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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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議会改革と研修会

午前9時前に市役所西側へ。今日は、舞鶴市議会が主催する議員研修会。北部5市の議会は、相互に議員研修会を開催し、その都度、他市の議員も参加を促している。今日は、地方分権に関しては有名な山梨学院大学教授の江藤俊昭氏を招いて、「新しい地方議会と議員の役割」と題して、講演会が開催された。
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綾部市議会からは、12名の議員が、講演会に参加した。
とりわけ「議員定数と議員報酬」に関して話をすることが命題だったのか話をされていた。結論的には、議員があるいは議会が議員報酬以上の仕事をしているのか、議員自身が、あるいは議会自身が自問自答し、議員報酬が低いと判断したら、堂々と、市民に問いかけるべきだとのことだったように思う。

その結論に至るまでに、議会の役割議員の役割をおさらいのように話された。

議会は議決機関ではなく、議事機関だ。議会内で議論が出来ているか。市民目線に立って提案された議事案件は、真に必要か、適当か、シッカリと議会内で委員会で熟議されているか。議員間討議されているか。市民の声を聞いて議会として政策提案できているか。議会活動が議員個々の活動が、市民に対してシッカリそ説明責任に耐えるなら、堂々と議員報酬を改定してUPすればよいし、議員定数に関しても議員間討議が出来る最低人数を確保しておればよい。

最後に、議会からの政策サイクルについて、
「議会からの」とは、
①住民目線であること
②合議体であること
③少ない資源の中で、議決した「総合計画」を基準により豊かにする政策形成を進めることとまとめられた。

2時間では江藤先生の講義を十分理解することは困難だが、エキスを話していただいたように思う。

自分たちの議会や議員個々に問い返して江藤先生の講演を少しでも生かせる議会運営を進めていきたい。

綾部市へ戻ってきたのは、12時半。昼食を食べて、午後1時半からは、早速午前中の講演会の話しの一部が生かされることが。

議会基本条例を制定し条例に基づいた議会運営の実現を目指して、議会運営委員委員長として、チェックを重ねているが、今日ようやくその条項の一つ「綾部市議会基本条例第7条・第8条」に基づく条文が、現実の日の目を見ることが確実となった。

綾部市議会基本条例(平成22年7月1日制定)ー抜粋ー
(市長に対する説明要求)
第7条 議会は、市長が提案する重要な計画、政策、施策、事業等(以下「政策等」と言う。)について、議会審議における論点情報を形成し、政策等の水準を高めるとともに、市民への情報公開の観点から、市長に対して次の各号に掲げる事項について、説明を求めることができる。
(1)政策の発生源
(2)提案に至るまでの経緯
(3)他の自治体の類似する政策との比較検討
(4)市民参加の実施の有無とその内容
(5)総合計画との整合
(6)財源措置
(7)将来にわたるコスト計算

(予算及び決算における政策説明資料の作成)
第8条  議会は、予算及び決算の審議に当たっては、前条第1項各号の規定に準じ、市長に対して分かりやすい政策別又は事業別の政策説明資料の提出を求めることができる。

今回、第8条に基づく予算説明資料の作成が平成26年度当初予算から実現する方向で、執行部との間での調整に目途が立った。

簡単に言うと、予算説明資料のうち、新規施策(既存事業の拡充を含む)や事業予算等について、議会基本条例第7条第1項各号に基づいて説明資料を作成し、議会に提出してもらうことがほぼ確実になった。と言うこと。
な~んだ。我が市ではもう出来ている。というところもあるだろう。

しかし綾部市では、システムの関係などで出来ていなかった。
本年1月の議会運営委員会の先進都市調査で、佐賀県嬉野市議会における決算説明資料を見せていただいて、素晴らしい決算審査をしておられるのを目のあたりにし、本市でも議会基本条例に基づいた説明資料が出来ないか、その様式等について議会運営委員会において、予算委員会で検討していただくこととして依頼した。

予算委員長は予算委員会委員全員に提案を求めたが特に提案は無く、予算委員長から議長に「議会基本条例第7条の各号に適応する説明資料が出てくれば様式にこだわらない」ので執行部との調整は議会運営委員会に任せる」と返答。そこで、議長から議運委員長が執行部との調整を任されて今日に至った。議会事務局も先進市の資料を取り寄せたり、予算担当部局も各課からの予算要求書と条例に適応する予算説明資料との整合も図ってもらう中で調整を進めてきた。

今回ようやく、調整が整って、予算委員長にも出席いただきほぼ完成。次回議会運営委員会で改正する予算説明資料について報告する予定。

江藤先生も、「議会基本条例を全国の都市がつくっているが、つくった条例各条文をどのように具体化していくかが課題」とされていた。

本市も、立派な条例はできているが、要はこの条例をどのように具体化するかが大切。

この条例素案を作成した当時、私は議運副委員長。具体化に責任を負わねばならない。

前期(15期)議員の最後の平成22年7月に議会基本条例を制定。8月の市議選挙を経て、16期の最初の9月議会から議会基本条例が実質動き始めた。制定後3年と3カ月。この間に議会基本条例の具体化は、

①条例第5条に基づく議会報告会の開催(1年1回合計3回開催)【平成23年5月からスタート】
②条例第9条(地方自治法第96条第2項の規定に基づく、議会が条例で定める議決事項)に基づき、平成22年12月議会で、「綾部市行政にかかる基本的な計画の議決に関する条例」を制定し、同条例により、23年3月議会で、「第5次総合計画・男女共同参画計画」を審議、議決
③24年12月議会で、「同条例第6条第1項第2号」を一部改正し、市長等に本会議や委員会での「反問権」を付与する。
④そして今回「同条例第7条第8条」の具体化。
をすることができた。
その他にも、議員間討議充実では、総務教育建設委員会での参考人招致(関西電力)や陳情・請願の審議の改革。議会図書の充実。議会本会議のインターネット録画中継などこの間に何点かの改善も進めてきた。

しかし、まだまだ、今日の講演会からすると本市議会の歩みは「蟻さん」程度。議員間討議は全く充実していないしその他の項目も、まだまだの段階。

残り数カ月を残すのみとなった議員任期。議会運営委員長の責務として任期最後まで、議会改革の歩みを着実に前進させていきたい。

午後3時帰宅。
午後4時から市民新聞の取材を受ける。「絆ボランティア」活動について。
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by ando-ayabe | 2013-10-22 22:13 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)