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稲刈りの秋

午前中、稲刈り予定が午後へ。

午後1時から5時まで稲刈りの手伝い。雨を心配しつつ約2反の稲刈り

市議会一般質問。毎議会ごとに、テーマを決めて質問している。

9月議会は、京都北都信用金庫や京都銀行がDI値の調査を実施しているが、小売業種・建設業種のDI値が3年ぶりに悪化している。

行政として地域経済に注意を払うのは当然のこと。地方分権が進めばなおのこと、地域の各業種の景況状況を把握し、関係団体との連絡調整やそれぞれにできうる支援方策を検討することが重要と考える。

京都府に依存したり国に依存することは将来は、なかなか困難となる。地域のことは地域で、と言う方向だ。

ならば、積極的に地域経済戦略会議のようなものを設置し、地域の知恵を集める。地域産物の地域販売戦略構築。異業種異分野との連携を進めて、地域ブランドの開発と流通促進を図る方策が取れないか。われこそがと言った良い意味での切磋琢磨はよいが、足の引っ張り合いにならぬよう、みんなで知恵を寄せ合いよりよき地域経済振興戦略を構築すべきと考えるが。

あと、森林・林業振興だ。26000haの綾部市の森林を過疎化の著しい農山村の所有者に任せるだけでは、地球環境時代の森林・林業を維持することは困難。

当面は、行政の支援を進めながら、将来は、国家的な森林保全をしなければ、災害は止むことは無く、限界集落と言われる農山村は住む人さえいなくなる。

森林・林業は「地域で、流域住民が、国家が」守り育てていくことしか今の対策はないように思う。
今、山から切り出す材木の価格は、とても採算の取れる状態ではない。今や山の財産価値はゼロに等しい。所有者が保育することは、山に投資することになるが、投資しても今の状況ではリターンが無いどころか、赤字のおそれもある。だから、当然間伐保育はしない。となると、山は荒れ災害が発生する危険は大きくなる。有害鳥獣もすめない。

誰が、山を守り育てるのか。地球環境という大きな視点で山林を見てみると、国家や地方がその資金を捻出することしか方策はないように思うのだが、今、期にも地方自治体も財政にそんなゆとりは無い。

企業や市民が26500haの綾部の山を守る方策を考えなくてはならない。

森林ボランティアの取り組みを大きくする。木材活用を企業・市民とともに考える。ワークショップをしてはどうか?

by ando-ayabe | 2007-09-09 22:14 | 日々の生活  

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