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節分大本教の節分祭は、綾部の冬の風物詩。昔は小学校が、半日休校になったほどにぎやかだった。
大きな「どんど焚き」が何箇所も天を焦がし甘酒の大行列。近くに住んでいたせいもあるが、公会堂は信者さんの宿泊所になり、町区中の各家に甘酒がヤカンで振舞われた。

朝から、どんどの煙と八雲琴の音が町中に響く。朝まで弥勒殿前は信者や市民で賑わった。

大本教の節分祭では、夜中の3時ごろから豆まきが行われる。大本の口上は「鬼は外、福は内」と言わず「福は内、鬼も内」と言う。その謂れを聖師「出口和二三郎」は「鬼三郎」と読んだからとか、大本は天照大神が祭神ではなく国立命が祭神で丑寅の金神さん(鬼門筋に当たる神様)が由来で、「鬼も内」と言うと聞かされた。

今朝の京都新聞1面ソフィアの吉井敬郎氏は、鬼は福をもたらす神だった。江戸時代の大名九鬼家では節分に「鬼は内」と唱えたと記載されていると言う。九鬼家は綾部藩主。その話も聞いたことがある。大本教の「鬼も内」も九鬼藩から来ているとも聞いたことがある。

いずれにしても、鬼は「福をもたらす神」らしい。話はともかく。我が家も恥ずかしいので小さい声で、「鬼は外、福は内」と唱え、恵方へ巻寿司を丸かじり?(何でこんなことするんだろう?と思いつつ)して、夕食を終えた。

by ando-ayabe | 2008-02-03 22:31 | 日々の生活  

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