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モンスターペアレント

「ヘリコプター・ペアレント」と「モンスターペアレント」

聴きなれない言葉。
6月1日(金)午後ルビノ堀川で開催された「京都府PTA協議会OB会第11期定期総会」に出席。定例の総会議案を審議終了後、研修会が開催。京都府教育センター教師力向上アドバイザー奥西尚子氏の講演。

今、子離れが出来ていない「親」が多い。
「ヘリコプターペアレント」とは、大学生になった子どもの教育にまで口を出してくる親がいる。
 ヘリコプターのようにいつもは上に飛んでいて、突然、舞い降りるように子どもの学部学科の授業に口を出す親、大学の奨学金の相談に来る親。とか
子どもの自立を阻害している親がいると言うのだ。

 また、モンスターペアレントとは、「理不尽な要求を一方的に学校に押し付けてくる親」のこと。
学校は、親の要求を、要望なのか、苦情なのか、いちゃもんなのかを区分して対応する必要がある。とのこと。

そして、無理難題の裏には、親の不安や心配事がある。じっくり話すことで、解決するのではないか。と言う。

子どもは、試行錯誤しながら、成長する。我慢や判断する力を経験を通じて身につけて行く。親は、愛で子供の成長を見守ること。

最後に、教師は、学校に閉じこもるのではなく、地域へ出向いて、地域を知ることが大切だ。地域の行事や歴史・福祉の現場などに出向いて、地域の生活を知ることで、学校教育に生かすことができる。と締めくくられた。

研修会終了後、OBと現役員相互の交流会が開催され、OBは久しぶりの出会いや府内各地域の状況を相互交流し、しばしの時間を楽しんだ。

PTA役員は、保護者のリーダーとして、学校と地域、保護者をつなぐ重要な役割を担っている。
1年間、子どもたちの健やかな成長を保障するため、どのように内容のある活動が出来るか。
取り組めば取り組むほど有意義な活動にしていって欲しい。

決して「モンスターパパ」や「ママ」にならないよう。

私は、「ヘリコプターパパ」にならないよう自戒を込めて。

by ando-ayabe | 2007-06-03 11:46 | 日々の生活  

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