐ)先生
テーマは、「地域再生のための真の三位一体改革」
 講義の流れは、

①地方の格差問題夕張市と東京都杉並区との行政サービスの比較
②格差拡大感と納税制度や法人2税の見直しの考え方。
③将来人口予測と地方の危機(自然減と社会減のダブルパンチの地方)綾部でも2020年には27千人の都市に。
④中央集権的公共投資による地域活性化の限界
⑤地域の事業効果を高める公共投資のあり方。
⑥地域リーダーとしての自治体の役割=地方が創意でその地方の設計図を描くそして自治体経営のリーダーとなる。
⑦地方分権改革のNEXT STAGE
・地方分権推進のためには、税制自体を地方の特色を生かしたものにするべきで、国税は義務の関係だが、地方税は応益負担という視点に立って考えるべき。
  
・これの考えは、納税しないものにはサービス供給しないと言う考え方。その考えに立てば、地方税法で、国が地方税の課税内容や率を決めることはなくなり、地方独自の税制を考えればよいことになる。課税・徴税も基礎自治体が独自で考えることとなる。国税三税の32パーセントは地方交付税にという発想もやめ、「財政調整税」として別途徴税することになる。
 
・徴収も、何も国や自治体の専売特許のようにせず、民間委託して、不公平が発生しないようしっかりと、滞納処分も含め、徴税することにすればよい。

・「国と地方の事務配分」は、自治事務と言えども国が企画し、地方が執行していた。(これは、補助金制度のもとで、国が補助金を手放さなかったり、規制制度を国が決め、国の関与を温存してきた。地方も頼っていた。)その結果、制度の失敗の際の責任の所在は不明確で、規制・制度を作った国の責任にもなるし、実行してきた地方の責任とも言える。誰も責任を取らないことが今日まで生まれていた。

・しかし、これからの望ましい姿は、地方が企画立案から執行までを一貫して行い、責任も地方が取ることになるだろう。

今日までの法令や条例・行政指導に基づく上意下達の「常識」はこれからどんどん変わってゆく。その発想を職員も議員も市民も持たなければ、新しい地方分権時代を迎えることが出来ない。

第2期地方分権改革推進協議会・第28次地方制度調査会・政府税制調査会など国・地方に関する国の諮問機関は国・地方の関係を抜本的に見直す方向で議論が進んでゆくと理解した。

先ごろの、地方交付税を見ても、すでに3億円の減額。今後、地方交付税制度が、今回の参議院議員選挙の自由民主党の敗北によってその流れが緩む心配もあるが、民主党主導によって再び借金破産国家にならないよう、政争の道具にせず、国地方を通じた持続可能な改革を実行して欲しい。

【第1日目第1講座の講師】
林  宜嗣(はやし よしつぐ)氏:関西学院大学教授
 1951年大阪市生まれ。1978年関西学院大学大学院博士課程修了。卒業後、関西学院大学経済学部に就職。1986年経済学博士学位取得。1988年関西学院大学経済学部教授。1992~1993年London School of Economics客員研究員。1994~1996年経済企画庁経済研究所客員主任研究官兼任。2001年から2004年まで関西学院大学経済学部学部長。現在、政府税制調査会委員、国土審議会委員等。
『現代財政の再配分構造(有斐閣1987年)』、『地方分権の経済学(日本評論者1995年)』、『地方財政(有斐閣1999年)』、『新・地方分権の経済学(日本評論者2006年)』など著書多数。





 
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by ando-ayabe | 2007-08-10 22:18 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

量より質

朝から暑い。

午前9時50分市役所へ。6月議会の議会だより編集委員会。欠席は一人。
内容を点検。
「議会だより」は8月下旬に皆様のもとへ。今号の特徴は、平成18年9月1日から増額され、一人当たり年額20万円となった、「政務調査費」平成18年度の執行状況・内容について全面公開するもの。

