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「貧者の一灯」の活動を更に広げよう

風邪薬が効いたのか、前日の疲れが吹っ飛んでいた。
朝8時半。今日は「京都綾部ユニセフ協会10周年記念式典」家内が設立当初から学校部会で活動を続けており、学校部会のメンバーのパートナーも協力することになり、朝から綿菓子を作ったり、ポップコーンを作ったり、写真班になったりして男性も協力。
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午前10時からは、学校部会の皆さんが腹話術をしたり、手洗い体操をしたりして子どもたちを楽しませる。フロアーでは、ユニセフのグッズ販売や地雷やアフリカの子どもが水を運ぶ缶を展示したり、3.11東日本大震災のユニセフの活動写真展を開設されたり。女性の活動らしいきめ細やかな会場設営が出来ていた。
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     泡泡体操を演じる学校部会のメンバー
午前11時からは、チベットから日本に帰化された、女性声楽家バイマー・ヤンジンさんからチベットの子どもの頃の生活や四川省の大学での漢人からの差別と闘った苦しみの日々。日本人と結婚し日本の家族との温かい生活、婚家での家族との会話。「教育」の大切さを認識し日本でアルバイトをしながらチベットに10の学校を作った話など感動と驚きの話を聞かせていただいた。
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正午からは、創立10周年記念式典が開催され、松本理事長から10年間の先人の遺徳を偲びつつ開会の式辞の後、山崎市長からマリア・テレサの言葉を引用しての来賓の祝辞を頂戴した。(どうしてあんな話がNO原稿でスラスラできるのだと感心することしきり。)
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午後1時からは、交流会が開催され、会員同士の交流と共に、ヤンジンさんとの記念写真やチベットの歌を聞いたり。(ヤンジンさんの「ふるさと」の歌は素晴らしくってさすが声楽家だ。感動の涙があふれた。)
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ユニセフの活動は本当に大変だ。世界には大変厳しい環境で生活をしている子どもたちがたくさんいる。飢餓と病気、性暴力、強制労働、銃を取って他人を殺戮する子ども。宗教や政治、民族紛争に振り回される子どもたちが世界にはたくさん存在する。日本の豊かさに慣れ切った今の子どもたちや大人。そんな中、「貧者の一灯」のスローガンのもと、色々な機会を通して募金活動を展開したり世界で貧困や飢餓で苦しむ子どもたちを知ってもらう活動など、継続が基本とはいえなかなかできることではない。母たる女性の力が無ければこのような活動は継続できない。
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10年を一つの節目にして、更に活動が若い世代にも広がることを期待したい。

後片付けを手伝って、家内と午後3時に帰宅。午後4時。前日のお寺の旅行で厚志を頂戴した総代さん宅へお土産を持参しお礼の報告。

夜はヤンジンさんの本を読んだ。巻頭の元文科大臣の河村建夫氏の推薦の言葉が印象的だった。「物で栄えて、心で滅ぶ」と言われている日本!家族・民族・国に感謝と誇りを持ち、恩返しにチベットに「学校建設」を続けるヤンジンさんの講演と歌に私は感動しました。」


by ando-ayabe | 2013-11-25 00:31 | 日々の生活  

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