第11回全国市議会議長会研究フォーラムへ出席

午前7時30分 10月下旬に届こうかというのに蒸し暑い。夏物のスーツを着て出発。
午前7時53分 創政会の高橋輝議員、波多野文義議員、荒木敏文議員とともに「第11回全国市議会議長会研究フォーラム㏌ 静岡」へ出席するため、静岡市へ向けて出発。開催会場は、静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ大ホール・海
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 この研究フォーラムは、全国市議会議長会が、毎年1回全国の8ブロックで交替でコンベンションを開催している。綾部市議会ではこれまで参加していないし人気が高く早くから申し込まないと参加できない人気の研究会。講師陣も地方自治や地方議会研究の第1人者ばかりで、近年の地方議会の動向やありかたを示唆してくれる。内容の詰まった研究会。今年の参加者は全国の市議会議長、議員、議会事務局職員など2200名の参加。
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 基調講演は、大森彌東京大学名誉教授。パネルディスカッションは、江藤俊昭山梨学院大学教授、斎藤誠東京大学政治学研科教授、土山希美枝龍谷大学政策学部教授、谷隆徳日本経済新聞論説委員、佐々木信夫中央大学教授など地方政治学の第一人者ばかり。
 地方議会改革を目指している議員にとっては、是非とも世の中の流れを理解し改革への動きを加速したいと考えるところ。
 
 大森名誉教授の基調講演は「二元代表制と議会の監視機能」また、江藤先生のコーディネートするパネルディスカッションは「監視権の活用による議会改革」2日目の課題討議は「監視権をいかに行使すべきか」となっている。
 
 論点は、現在の地方自治はどうしても首長の政策提案と予算執行権が優位に立っており、議会は、与党・野党といった枠組みに甘んじるなかで、二元代表制の下での「議会」の役割が発揮されていない。与野党の枠ではなく議員が徹底した討議によって政策提案や政策決定の意思を一つにして判断をしていくべきだと。つまり、首長も議会のどちらも市民から選出された代表であり、共に政策競争をして市民の負託にこたえるべきだというのである。
 その通りだが、まさに言うは易し行うは難しの究極の課題である。現実の地方自治制度ではたいへん至難の業。議院内閣制度と大統領制の違いもあるが、どちらの制度でも、政策判断は多岐にわたっており、どれがベストなのかはいまだ以て疑問でもある。
 新聞によると近隣自治体では、教育長人事に関して議会が同意しないという事態が発生していると言う。ある意味では、そのように議員個々の意思を明確にして多数決で決定するのも手法である。しかし一方で、行政は待ったなしで一刻も猶予を与えている状況でもない。そのような状況に至る前に、議会の合意を得る進め方もある。議会は人事の同意権も予算の決定権も保持しており、その決定権を保持していることをもって執行部は議会の脅威を感じていることも事実である。最終局面に至る前に同意を得る時間(同意に至る猶予も議会は与えているとおもうが)はあったと思うが。
 考えることの多い研究会だった。
20日に公務があり、私だけ、初日の19日のみ研究フォーラムに参加し3人と別れる。
午後5時発で、帰郷。綾部到着は午後8時40分
日帰りでの出張は付疲れた。暑かったせいかな

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by ando-ayabe | 2016-10-19 23:32 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

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