政務調査費の使用内容がマスコミで問題にされ、議員の質が問われる事態となってい。
綾部市議会議員の政務調査費の執行内容とテレビでの他の自治体の内容があまりにかけ離れているので、市民に政務調査費が何に使われているのかを見ていただき、綾部市の市議は少なくとも不明朗な執行をしていないことをご理解していただこうと「議会だより」で公表しようとするものです。

政務調査費を議会だよりで公表している自治体は、全国でも稀。

各会派の編集委員全員で確認し、紙面で公表するものです。是非8月下旬に掲載される「議会だより」をご覧下さい。疑問点は、各会派にご質問ください。

第15期の綾部市議会は風通しが良くなった。1年生議員でもどんどん提案をし、市民にとって利益につながることは、どんどん採用していく体質に変革した。

編集委員会を終え、街づくり、農林、下水、総務の各課へ。課題事項の整理に。

11時から、建設業関係者と建設業界の状況を聞く。今建設業は不況業種。バブル後の公共事業の下支えに関しては、官僚から、「これが最後」と言われた。これからは、自ら身を削がなくては生き残れないと感じた。その会社は、4千人近くいた従業員を2千人まで削減して、減量経営。ようやく現在の受注に対応できる会社の規模になったとのこと。

12時から綾部地区公民館役員会。午後1時から公民館運営委員会。午後2時から公民館教養文化部主催によるエコセミナー。環境市民会議から講師。約40人が出席。

午後3時半からITビル。「民政会・創政会わいわいミーティング」開催案内を自治会長宅に。午後4時帰宅。夜の会議の進行表作成。昼ごはんを食べる。

午後7時「わいわいミーティングIN綾部地区」出席者が少なく、呼びかけが足らなかった。反省すると共に、市民新聞2回の宣伝では、人は集まらないと知る。回数を重ねることが大事。
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皆さんで綾部のまちの状況について意見交換。有意義なひと時を過ごす。
午後9時終了。
帰宅し夕食を食べ、今日も一日が済んだ。

多くの人に出会えた。話も聞けた。感謝します。これからもご指導をお願いします。
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by ando-ayabe | 2007-08-08 01:11 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

賢者は聞く

財団法人 市町村振興協会主催の市町村一期目議員研修会が開催された。
場所はルビノ堀川(京都市)。台風5号の影響で開催が危ぶまれたが、朝になって、開催決定。綾部市議は、私の他、村上幸喜市議、高倉武夫市議、吉崎進市議、高橋輝市議と、川北淳議長。計6人議会事務局の井口君の運転で、京都へ。台風の余波で、雨風は強かったものの予定通り京都へ行くことができた。

この研修会。京都府下市町村の1期目議員と議長、議会事務局長などの初めての研修会。
83人の市議16人の市町村議会議長、15人の事務局長計114人

内容は、講演1「地方議会制度と運営について」
元都道府県議会議長会議事調査部長 野村稔氏
長年の議長会事務局職員の経験を通じての制度の出来た背景や秘話などを話された。
議会の質疑とは、質問は短く答弁を長く。とか議会改革は一度には無理。徐々につみあげを。
また、政策提案した内容が予算に反映されたか検証すること。など、

議員歳費は一般社会から見ると低い。しかし、市民感情からは、歳費を上げる意見はない。これは、議会議員を市民の代表として、市民が見ていないから。経済は世界トップでも、国民の政治意識は三流。もっと歳費を上げねばならない。

歳費が上がらないから、野中広務氏が議員活動の充実のため、地方議員の政務調査費の制度を作った。と言った。裏話も。

休憩を挟んで、講演2。話し方研究所会長福田健氏は「人を動かす説得コミュニケーション」と題して議員に求められるコミュニケーションセンスは
①双方向(相手が話したいことを察知すること)
②水平性(同じ目線で話すこと)
③対面性(目の前の相手とあって話すこと)であること。

