百鬼夜行   

2014年 07月 04日

7月4日(金)
夜道はとても怖い。だけど、二人でなら歩いて行ける。複数の足音を聞くだけで、無頼漢はたじろぐだろう。足音をさせるだけだよと言っても、いやその次には拳が相手の顔面に入り、けんかになる。だから出歩かないことが一番なんだよ。って。

いくら複数の足音をさせるだけなんです。と言っても、信じようとしない。いや裏があるのだ。
そんなことを言っている間に、まあるい顔をしたオジサンは襲ってくるだろう。

夜道はとても暗い。だから、二人の足音をさせて歩こうと思う。信頼の一歩を。

読売新聞のコラム。集団的自衛権の話より。

今朝は、7時に床を離れた。右の大腿骨の外側の関節が痛い。とても家庭菜園へはいけない。
朝食を済ませ、子供見守りに出かけた。朝食を済ませると余裕ができる。ゆっくりと、新聞を読んで、午前9時に議会会派の部屋へ。すでに、波多野副幹事長が高橋議員に前日の議会運営委員会の内容報告を済ませていた。

午前9時半から、全員協議会。原発再稼働反対の意見書について議案処理。読み上げて、直ちに質疑討論へ入る旨説明了解。いわくの意見書だ。福井地方裁判所の判決を金科玉条のごとくあがめ、だから原発再稼働してはならないと。堀口市議から提案説明が。意見賛同者には新政会の議員も。いつから共産党と手を組むようになったのだろう。これまで、白波瀬市議が一人になっても守ってきた新政会。これまでの新政会全体の共通認識でなら共産党会派と手を組むなどというようなこと政治信条としてないと思っていた。これまで新政会は「連合」も支援していた。

午前9時45分から本会議。意見が分かれた議案は、議題40号綾部市市税条例の一部改正。(法人市民税を税率引き下げをする。その分以上に「地方法人税交付金」として大都市の裕福な自治体の法人市民税を貧しい地方自治体へ回す新しい地方交付税のようなもの。おそらく、現在の税率を下げた分を大きく上回って交付されると思う。そもそも国の制度として全国的に制度開催されたもの。)反対討論に立った堀口市議は、額が不明確なことと、地方の独自財源が奪われると反対。すでに地方交付税制度は行財政の公平化を図るために戦後定着した制度。それでも裕福な自治体と貧しい地方自治体とで格差が生じているための調整制度。この制度によって綾部で軽減される法人市民税は、38百万円。いつも中小企業に対する経済対策をと言いながら、この矛盾はどう。

また、綾部市立病院の個室使用料の改定について、使用料を引き下げしているのに反対。何でも、産婦人科の個室に関して病院の対応が悪かったとか委員会では質問していたとか。全く分からない。改善してよくなっているのに反対だとは。

あとの議案は全員一致で賛成。次に請願の処理と意見書について。委員会では、原発再稼働反対の請願に賛成して採択されたが、本会議になると、圧倒的多数で、否決。さすがに白波瀬市議は立派だ。共産党に与することはなく新政会の魂を守った。結果共産党4人と新政会の村上宜弘市議と、久木康弘市議の計6人が賛成で賛成少数で否決された。新政会は意見が分かれた。これをよしとする意見もあろう。議員個々の意見で、会派に縛られるものではないと。しかし、本当に原発をなくして今後我が国のエネルギーは立ちいくのか?

その際に私は請願に反対の立場で、討論をした。内容は次の通り。
創政会の安藤です。私は、先ほど提案されました「原子力発電所の再稼働をしないことを求める意見書」に反対の立場から討論を行います。

