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巧詐不如拙誠

 2月20日 綾部の発展にとって、非常に大切な企業のS社長が本社へ転勤されることとなり、そのお別れ会が開催され出席した。
 
 綾部をもっともっと住み良く、働きやすい地域にしよう。そして、地域経済の活性化に繋げよう。そんな思いが一杯だ。

S社長。単身赴任2年。ラインを軌道に乗せいよいよ本格稼動への道が付いたところで、後進にゆだね新たな課題に挑戦されるとか。

ご自愛の上、「敬天愛人」の精神で、一層社会のため会社のため働く従業員のため、リーダーシップを発揮されることを祈ります。

誠実な人柄で一生懸命な社長。最先端技術が綾部から動き始めていることを実感する。綾部の誇りだ。

 「派遣社員が百人と大規模に解雇された。綾部市が肝いりで誘致した企業なのに」と議会で批判じみた質問をする議員。おまけに人数も大雑把で実際は半数以下。しっかりと裏付けされていない。企業を誘致するために京都府北部へ誘致するのは至難の業。地道で必死の努力もけなすことしかしない。
 今日、グローバル化する企業環境下で国内企業が存続するためには、雇用調整は致し方がない状況。雇用調整は今に始まったことではない。同様の状況はいくらでも事例はあるが、ことさら、案件を取り上げ、行政の失点を強調しようとする意図が明らか。

逆に問いたい。一度あなたのご紹介で是非誘致企業を紹介してください。あなたたちは地域の雇用創出にどれだけの努力をして、どれだけの成果があったのですか。具体的数値で示してください。(議会は行政をチェックする機能と逃げるかも。)
 なら、派遣社員の問題。同じ質問をするのなら「セイフティネットはどうするのか」とか、「正社員化のためのスキルアップ支援はどうするか」「正社員雇用率向上のための表彰制度を考えてはどうか」とかもう少し、前向きの提案が出来ないものか。

市民の不平不満を言葉巧みに「扇動」する。我田引水の議論。あるいは財源のことも考えずに耳障りの良いことばかりを言い続ける。

 実直に、真面目に綾部の将来を真剣に考えながら、拙くても良いから、全体の市民のことを誠実に考え、財政のことも考えながら、事業展開することが大切。あらゆる組織にいえることだ。

『巧詐不如拙誠』:
昨今。政策も何も無しで『ワンフレーズ戦略』で愚民化を助長する運動が票が取れるともてはやされている。将来の綾部を、わが国を誤った方向に誘導しようとするものだ。
拙くても良いから真面目に政策で議論したい。

真に何がふさわしいのか、綾部の将来にとって何がプラスになるのか。を考える時期がまた来ている。




 

by ando-ayabe | 2007-02-21 23:52 | 日々の生活  

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