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大怪我

  いつだったか、警備に出かけ、ひどい目にあった。侵入者と格闘し、右耳を負傷したのだ。ついに侵入者に力で引けをとるようになってしまった。とショックだった。

それでも自宅に帰り、格闘に負けた心の傷と、闘いの傷を癒していたのだが、右耳の傷がなかなか治らず、とうとう、膿を持ってしまった。やがて膿が出た。仕方なく医者へ行った。6500円だった。高い!

じつは、風邪をひいて、しばらく自宅で過ごしていたせいか、警備が手薄になって侵入者があったようだ。そこで、ついに侵入者と出くわして、格闘したのだが、負けては、いかんともしがたい。

右耳の傷が治って、再度警備に出かけた。とりあえず、警備区域の巡視だけはしてきた。しばらく安心していたが、右耳のあたりの調子がまだ良くないと思っていたら、同じ右の首の辺りが大きく腫れ上がり、大量の膿みが出た。体調も悪い。熱は40度。しかたなく再度医者に言った。

どうも、最初の右耳の傷の他に首にも怪我をしていたのだが、毛深いのでわからなかったと医者は言っていた。しっかり診てよ。9400円。高い!!点滴と注射を打ってもらった。抗生物質のようだ。すぐに、右手で引っ掻いてしまうので、とうとう、首の周りにプラスティックのラッパのようなものをつけられてしまった。

これが不都合で、寝難いしご飯も食べにくい。傷は治りつつあるが、傷跡がかゆい。かゆい。掻けない。かゆい。かゆい。かゆい。気を紛らわせて、うろうろしているしか仕方がない。

いつになったら、「ライオンチャンネル」のようなこのプラスティック首ラッパとってくれるのかな。
かっこ悪い。恥ずかしい。人前に出られないじゃないか。

家族は、「ライオン丸」と呼ぶようになった。おれの名前は、「銀ダー!!!!」


                   安藤家の飼い猫、銀の日記より   

by ando-ayabe | 2007-03-17 23:51 | 日々の生活  

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