高校教育を考える勉強会開催

6月議会も近くなってきて何かと忙しくなってきた。もちろん議長としての公務もあり結構多忙。
午前9時30分 議会へ。「高校教育を考える勉強会第1回」を開催。前週金曜日に、議会へ出向いて、出席者分の資料のコピーを制作しておいてよかった。当日では枚数が多くて、とても準備できなかったろう。たくさん議員も参加してくれた。超党派で勉強会を持つのは初めてかな~。創政会が4人全員。民政会も5人全員。公明党1名、共産党4人全員。残念なのは、せっかく案内をしていたが、新政会だけ片岡議員のみ出席。他の方は用事があったのかな。この勉強会は、任意の参加で募ったので、致し方ないけれど、せっかくの機会を設定しているのだから出席していただいて、高校教育の現状をご理解いただきたかったな~。18名中15名が出席。

説明いただいたのは、四方源太郎府議。綾部中学校PTA会長梅原哲史さん、綾部高校同窓会副会長森永功さん。綾部市民新聞社代表取締役 高崎忍社長の4名で、今日まで綾部高校の教育の現状について研究されたり、府教委との折衝に当たってこられた皆さん。
今、綾部高等学校の国公立大学の進学率は、大変厳しい状況となっている。現状を少しでも打開しようと奮闘されている皆さん。

 ちなみに平成4年3月卒業の綾部高校の国公立合格率は5.7%。福知山高校は5.6%西舞鶴高校5.6%と、今から24年前の比率では綾部高校が他校を上回っていた。しかし、あっという間にその率は逆転し、類類制度を廃止した平成18年度の綾部高校は、11.9%福知山高校22.7%、西舞鶴高校15.4%。福知山と西舞鶴に進学の特別学科(理数探求科、文理探求科)ができ、綾部高校からⅡ類が無くなって普通科だけになった時点から完全におかしくなった。平成28年3月卒業生で比較すると、綾部高校2.5%、福知山高校48.1%、西舞鶴高校17.7%が国公立に進学している。実数で比較しても、綾部高校6名、福知山高校116名、西舞鶴高校49名、府立工業高校12名で、もはや綾部高校の国公立進学は、他校に大きく水をあけられている。

既に、綾部の中学校を卒業した成績上位の中学生は、平成27年度入学者で福知山高校に39名、西舞鶴高校に13名進学している。そしてその内、綾部高校にもある普通科においても、福知山・西舞鶴の普通科に合計で45名も進学している。

多くの子どもたちが、近くの高校に通うことなく通学に1時間近くかかる他校に通学し、また、保護者もそのために送り迎えも行うことになっている。

「進路保障のための特色のある高校教育」・「総合的な学力を身に着ける高校教育」と言う美名はあるが、一方では、現実的に高校は予備校化している一方で、特色のある高校教育を目指す子たちもそれでは進路保障はどうなのかと言えば、そこまで高校側は面倒見ていない。

現状を聞いてどうにかしたいと、2年前に綾部高校普通科の生徒の内特進クラスを作ってもらい来年卒業するとのこと。その時点でどれくらい国公立進学者が生まれるか期待されるところ。そのために、7月から民間の講師派遣会社に委託し、特進クラスの生徒に受験のノウハウを伝授する授業を追加するとのこと。

中学校では優秀な成績を収めた子どもたちが15歳の春には綾部から出ていき、他校で高校生活を過ごす。今や、福知山に中高一貫校ができ、15歳どころか、13歳で福知山まで通うこととなった新中学1年生が綾部市内で10人もいる。過疎化に悩む中学校。そうでなくても少ない生徒がさらに少なくなった。と嘆かれている市議もおられる。英語教育や国際理解教育を強化している綾部市教育委員会。府下でも学力テスト上位にまで引き上げた綾部の小中教育。さらに引き続いて綾部で継続して学んでほしい。そして英語教育から進路保障が可能な体制を構築することが綾部教育の目的達成に求められる。

今求められるのは、平成18年度に福知山と西舞鶴だけに出来た「数理探求科」を綾部高校にも開設し、小中校の一貫教育として、例えば「国際理解探求科」や「グローバル人材育成学科」を新設し各市1校に特進クラスを作ってもらうことだと思う。

約1時間半。意見交換は実に充実した。次回第2回の勉強会では、綾部市教育委員会から「綾部の学校教育」についてお話をお伺いする計画。

午後1時 市民センターへ。「シルバー人材センター平成28年度第29回定時総会が開催され出席する。事業報告や事業計画、決算予算審議。
今回松本哲郎理事長が退任されるとのこと。主催者あいさつでその旨話された。事務局長に今年の春に市役所を退職した塩見勝洋さんが就任されている。

中村中丹広域振興局長と山崎市長が来賓あいさつ。その後、来賓紹介の後、議案審議の前に退席。
午後2時 議長室へ。内水対策について上下水道部長から説明を聞く。
午後3時 教育委員会参事と参与と第2回の高校教育問題勉強会の内容について協議。
午後4時半帰宅。
午後6時半 中筋地区公民館であるふれあいセンターへ。中筋地区議会報告会を開催。質問や意見など、なかなか厳しいご意見も

午後9時半 帰宅し夕食。




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by ando-ayabe | 2016-05-23 23:17 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

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