一般質問終了。

6月25日(水)
6月市議会一般質問2日目。5人の議員が質問。
午後3時50分からは、議会運営委員会。委員会付託議案や請願の処理。庁舎内で所要を済ませ、
午後5時前に帰宅。自宅にタケモトピアノがピアノを引き取りに。あっという間にお嫁入りした。
夕食は、家内と二人で嫁入りしたピアノをしのんで、京綾部ホテルでお別れ会。亡き家内の父が、娘のために購入したピアノ。40年も家内と一緒だったのだから思いはある。

6月26日(木)
今日は私の一般質問の日。2期目4年間の最後の一般質問。一般質問を継続することはなかなか大変なこと。下調べもしなくてはならないし、現状の把握もしておかねばならない。8年間ずっと一般質問を欠かすことなく続けてきた。行政の経験者としては、数十年の経験を資料にすれば可能なことだと思う。行政の経験者だからこそしなければならないことだと思う。自慢にはならない。

質問内容は次の通り。

創政会の安藤です。私は質問通告に従って大きく3点について質問をします。
先日の吉崎進市議の質問でもありましたが、日本創成会議が発表した「消滅可能性都市」の公表は、単に創成会議の主張だけにとどまらず、国・地方自治体もその危機感を共有し、少子化対策の政策を本気で推進しようとしているところであります。その意味では、非常にセンセーショナルで大きな意義のある提言であったように思います。
とりわけ国においては、6月24日に、アベノミクス「第三の矢」規制改革を強力に推し進めるための、骨太の方針と成長戦略、規制改革を発表しました。その中でも、少子化・人口問題へ大きく踏み出し、骨太方針では、50年後も1億人の安定的な人口構造を維持することとし、第3子以降の出産・育児・教育を重点的に支援するとしています。少子化担当大臣だけでなくさらに担当大臣を設置するとの報道もあります。
また、成長戦略では、放課後児童・子育て支援員制度の充実をはじめ、女性の社会での活躍をどんどん促進するための諸制度を充実しようとしています。少子化担当大臣のHPでは、
女性の力の最大限の発揮
女性の力が民間、政府、NPO など社会の様々な分野で最大限発揮される「女性が輝く社会」を実現する。このため、「待機児童解消加速化プラン」の展開、「放課後子どもプラン」の推進等による子育て環境の抜本的改善、継続就業・再就職支援等女性のライフステージに対応した活躍支援、女性の起業・創業や地域におけるコミュニティ活動等の支援、テレワークの推進など働き方の見直しを含めたワーク・ライフ・バランスや男女が共に仕事と子育て等を両立できる環境整備、母子家庭の母等への就業支援等を進める。また、女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与、女性の役員・管理職等への登用促進に向けたポジティブ・アクションの取組促進等を進める。

そして、京都府においても、少子化対策条例の制定や条例に基づいた子育て支援計画を策定し、本年度中に、「子育て支援医療費助成の充実をはじめ、3人目以降の保育料免除など」積極的な子育て政策を実施することとしています。
少子化が進む中で、子育て環境の整備は重要で、あらゆる方面から子育て支援の取り組みが今こそ必要となっています。
綾部市においても、平成22年度から26年度までの「綾部っ子健やかプラン」において、子育て支援の諸計画を定め、平成26年度には一定の成果が期待されているところです。
さて、前置きはこの程度として本題に入ります。
私は、「食育」は子供の成長にとって大変重要な問題だと認識し、今から7年前。平成19年6月議会におきまして、当時の四方八洲男市長に、「食育基本法に基づいた、本市の食育基本計画の策定と食育フェアの開催」について質問しました。その結果、「食育基本計画策定並びに食育フェアの開催」を実現していただきました。当時は「地産地消」の声もあり、地元の食材を使って郷土食を見直そうとのことで、いろいろと取り組んでいただきました。山崎市長も、「伝えていきたい綾部の伝統の味」の冊子の中で、巻頭言として、「ご家庭での料理はもちろん学校や地域のレクリエーションでこの冊子をご活用いただき綾部の食文化の伝承に役だててほしい」と書かれています。
この計画づくりや、伝統食の冊子、そして、綾部食育基本計画においても、学校給食において「味わいランチの日の設定など」今日の日本型食生活への足掛かりができたと評価しています。
しかし、計画や冊子での「美しい文言」とは裏腹に、実際には、あまり進んでいないと思う部分が見えてきます。
当時の質問では、学校給食について、綾部中学校・八田中学校にも学校給食を実施し、どの学校も平等に食育を進めるべきだと教育委員会に質問し、この2校についての学校給食に関してどう考えているのか質したところです。
特に綾部中学校全体が相当困難な時期だったので、食育白書の一説をとらえ、「朝食すら食べてこない生徒の学校で、給食実施によって学校の荒廃が止まった学校の事例」を示して綾部中学校・八田中学校の完全給食実施を提案しました。しかし、当時の教育長の私への答弁は「中学校の学校給食は昭和28年災害の結果であって、それが全校に波及するものではない。現在の綾部中学校の教育上の課題は学校給食ではない。」と「にべもない答弁だった」と今議事録を読み返しているところです。私は、綾部小学校の給食施設が1500人分を作るだけの施設の規模があり、ミニ給食センター方式で活用できないか。施設設置者の綾部市の理事者と協議してみたか?と質問しましたが、給食実施に対してただただ「綾部中学校の重要な教育課題ではない。設置者である理事者とは協議していない」の一点張りの答弁でした。
そこで、これはいくら言っても、綾部中学校の学校給食を考える意思がないと考えました。当時は、確かに綾部中学校は非常に荒れており、教育長も学校の荒廃を立ち直らせることに頭がいっぱいだったと思います。
その後、予算委員会総括質疑でも質問しましたし、ほかの議員も学校給食に関しての質問をされましたが、保護者アンケートではその希望がないという答弁もあったように思います。
しかし、昨今、周辺の自治体でも中学校への給食が実施されるなど、あるいは大阪市のスクールランチの話題はテレビでも報道されており、また、保護者からの声も参考に今回再度の質問をするものです。
・市内の学校給食の現状は
まず第1点目の質問です。市内の小中学校の給食の実施状況はどのようになっていますでしょうか。
 小学校、中学校
小学校については完全学校給食が実現していますので了解しましたが、
・近隣市町の学校給食の実施状況、給食方式は
それでは次に、京都府北部の中学校の学校給食の状況についてご答弁ください。各市の給食の実施状況について