「賢者は聞き、愚者は話す」聞き上手になることが大切。聞くことで、話している相手の様子、状態、思いを知り、次の対応へと進める。聞く側も相手に影響を与える。

人間の力量が説得力を支える。自分自身の真摯な人柄・見識・実績が相手の信頼を得、説得力へと繋がる。

難しい話だったが、スーッと心に入る話だった。話し方研究所の先生だけに話し方は上手い。

色々な講演会や人の話を聞く機会がある。しかし、途中で眠たくなったり、集中力を欠く。
話は、長くて1時間が集中できる限度のような気がする。また、話し手側も、エピソードを加味しながら話したり、途中で、気分転換のような何かを挟むことによって、話の集中を持続させることが出来る。

聞くほうも、全部を記憶して帰ろうとせず、何か一つでも心に残ることを聞いて帰ろうと思うことによって、ポイントを整理しながら話が聞ける。

ついつい、一方的に自分の主張ばかりを繰り返す。

賢者=聞き上手にならないと。
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by ando-ayabe | 2007-08-04 14:05 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

信義

長い間ブログの更新が出来なかった。

ようやく、市議会が終了。この6月議会は、「人」と「人」との連携が如何に大切なのかが、認識される議会であった。議会は、市民の付託を受けて審議を行っている。

この提出案件は、法令上問題が無いか。将来の綾部市にとって影響しないか。市民にとって今必要か。などを丁寧な説明を受ける中で、審議している。

水夢の第2スタジオ建設工事入札に関して、当該予算の審議中に工事の準備がなされていて、市長答弁との齟齬が生じたことに対して陳謝したと掲載。

共産党議員団が、水夢が建設する第2スタジオの建設に対する、市の補助について反対の立場から、一般会計補正予算と国民健康保険特別会計補正予算の修正案を提出された。

修正提案理由の主要な点は、
①第3セクターは平成15年設立当時、市長の答弁で、「これ以上の補助はしない」と言明した。
②総務省「第3セクターに関する指針」は「自助努力」を原則とし、「公的支援」を厳しく批判し「支援のあり方についてあらかじめ決めておくこと」としている。綾部市はその取り決めをしないまま、2500万円の補助が支出されようとしている。
③その支援の財源として、「国保」準備金が1050万円支出されようとしているが、その支出の根拠として「保健事業」をあげている。保険事業は、被保険者の健康の保持増進のため」に使うもので、その主旨に反している。

反対理由の他に、
①6月議会で予算審議している最中に既に㈱水夢が独自に工事発注されている事実をつかんだ。議会の審議権を踏みにじるもので許しがたい。市長は事務事業の適正な執行責任が問われる。
と言うものだ。

その事実が、明らかになったのは、議会本会議採決の日の1日前。

入札は、6月12日に行われていた。

補助金交付要綱では、予算が通過しなければ、事業主体が工事に着手してはいけないとは規定されていない。しかし、信義上の問題はある。市長は陳謝した。

予算配分が遅れたり予算通過が遅れて、その結果、年度内に事業が執行できなくなることもある。
補助金を交付する側(国・府・市など)は、自分たちの都合だけで、予算が通過した途端に、早くやれ、年度内に完了せよ。補助金の確定がなされるまでの準備として、日付を抜いて申請用紙をつくるよう指示されることも。補助を受けるほうはたまったものではない。

民間手法で行政目的の一つを担っている3セク。赤字を出したら大変だ。一刻も早く設備投資して、資金の回収を図らなければならない。行政目的にもかなっている。

議会は、しっかりとその予算補正が市民にとって、必要なのか。補正予算を追加することが適当なのかを審査することこそが重要なのではないか。その事業による効果や3セクの収益向上に影響するのかどうか。

「法令や要綱」を判断基準にするのは当然のこととして、その一方で議会は立法府でもある。その制度が時代にあっているのかいないのか。
地方分権が進む中で、やっぱり戦後レジュームの見直しは絶対必要。

