視察2日目(埼玉県蓮田市)   

2007年 05月 19日

 5月15日。㈱高浜市総合サービスと高浜市役所の視察を終え、翌日の埼玉県蓮田市視察のために、一路東京へ。宿泊先へ着いたのは、午後7時

 5月16日。午前9時埼玉県蓮田市へ。蓮田市の教育行政を調査。綾部市の教育行政の参考になればとの思い。

 蓮田市教育長・教育委員会事務局から、「蓮田市の少人数学級」についてお話をお聞きする。

埼玉県志木市では、教育特区を申請して少人数学級を実現している先進例がある。

同様の施策を進めていると、志木市から紹介を受け蓮田市を訪ねる。
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蓮田市といえば、昨年。蓮田市の前市長。主婦で市長を2期努められた市長さんを招いて、綾部市男女参画講演会を開催している。

課長補佐の女性からてきぱきしたご説明をしてもらう。詳しく明瞭に答えていただいた。聞けば、学校教育課長。課長補佐は学校の元先生。

蓮田市は、人口6万3千人。財政力指数は0.73(綾部市は0.47)小学校は、8校中2校の1年生学級のみ30人学級を実施している。

既に埼玉県では、35人学級を県の費用で実施している。

また、「教育特区」の指定を受けない限り、市費の単独では、直接担任教員として、クラスに配置できないため、既に国費で配置されている音楽の先生を1年生教室の担任にし、音楽の先生を市の単費で支弁すると言う「苦肉の策」。
その費用は、2人分4,048千円。

30人学級にすると、体育の授業などで、支障もあり、30人学級を編成するかどうかは校長の判断にゆだねている。

つまり、61人の入学生がある場合
県の基準では、35人学級の基準で行くと2クラスになる。30人と31人。
市の基準になると30人学級が基準になり、3クラスとなる。20人+20人+21人の計3クラス。で、1クラス20人ではあまりに少ない。そこで、学校長の判断によって加配するかどうか検討されるとのこと。

蓮田市は、平成16年前市長の一声で、30人学級が実施された。しかし30人学級だからと言って蓮田市に転入してくる人はいない。と言っておられた。それよりも都心に近いこともあり、私立小中学校へ入学する子どももあり、公教育の質が問われているとか。

綾部市でも、30人学級を声高に主張される会派がある。しかし、実態は児童生徒数が少なくなりすぎて、友達が限られる。とかいじめの常態が心配される。とか保護者の不安もあるとの意見もある。

私は30人学級よりもTT教員の加配を充実するほうが、臨機応変に対応できるし、重点科目に先生を加配するほうが効果的だ。
今、課題となっている、特別支援教育に関しては、早くから対象児童をか把握し対処に努めておられた。

教育関係大学(文教大学)の専門教授とチームを組んで、年2回巡回し担任にアドバイスしたり指導をされている。また入学前健康診断時に判定し、入学時点から市の単費で、「生活支援員」(市民)を配置し円滑な授業や対象児童への支援を行っている。

また、教育サポーター制度をつくり、英語・環境問題などの総合学習で、地域の方々の協力で行っている。

昨今、教育委員会の意義が問われている。教育委員会の開催について教育長に質問した。
蓮田市では、教育委員会は、月1回開催。年間2回は、現場の学校で開催する。
委員長・教育長は元教師、他の委員は、主婦、お寺のお坊さん、歯科医師とのこと。

綾部市では綾部中学校で、教育の荒廃が心配されている。
視察から帰った翌日18日公民館「ふれあいの日」の活動で、綾部中学校の通学路に立った。
茶髪で登校する女子生徒。2人乗うぃで登校する子。徒党を組んで我が世の春と制服も脱いで、白シャツを出して登校する子ども、その後ろを2人分の鞄を持ち走り追いかける子ども。

朝の挨拶もしない。さめたような薄笑い。本当に数年前まであどけない子どもだったのだろうかと疑いたくなる光景。

教育は、「国の礎」
しかし、このままいくと、日本は確実に崩壊する。
第二次世界大戦の敗戦が国家の価値観を根こそぎ変えてしまった。
国家を守る心や国を愛する心の教育は「禁句」
そのような教育は全て、「戦場に子どもを送る」ことに繋がるからと言う単純思考の左派政党に扇動されて、いかんともしがたい。ようやく教育基本法が動いた。

次は、日本国憲法を、「日本人が日本人として生き残ってゆくための誇り」を取り戻すため、改正に着手しなくてはならない。

かつて左派勢力は、日本国憲法をアメリカ帝国主義が押し付けたと反対していた。

それがいつの間にか「憲法を暮らしの中に活かす」と言って憲法擁護に豹変した。!!!

あの当時は....といって弁解する姿がTVタックルで映されていた。

教育は憲法と同じように、日本人が日本人として生きていくために必要な教養・精神・知識を教えるものでなくてはいけない。

今の子どもがひどい状況になっているのは、残念ながら、戦後教育を学んできた親の教育と、それを野放しにしてきた国家にこそ問題がある。

対処療法的な30人学級も必要だろうが、それより根本の「国家のカタチ」の議論が必要だ。

蓮田市を後に新潟県上越市の限界集落へ移動
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by ando-ayabe | 2007-05-19 08:44 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)

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