・米飯給食の自校炊飯と業者委託の状況は

綾部市の学校給食の内、米飯給食は3.5日と伺っていますが。米飯はすべての学校で自校炊飯でしょうか?
すると、上林の小中学校と、志賀小学校、物部小学校だけが自校炊飯で、あとは、業者委託ということですね。
給食を実施している市域全体での児童生徒数を比較して何パーセントが自校炊飯なのですか?

・牛乳給食校の弁当持参生徒の状況は

綾部小学校も業者委託ということはほとんどの児童生徒が業者委託で米飯給食をしているということですね。
ということは、主食については、スクールランチだといっても誤りではないのですね。
それでは、やろうと思えば、主食だけでも綾部中学校や八田中学校は委託業者で米飯給食ができるということになりますね。
次に綾中と八田中の生徒の弁当持参者とパン購入生徒の状況はどうですか?
・平成19年6月議会の教育長答弁と現在の学校給食を取り巻く環境について教育委員会の認識は。
最初に話したことに戻るのですが、どのように考えても、以前から教育委員会が答弁される、「28災の結果としての中学校の学校給食制度で実施校は異例」という答弁はいまだに納得できない。それなら、28災が終息した段階で給食をやめるべきだったのではないかということになる。
当時の教育委員会の答弁は、今も教育委員会では共通の認識で変わりがないのかについてお聞きします。

スクールランチ方式の評価は
先日来テレビでは、大阪市のスクールランチ方式の完全学校給食化実施に関して、児童生徒がインタビューに答えて、「副食が冷たい」と不評が放送されていますが、橋下市長の決断だと私は評価しています。やらないよりやる方がよいと思います。まず試験的に希望者のみ実施したこと。そして本年度から本格実施したこと。
綾部市も、中学校の給食未実施校から、徐々に始めてはどうですか?スクールランチ方法について、以前舞鶴市の例を答弁されていますが、大阪の困難校でも取り組んでいるのですから綾部中学校や八田中学校で取り組めないことはありません。

給食完全実施に向けて施設設置者の市の考えは
周辺自治体も含めて、多くの自治体で、中学校の完全学校給食化への取り組みを進めています。施設の設置者である綾部市は、今後この問題をどうしようとしているか、私は、試験的にでもスクールランチ方式で希望者に実施する取り組みを始めてはどうかと考えますが、学校教育施設の設置者の考えをお聞かせください。
特に、留意願いたいのは、今や、子育て世代の負担を少しでもみんなで支援し、少子化を止めねばならないとされている時期に、綾部市の、それも綾部中学校と八田中学校だけ給食実施しないという現状には納得できません。
設置者として学校給食に関してどのように考えているのか。28年災害からは60年も経過している。食育が叫ばれてから10年。いつまでも、現状で放置していてよいはずがないと思いますが。