それにしても行政側の「忘失」だけなのか。議会の行政に対する信義に影響する事象が多くあった6月議会だった。
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by ando-ayabe | 2007-07-09 11:15 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

「義」

市議会一般質問第1日目
今日の質問は当初予定の5人から4人へ

農政問題、教育問題、防災問題、中東和平問題、介護保険問題、環境問題など質問。

それぞれに調査や研究されての質問。議会は、政策提案が出来るよう、国全体の動きをチェックし、市政・先進自治体についてもチェックし、質問・問題点を議論する。そんな場になりたい。

それにしても、ミートホープ社のひき肉偽装事件。社会保険庁の労使関係。「正義」は何処行ったのか。社長の反省。ばれなければとことんやったのだろう。「個」のことしか考えていない。

昨夜の西田昌司候補が、「堀江モン」や「村上ファンド」問題で語っていた。何の目的でお金を稼いでいるのかわからない人が多くなったとか。家族のため、地域のため、社会のため、必死で働く。そしてお金を頂戴する。そんな時代にもう一度戻れないか。それが国家を愛する心にも繋がる。

世の中。「義」と言うものがなくなってしまった。上杉謙信は、足利幕府に対する「義」をもって戦国の世をとことん貫き通した。天下取りに群雄割拠する時代。織田信長は「天下布武」。自らを神とし、天皇を廃しようとした。結果、本能寺の変。太閤さん。歳には勝てず、ネネの色香に惑い、豊臣家を私物化し、大阪の陣で崩壊。全て「個」の利益に奔走し「義」を忘れた結果全て滅びた。上杉家は江戸時代も上杉鷹山と言う、現代にも通ずる名藩主を出すなど米沢へ移封された後も続く。

「正義」「義理」「不義理」「義侠心」日本人が古くから持っていた「義」

世の中は戦前を否定するあまり「個」を大事にし過ぎて、「義」を無くしてしまった。おまけに「愛」も無くしてしまった。結婚するもしないも「個」の自由。

全ては、個人の自由。個人の心にまで入り込むな。「個」を主張しすぎる風潮が、「協調」という日本古来のよき風潮を失ってしまったのではないだろうか。学校の荒廃問題も社会全体が「個」を重んじしすぎたため、個人の懐に入ってともに悩むことが出来ない社会風土を作ってしまったのではないかな。

このまま「個」を野放しにすると、日本は崩壊するのではないだろうか。戦後レジュームの総決算が必要。
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by ando-ayabe | 2007-06-27 00:24 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

市議会6月議会開会

綾部市議会6月定例会が開会された。
日程は市民新聞にも記載されているが
6月21日 召集。議案提案8件の上程と会期が決定
6月22日 正午に一般質問通告が閉め切り
6月26日 一般質問第1日目
6月27日 一般質問第2日目
6月28日 一般質問第3日目
6月29日 予算委員会総括質疑
7月 2日 総務・建設・教育常任委員会
7月 3日 厚生・環境・経済常任委員会
7月 4日 予算委員会
7月 5日 議会運営委員会
7月 6日 本会議採決
会期16日間

一般質問の通告を終える。
今回の質問は
4月に発足した、「第2期地方分権改革推進委員会」が6月に発表した「基本的な考え方」に基づいて、今後3年後を目処に、勧告を発表する。
市民にあまり身近でないような案件に見えるが、今後10年で、国と地方自治体との関係を大きく変えることになる。それに伴って、市民の税負担の考え方や、自治体の形も変わってくることが予想できるので、今から市民にもよく理解しておいて欲しいとの思いから一般質問として取り上げることにした。

もっと身近なことを質問せよ!!とお叱りを受けるかもしれないが、ひょっとすると、10年後には綾部市はなくなっているかもしれない。あるいは、綾部市で進めていた仕事が遠いところに行かざるを得ないことになるかもしれない。今から市民に知っておいて欲しい。

今回の市民税の増額。所得税の減額もその道筋の一貫なのですよ。と言うことを市民はご存知ですか?「市府民税が上がったでよ。何に使うのかな?」程度の理解では困るのです。

