信義   

2007年 07月 09日

長い間ブログの更新が出来なかった。

ようやく、市議会が終了。この6月議会は、「人」と「人」との連携が如何に大切なのかが、認識される議会であった。議会は、市民の付託を受けて審議を行っている。

この提出案件は、法令上問題が無いか。将来の綾部市にとって影響しないか。市民にとって今必要か。などを丁寧な説明を受ける中で、審議している。

水夢の第2スタジオ建設工事入札に関して、当該予算の審議中に工事の準備がなされていて、市長答弁との齟齬が生じたことに対して陳謝したと掲載。

共産党議員団が、水夢が建設する第2スタジオの建設に対する、市の補助について反対の立場から、一般会計補正予算と国民健康保険特別会計補正予算の修正案を提出された。

修正提案理由の主要な点は、
①第3セクターは平成15年設立当時、市長の答弁で、「これ以上の補助はしない」と言明した。
②総務省「第3セクターに関する指針」は「自助努力」を原則とし、「公的支援」を厳しく批判し「支援のあり方についてあらかじめ決めておくこと」としている。綾部市はその取り決めをしないまま、2500万円の補助が支出されようとしている。
③その支援の財源として、「国保」準備金が1050万円支出されようとしているが、その支出の根拠として「保健事業」をあげている。保険事業は、被保険者の健康の保持増進のため」に使うもので、その主旨に反している。

反対理由の他に、
①6月議会で予算審議している最中に既に㈱水夢が独自に工事発注されている事実をつかんだ。議会の審議権を踏みにじるもので許しがたい。市長は事務事業の適正な執行責任が問われる。
と言うものだ。

その事実が、明らかになったのは、議会本会議採決の日の1日前。

入札は、6月12日に行われていた。

補助金交付要綱では、予算が通過しなければ、事業主体が工事に着手してはいけないとは規定されていない。しかし、信義上の問題はある。市長は陳謝した。

予算配分が遅れたり予算通過が遅れて、その結果、年度内に事業が執行できなくなることもある。
補助金を交付する側(国・府・市など)は、自分たちの都合だけで、予算が通過した途端に、早くやれ、年度内に完了せよ。補助金の確定がなされるまでの準備として、日付を抜いて申請用紙をつくるよう指示されることも。補助を受けるほうはたまったものではない。

民間手法で行政目的の一つを担っている3セク。赤字を出したら大変だ。一刻も早く設備投資して、資金の回収を図らなければならない。行政目的にもかなっている。

議会は、しっかりとその予算補正が市民にとって、必要なのか。補正予算を追加することが適当なのかを審査することこそが重要なのではないか。その事業による効果や3セクの収益向上に影響するのかどうか。

「法令や要綱」を判断基準にするのは当然のこととして、その一方で議会は立法府でもある。その制度が時代にあっているのかいないのか。
地方分権が進む中で、やっぱり戦後レジュームの見直しは絶対必要。

それにしても行政側の「忘失」だけなのか。議会の行政に対する信義に影響する事象が多くあった6月議会だった。
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by ando-ayabe | 2007-07-09 11:15 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)

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