消滅自治体の危機に瀕している綾部市。何らかの手を打てばそうには、ならないとの市長の見解ですが、このままでは、福知山市や舞鶴市は完全学校給食実施の取り組みを進めています。京都市でもスクールランチ方式での学校給食を実施しています。子育て世代は自治体間比較をされ、当然定住への判断をするでしょう。
何らかの方法で、将来の綾部を担う子供たち、そして子育て世代への支援も含め、そして日本型食生活が、生活習慣病を抑える効果があるとされている綾部市の食育計画推進上からも、子どものころから教育の観点でそういうしつけをすることが重要です。第5次綾部市総合計画も見直しの時期に来ています。ぜひ長年、議会でも課題の事項の解決を図ってほしい。とりわけ強調したいのは、学校給食に関しては、経済的に厳しい家庭で格差が生じていることの早期の解消も含めて設置者である市長の決断を強く求め次の質問に移ります。

・指定状況や指定基準について。基準の根拠は
4月6日は、綾部の八幡神社で、綾部5神社によります、「お田植え式」が執り行われました。毎年、4月の第1日曜日には雨が降ろうが雪が降ろうが、開催される伝統行事です。綾部の長い間の農耕社会の所作を今に伝える伝統的文化であります。
お聞きしますと、江戸時代から伝承されていたものを、一旦途絶えていたが、復活され、毎年執り行われている行事であります。当日は市長も議長も府議も出席し、この祭礼や伝統行事を見せていただいています。この祭礼は、中学校の生徒も、あるいは、地域の古老までが参加する祭礼ですが、市の無形文化財には選定されていません。
そこでお聞きしますが、無形文化財の指定の基準や根拠について答弁をお願いします。

・「お田植え祭」は綾部の伝統文化。無形文化財にならない理由は。
厳しい基準があるのはわかりましたが、それでは、現代風にアレンジしたから無形文化財ではないとしたら、いつになったら無形文化財になるのか。分りにくい文語調の語り口を現代でもわかりやすい口語調に変えたことが指定されない理由だとしたら、その多くは、踊りの道具にしても現代の材料を使っていたり、踊りにしても伝承をするうえで、簡略化されているものもあるでしょう。本来は、「お田植え式」という大筋の流れが継続しているのかが重要なことではないかと考えるのですが、その所はどうなのでしょうか。

毎年継承している人たちは、それでも志を持って継承しようと、冷たい雨の中でも準備から演技まで幾度も練習し、当日を迎えておられます。いろいろな地元の伝統芸能や文化風習が、世代が変わりつつある中で、消えていこうとしています。その中で、継続をどうしていただくかは大きな課題だと考えます。文化財保護の狙いはなんなのか。単に歴史的施設や古文書をそのまま保存することなのか。文化財によって今に生きる人たちが自分たちの祖先を思い、誇りを持って暮らすための教科書のようなものだと考えます。今に生かすことができなければ、残す価値もないのではないかと考えますがどうお考えでしょうか?


・「京都をつなぐ無形文化遺産」の趣旨と綾部版「未来に引き継ぐ文化遺産指定制度」創設は
京都市文化財保護課では、平成25年10月「京都をつなぐ無形文化遺産」制度を立ち上げ、第1号に、「今日の食文化」を、第2号に「今日の花街の文化」を、そして今回、第3号の無形文化遺産に「地蔵盆」を取り上げ審査に入っているということが4月の新聞に掲載されていました。
そこで提案するのですが、綾部市でも、綾部版の「未来へつなぐ綾部の文化遺産」の指定制度や顕彰制度を市制施行5年ごとに指定していくような制度を作ってはどうでしょうか。
お田植え式は、国民文化祭でも披露したところですが、その割には市の指定文化財にも指定されず、取り組みを継続しておられる市民の方々は、大変残念がっておられます。
ぜひ、無形文化遺産の指定制度を創設されることを期待いたします。


