2017年 07月 12日 ( 1 )   

常総市訪問   

2017年 07月 12日

総務教育建設委員会最後の訪問先、茨城県常総市を訪問。調査研究テーマは、「防災対策・関東東北豪雨の対応と復旧について」常総市は、平成27年9月鬼怒川の氾濫で市域の3分の1が浸水する被害を受けた都市で、その時の災害対応やその後の復旧の取り組みについて学ばせていただいた。

今でもテレビ映像で脳裏に焼き付いている。鬼怒川の堤防決壊や溢水によって鬼怒川の濁流がどんどん広大な市内に流れ込み、堤防近くの民家が流されヘリコプターで現場に取り残された住民を救出するシーンを思い出す。訪問した市役所は当時新築間もない建物だったが約60cm水没したそうで2階は急遽避難場所となっていたようだ。

 災害発生の平成27年9月10日以降の避難指示等の状況や被害の状況、救助の状況、農業被害の状況など詳細にわたって市の防災管理監からお話を聞いた。そして引き続き、災害後のボランティアセンターの設置やその後の地域とのつながりなど社会福祉協議会の職員さんから説明を聞いた。

 災害後の取り組みとして、ハード面で市役所の非常電源確保のための浸水対策や小型気象観測装置の設置。市内の電柱に洪水時の想定浸水値を表示し、常に市民の防災意識を惹起させる。災害情報伝達手段の高度化として、要配慮者への戸別受信機の配置やテレビへの自動緊急文字表示など。又、ソフト面では、市役所の組織機構の改革。水害対策検証委員会で検証しその報告の実践を図ること。
防災士の育成。防災士資格の取得費の支援。市の情報と市民の避難行動とのタイムラインをモデル地区で策定。市内小中学校の一斉防災教育の実施。洪水時情報伝達訓練の実施。などきめ細かく実施し、市民の日ごろからの防災意識の向上に努めるよう努力しているとのことだった。
f0111128_1615137.jpg

「災害は忘れたころにやってくる」ではなく、最近の地球温暖化によって「災害はいつでもどこにでも何回でもやってくる」と言う感を受ける。日常的に防災避難の意識付けを市民に投げかけていかねば、ちょっとした油断で大災害につながる。緊張感。

午前11時20分 近くのお蕎麦屋さんで昼食。そのお店も、座敷の畳や壁はすべて新調され、床柱には水没の跡が付いていた。原状回復は大変だったろうと思う。

昼食後、12時10分発の関東鉄道常総線水海道駅から守谷駅へ移動し、TXにて秋葉原。京浜東北線で品川で、新幹線に乗り換えて、綾部に着いたのは午後5時半だった。
[PR]

by ando-ayabe | 2017-07-12 23:06 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)