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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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机上の空論

 5月20日の京都新聞に3つの記事が載っていた。
一つは、府北部経済団体協議会(商工会議所等)主催の地域経済講演会の記事

5月19日私も義弟と一緒に出席。場所はホテル綾部。出席者は、関係する自治体の首長、議長、府議会議員、市議会議員、経済団体、商工会の代表の皆さん。

 衆議院議員谷垣禎一氏の講演。谷垣衆議院議員は、ご承知のとおり京都府5区選出衆議院議員。福知山・綾部が地元中の地元。

 講演は午後2時から、質疑を入れて、1時間20分。3時40分には、京都方面にお帰り。地元選挙区にはお泊りになることもないとか。福知山市の方がぼやいていた。地元には帰らなくても選挙には勝てるということらしい。激戦区の議員なら一晩泊まって、地元議員や首長との懇談会や奥さんが帰郷し地域の集会に顔を出すとか。

講演の内容は、小泉内閣による構造改革によって、地域格差や所得格差など弱いところへのしわ寄せが進んだ。これからは、コミュニティや「絆」を大切にして、消費税増税やふるさと納税など、格差是正策を講じなければならないと話していた。しかし、消費税議論は参議院選挙の影響か法人税収の好調で増税議論は聞こえず。
いずれの話も具体性に欠ける話ばかりであったように思った。

ましてや憲法改正の提案など何一つなかった。日曜日にどこかで講演した中川秀直幹事長の「憲法改正の国民的議論の喚起の提案(憲法草案の公募)」のほうがよほどインパクトのある内容だった。

谷垣さんのもっと熱い話が聞けると思っていただけに、少々期待はずれの講演会であった。また、商工団体のアピールも従来型の国会議員さんへの陳情で、内容も多くは公共事業。昔の体質と少しも変わっていない。

あんなソフトな話で「大宏地会」構想のイニシアティブが取れるのだろうか。相手は、麻生や古賀など強面ぞろい。
ホテルの会場にはテレビ局も2社ほど来ていたようだが、ニュースにならないような話しばかりであったように思う。テレビ局も期待はずれだったのではないか。

2つ目の記事。「東京と地方との経済格差是正のため、公共事業などの補助率を都市部は低率に、地方は高率にして格差是正を図ろうと言う財務省発表の記事。箱物事業はもうたくさんだが、格差是正策としては、谷垣さんの陳腐化した消費税議論よりより実効性がある。ただ、補助金のある公共事業は大きな事業に偏るので、ゼネコン育成にならないか心配。地方の下請けをたたいて、結局東京に利益を持ち帰るから。ここは要注意!!

3つ目の記事も、溜飲を下ろす記事「地方応援プログラム(地方交付税上のインセンティブ算入)に関して、府市長会会長の四方市長他と総務省(田村副大臣)との懇談会が京都市内のホテルで19日に開催されたとの記事。

私が3月議会で取り上げたとおり「地方応援プログラムなる騙し」地方交付税にインセンティブ算入、つまり活性化や少子化対策等いくつかのテーマに基づいた事業を市町村が実施し、成果によって、地方交付税を加算しようとするもの。

私は、この制度は、国の政策誘導で、地方交付税を国庫補助金化しようとしており、地方交付税の趣旨に反する。また地方分権にも逆行している」として「市長会として地方の主張を明確に国に伝えるべき」と市長の姿勢を質したもの。

記事では市長は、「タコがタコの足を食べて生きているようなもの」と批判したと載っていた。
説明すると、地方交付税は一定額を地方に交付するもので、その中で、いくら新算定で交付税を増額しても、他方で、同じ交付税の算定率を減らして、一つのものを食い合うだけになり、地方交付税の本来の格差是正にならない。と言うもの。

政治家も官僚も机の上ばかりで頭を使わず、現場で頭を使い、より現実的な政策の実行を
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by ando-ayabe | 2007-05-20 21:40 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)