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紀元節を祝う京都府北部府民の集い

2月11日早朝国旗を自宅に掲げ、日本の国が生まれた節目の日を祝う。
毎年、「建国記念の日(紀元節)を祝う京都府北部府民の集い」(同実行委員会)に参加させていただいている。
昨年は福知山ロイヤルホテルでの呉善花氏の講演だったが、今年は中丹文化会館で石平氏を招いて開催される本集会に参加。

午後1時に会場へ行くとまだ開会まで30分にもかかわらず会場はほぼ満席。遠くは兵庫県豊岡市からもお越しになっていることが後から分かった。

北部の集会も後藤会長さんをはじめとする日本会議の皆さんのご努力によって年々盛んになってきたように思う。そしていつもこの集会に時代の論客を講師としてお招きいただきお話しをお聞かせいただくとても意義のある会になっていることは、本当に喜ばしいことだと思う。
 特にテレビなどメディアの発達で、情報は入手できるが、直接時の論客から講演を聞く機会は北部地域では少ない。かつては、青年会議所などが文芸春秋社と共催のような文化講演会が幾度か開催されたことがあった。

今回は、元海上保安庁職員で尖閣ビデオを流出させた一色正春氏(講演内容:私が尖閣ビデオを流した本当の理由)と、拓殖大学の教授で石平氏(中国から帰化されて、日中関係の論客)(講演内容:相手に悪いと思う日本人/相手が悪いと思う中国人)をお招きされた。
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講演では石平氏の、日本留学時のカルチャーショックの話は面白かったし、私たちが普通に生活していることが中国人にとっては、とても意外だったことなど、興味深く聞けた。

講演終了後参加した府議、市町議会議員と講師先生との意見交換会の司会進行を務めたが、特に今何故中国が「反日」で強硬に出ているのかとの質問に答えて、詳しく話していただいた。

1980年代の天安門事件をきっかけに中国民衆の中に中国共産党に対する反発や失望が生まれたことに対して、それを忘れさせるため別の悪者を仕立てあげねばならないこと。不満の矛先をナショナリズムをかきたて、日本のかつての侵略性の危険性を煽って、中国共産党に対する信頼を得ようとしていること。一部マスコミなどは、日本、尖閣問題や靖国参拝、河野談話否定の論調など中国を刺激しているのが原因だと主張しているが、全く違うと。中国の国内問題に端を発していると解説された。
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そして、日本で「美徳」とされる「思いやり」や「配慮」「忖度」など日本人の感情は、世界の外交ではまったく通用しない。もっと「倍返し」するくらいの積極性が必要で、日本の立場を世界に宣伝戦略するべきだと訴えられた。
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会の初めの紀元節特別公演の海潮山王寺神楽「簸の川大蛇退治」は日本古来の文化伝統芸能で、とても圧巻の神楽だった。須佐之男命の八岐の大蛇伝説の神楽。「八雲立つ 出雲八重垣妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」と我が国初の和歌を歌われた。との解説も印象的だった。


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by ando-ayabe | 2014-02-12 10:04  

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