これからは、地方自治体が自立していくために、財源を国から地方に振り替えたのです。
それなら、これからどうなってゆくのか?だから質問をするのです。

もっと身近な問題も質問します。
2番目の質問は、「食育」の問題です。私、メタボリックシンドローム予備軍です。ひょっとすると、正規軍かも。今、子どもにもメタボがあるとか。

朝食を食べない子ども。一人で好きな時間に食べる。「孤食」というより「勝手食」
しかし、一方で、学校の食育で、嫌いな野菜が食べられるようになったとか、給食によって校内暴力が沈静化したとか。

食育は、知育、体育、徳育よりも子どもにとって大切な教育と古くから言われている。
しかし、綾部中学校と八田中学校は学校給食がない。ミルク給食という給食は40・50年続いている。何時になったら、全校で完全給食を実現させるのか。

親が、子どもの弁当を入れてやるのは当然だ。と言われ続けて40年。それも、一方では完全給食できている中学校(何北・豊里・東綾・上林)もある。前述の理論は通用しない。

綾部小学校は、かつて、1500人が通学し、それなりの給食室があった。現在は800人。綾部中学校は現在600人。であるなら、数値的には、綾部小学校で、中学校の分も作り、配送すれば可能だ。

そのような検討がなされたのか。議論がなされたのか。これでよいということにはならない。常にスパイラルで、進歩することが必要。

是非とも検討して欲しいと思って、今回一般質問を行う。

質問は、一般質問最終日6月28日(木)午後一番かな。最後から3人目。
是非聞きに来てください。
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by ando-ayabe | 2007-06-22 18:13 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

オフトーク通信

≪創政会・民政会の合同勉強会≫
○6月議会の提案議案内容勉強会が開催される。
・2時間いっぱいかけて、しっかりと議論が出来たのではないかと思う。
・現地現場主義を市長から体験も含めて、挨拶があった。
・現地現場主義なら議員も専門。地域の実情は毎日肌で感じている。

・今日も地域情報化に関して、オフトーク通信の問題を提案。近い将来のユビキタス社会を目指して地域情報化の方向性を示して欲しいと各議員から噴出。
・志賀郷地域では、喫緊の課題。1500万円かけて、新たな投資をするのか、光ファイバーによるインターネット通信に変えていくのか。高齢化も進んでいる。
・その他の地域(西八田、豊里)でも、部品がなくなったとか、老朽化で更新をどうするか困っておられる。また、地域へ定住してもらうにも、オフトーク配線では、ISDNが精一杯で、光ファイバー導入しようとすれば、維持費が倍かかる。その意味でもオフトークはネック。

・高齢者がインターネットは使えないとかお葬式の連絡はオフトークなればこそとの意見もあるが、1年に何回その地域でお葬式があるのだろうか。FMいかるで毎日定時刻に放送することにすれば、ついでにFMいかるも聴取率UPに。

・奥上林や志賀郷では携帯通話も困難な地域がある中で、まだまだ光ファイバーどころではないと言う意見も。(携帯電話の中継塔を原子力補助金で建設して、携帯各社に貸し出せないものだろうか。電源地域には恩恵だが。制度の障害があるなら実態を訴えて、制度改革できないものだろうか。)

・光ファイバーインフラの行政負担を慮って予防線を張るのではなく、綾部市の将来の地域情報化の方向を市民と同じテーブルで、「綾部市地域情報化アクションプログラム」にまとめ、地域の不安を解消することが先決だ。その上で、財政負担をどうするか。住民負担も視野に市民とともに考える。

オフトーク通信だけでなく、共聴アンテナの地デジ対応の問題、防災情報伝達の問題など広大な綾部の情報双方向化の課題は大きい。遅れない内に20年間は持つようなシステムを考えなければならない。
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by ando-ayabe | 2007-06-19 09:46 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)