意見書によれば、「平成26年5月21日に福井地方裁判所において、大飯原子力発電所3・4号機の差し止め訴訟に対しての差し止めを認める判決」に基づいて、原子力発電所の再稼働しないよう国に申し入れる」こととしていまが、現在のエネルギー供給の現状も理解せず、ただただ、流行病のような原発反対の主張に対して、市民生活に責任を負う政治家として、そのような意見書に与することはできません。
 福島原発の事故は、大変不幸なことでありました。被災地域の住民の皆さんのお気持は察するところがあります。しかし、そのことと、国の根幹をなすエネルギー政策を見誤ってはいけないと考えます。ベースロード電源としての原子力を加えずに我が国の電力供給の安定化・低廉化は見込めないのが現状であります。
この間、6つの電力会社がすでに電気料金について、最大9.2パーセントの値上げ改訂を行っていますが、実際には、高騰する燃料価格等により全国の標準家庭で既に、2割程度上昇しております。さらに、2012年7月から始まった固定価格買い取り制度により、再生可能エネルギー供給のための設備投資が加速し始め、非住宅向け太陽光発電を中心とした導入が急増しており、電気利用者への負担は、2014年度で、標準家庭モデルで225円になり、今後とも、増加傾向にあり電気料金負担の上昇要因となっております。
様々な要因による電気料金の上昇は、電力を大量に消費する産業や中小企業の企業収益を圧迫し、人員削減、国内事業の採算性悪化による海外への生産移転等悪影響が生じ始めており、海外からの対日投資の障害となってきています。また家計に対しても、負担増加していくこととは明白です。
また、現在の化石燃料への依存の増大は、地球温暖化対策に関するわが国の貢献に水を差す結果となっています。現在エネルギーを起源とする温室効果ガスの排出は、発電部門において大幅に増加しており、2010年度のCO2排出量と比較し、電気事業者のCO2排出量が112百万トン増加し、電気事業者以外の事業者は29百万トン減少したにもかかわらず、全体として、83百万トンの大幅増加となっております。これまで国際的な地球温暖化対策をリードしてきた我が国の姿勢が今、問われております。
現在、大飯原子力発電所をはじめ、我が国の原子力発電所は、運転を停止していますが、福島原発事故を教訓に「いかなる事情よりも安全性をすべてに優先させ、国民の懸念の解消に全力を挙げる前提の下で、原子力規制委員会において、専門的な判断にゆだね、世界で最も厳しい水準の規制基準に適合すると認められる場合において、原子力発電所の再稼働を進めること。」と、本年4月発表の2014年エネルギー基本計画において政府は公表しているところです。
 そして、その際、国も前面に立ち立地自治体等関係者の理解と協力を得るよう、取り組むこととされており、原発依存度も省エネルギーや再生可能エネルギーの導入、火力発電所の効率化などにより、可能な限り減らすこととしています。

 さて、現在の中東情勢はどうでしょうか。原子力発電所が止まっている中で石油やLNGの高騰が懸念されています。先日の新聞報道においても、「止まらぬ原油高 波及 値上げ連鎖の恐れ。」「電気、ガソリン、家計圧迫」とのタイトルで、産油国イラクの情勢悪化で原油高の影響が広まっており、このまま推移すれば、我が国への石油の安定供給はままならない状況に来るのではないかと懸念されます。
すでに、中部電力は本年度の電気料金の値上げを申請しました。ある中小企業の社長さんにお聞きしましたら、企業にとって電気料金の低減は絶対必要条件とのことでした。リスク回避のための太陽光発電事業に取り組まれている会社もあります。このまま推移すると、市内中小企業を泣かせるだけでなく、太陽光発電施設を屋根に上げることができない経済的にも厳しい家庭ほど、電力料金買い取り制度の犠牲になり、電気料金の負担が嵩んでくる状況になります。庶民の党と標榜されている共産党議員団の皆さんが、庶民泣かせの「原発反対」を叫ばれているのは、全く理解できません。
我が国のエネルギー政策は、資源消費国である国柄から考えても、地球温暖化の観点から考えても、石化燃料に過度に依存するのではなく、燃料投入量に対するエネルギー出力が、圧倒的に大きく、数年にわたって国内保有燃料だけで生産が維持できる低炭素の純国産エネルギー源として、優れた安定供給性と効率性を有し、運転コストが低廉で、変動も少なく、運転時には温室効果ガスの排出もない「原子力発電」を、世界一厳しい安全基準となっている原子力規制委員会の判定を経て、再稼働しベースロード電源を確保するとともに、一方で、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入、火力・水力発電の効率化など可能な限り原発依存を低減させつつ、電源のベストミックスを中長期的に構築することを申し上げ、短絡的な原発反対の意見第3号に反対する討論とします。

で、その他にも、本年度予算で改善したばかりの子供の医療費無料化について、中学生の通院も対象にするようにという請願。

委員会では、賛成少数で否決され、本会議でも賛成少数で否決。村上静史議員が議員最後の請願に反対する討論を展開。ほぼ12時に終了。白波瀬市議と木下市議村上市議はこの議会で最後のお別れ。白波瀬市議が会派間を訪れ、お別れのごあいさつ。ご苦労様でした。お疲れだったと思います。

その後議員振興会の決算報告を事務局から。選挙に出る人ばかりで、新聞各紙による写真撮影。

食堂で昼食し、帰宅して午後1時 了円寺へ。鬼子母神大祭の準備作業。当番町区として、お供え金の整理や本堂の提灯吊り作業。午後3時終了。帰宅し、しばらく休んで、午後5時半。創成会民政会公明党の3会派の6月議会・16期議員最後の打ち上げ。午後10時に帰宅。
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by ando-ayabe | 2014-07-04 23:02 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)

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