最後の質問は、公共工事の品質確保に関する法律の改正と綾部市の今後の対応について、でございます。
昨今の公共工事に関しましては、いろいろと業者の方々や市民の方からもご意見を聞いているところです。政府の景気対策をはじめ東日本大震災の復興など公共事業が数年前と比較しても格段に増加しています。本市の予算を見ましても増加しているのですが、昨今の急激な増加の影響で、原材料費や人件費が上昇し、今議会においても補正予算案や契約変更議案が提案されています。
このような状況がある中で、今回「公共工事の品質確保に関する法律が改正」されましたが、この改正された法律の趣旨と内容。本市の工事発注がどのように具体的に変わってくるのか。について答弁をお願いします。
・改正「品確法」の趣旨と改正内容
私は以前から公共工事の市内業者育成のための地元発注や入札制度に関して質問をしてまいりましたが、平成19年9月議会において、条件付き一般競争入札制度で建設業全体への仕事の機会の拡大を図るとともに、平成20年9月議会において、公共工事における最低制限価格の設定について質問・提案し、平成20年11月に、府下で唯一実施していなかった「最低制限価格」をようやく設定していただきました。
しかし、それまでの業者間の所謂タタキ合いの結果、建設業界は、自らの体力を消耗し、現在でも当時の負債を抱え、厳しい経営状況にある会社もあるのが現実かと存じます。
以前からそうであったのか、府下すべて同じなのか、公共工事特に建築関係の予算に関して、発注者である綾部市は、設計額について、予算段階の査定で割落とし、さらに、実施設計段階で、相当切り込んだ設計単価で資材費等を積算し、予定価格でさらに割落としするので、実施に入手不可能な赤字覚悟でないと入手できない資材もあるとお聞きしています。設計段階から厳しい積算では、市内の建設業は中小ですので、頭から赤字覚悟で入札しなければならなくなります。その点、この法律によると、発注者は請負業者の一定の利益を確保しなければならないとなっているところですが、この法律に基づいてどのように設計システムや入札制度が変わっていくのか。説明をお願いします。
法改正後の本市における今後の対応

国の平成26年度予算や27年度の方向としては、公共事業は減少方向にあります。
都会と異なり、民間の経済活動は弱く、なかなか地方の新たな設備投資というところまでいかないのが昨今です。公共事業頼みにしなければならない地方の実情を市長も、国や府に訴え、活発な産業活動が行える街づくりに行政・政治がともに、行動することが重要です。
市内業者がともに存続することが何より大切です。予算査定段階で総事業費が不足するのなら、単年度で実施するのではなく、複数年度の継続事業として工事発注するなど、補助金や予算ありきで無理な工期で発注をすることのないよう、設計段階からじっくりと市民の声を聴き、後世に残る立派な公共施設の建設となるようよろしくお願いしわたくしの質問とします。

答弁の概要は、学校給食に関しては、本年度中に綾部中学校八田中学校の学校給食の在り方について教育委員会で協議し方向性を示したい。との答弁でした。一応、これまでの現状維持から、少し前進した答弁でした。

また、無形文化財とならない、お田植え式や志賀の七不思議などの伝統行事を選定し、検証する制度を検討するとの答弁でした。

一気には進まないのが行政です。議会で継続的に質問することで、執行部の考えを徐々に再考させる
方向しか手立てはありません。財源やその他の事業との兼ね合いもあるでしょうから一気には進展しませんが、学校の現状保護者の状況、社会の動向を考え、少しでも、時代の流れに沿うような政治を進めていかねばならないと思います。奇をてらった施策ではなく、地道に進めることも大切なことです。今回の質問はいずれも、市民の皆様の地道な活動を少しでも行政が汲み取るよう満を持して提案しました。

一気の政策転換は難しいことですが、60年も放置してきたことですし、もうこのあたりで、学校給食の方法を検討しても良い時期なのではないかな~と思います。

午後4時半6人の議員が質問し、一般質問は終了。

帰宅は午後5時。
午後7時から、自治会組長会に出席。組長さんに3期目市議会議員選挙に出馬ことを表明し挨拶をさせていただいた。後援会長でもある由良大司自治会長からもお願いをしてもらった。共産党など支持しておられる人もおり有志での応援をいただくことにした。

6月27日(金)
予算委員会総括質疑。今委員会では、11人が質問通告を提出。
私は、
①11月に開催予定の綾部市総合防災訓練への協力協定民間事業所への参加要請をすること。
②第2市民グラウンドの早期復旧の御礼と再度の災害への対策について
③9月16日の台風18号災害を記憶する特集冊子の制作配布について。大山崎町の良い事例を紹介し綾部市も行うよう提案。
④新市民センターの基本設計など協議の進捗状況。現在市民センターで活動している団体の意見聴取の状況について質問。

①の答弁は、総務課防災担当主幹から、その予定でお願いしている。
②の答弁は、教育委員会文化体育振興課村上課長から、第2グラウンドは河川敷で災害の再発防止の施設設置は国土交通省が許可してくれないだろうとの答弁。
③の答弁は、すでに広報ネットで配布済。とのこと。不十分だと指摘し善処するとの答弁。
④鋭意関係団体と調整している。外観などはまだ決まっていない。綾部の玄関口にふさわしい施設になるか、市長はランドマークとなる施設にすると、3月議会で答弁したが。期待したい。

午後2時半に委員会は終了。議会事務局へ。提案した議案に関して誤謬があったようで、対応協議。
午後4時半帰宅。
午後5時半。かつての仲間の一人と懇親。半年ぶりかな。午後10時帰宅。
[PR]

by ando-ayabe | 2014-06-28 10:24 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://andoayabe.exblog.jp/tb/22422275
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]

<< 破天荒すぎる 事例発表 >>