松寿苑 還暦

天気が悪い。植物にはありがたい雨が降ったりやんだり

午後1時過ぎ。大本白梅殿へ。綾部だけではなく京都でも歴史のある社会福祉施設「松寿苑」(衣川久夫理事長)が今年で創立60周年を迎える。

それを記念して、設立記念講演会が大本白梅殿で催された。

「松寿苑」は養老施設として、昭和28年に綾部市が上野町の綾部小学校(現在は大本神苑)グラウンドの南側に木造平屋建てで建設し、大本社会奉仕団が経営を受託し業務が開始されたのが始まり。子どものころに、小学校グラウンドの南側に存在は知っていた。府営上野団地が建つ前にその近くにあったと記憶している。

それから60年。場所は上野町から田野町に移転し、養護老人ホーム松寿苑を建設後、順次施設拡張を図られた。
 特別養護老人ホーム松寿苑、特別養護老人ホーム第2松寿苑、ケアハウスウオーターヒルズ松寿、綾部デイサービスセンター、グループホームたのやま、特定施設ケアハウスたのやまをはじめ、綾部町内だけではなく市内一円にも施設建設を進められた。うえすぎ松寿苑デイサービスセンター、グループホームうえすぎ(上杉町)、高齢者支援センター松寿苑、小規模特養あたご(八津合町)、西八田高齢者支援センター松寿苑(岡安町)、小規模特養おかやすなど、最近では、綾部市西部地域包括支援センターを栗町に設立し、西部地域のケアマネの業務を担っていただいている。

 その他にも、配食サービスや、街なかの高齢者の集いの施設として、広小路に『ふくしのえき広小路』を開設したりと京都府でも大きな福祉市施設として、地域密着型の福祉サービスを担っていただいている。

その松寿苑の創立60年の記念講演会に出席した。
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開会は衣川理事長が、松寿苑の今日に至る経過をのべられ、節目の60年。引き続き地域密着の介護サービスを進めていくとのご挨拶があり、その後、尾上菊有姫様の「祝儀舞」や大本様の「八雲琴」の演奏が披露された。午後2時からは、NPO法人「海は森の恋人」理事長で、宮城県気仙沼で、カキ養殖業を営まれている畠山重篤様から、「森は海の恋人 人の心に木を植える」と題したお話しがあった。
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畠山さんが長年取り組んでこられた、海が豊かな漁場でおれるためには、山から流れ出る有機物「フルボ酸」のおかげなので、海を豊かにするために、山を守る運動をしておられるとの話だった。世界的にも有名な方で、英語の中学校教科書にもなっている話だとのこと。
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そして、単に湾の上流の山だけではなく、遠く離れたアムール川の上流も日本の海に影響しているとのこと。
毎日生活している私たちは、気にしないで、生活用水を川に流しているけれど、大きな大自然に少しづつ、少しづつ影響を与えているんだと認識を改めた。

日本は35000本もの河川から海へ流れ出る、フルボ酸によって牡蠣や貝、近海の美味しい魚が食べられているという自覚を人々がもち、山を大切にして山を養っていくことがいま何より重要だ。

一見高齢者福祉とは係わりが無いような話だが、多くの人々の関わりの中で、個人が生きていることに感謝しなければならないと思う。

午後4時講演会は終了。帰ろうとしていたら、隣席の出口さんから「片山哲二議員」がお亡くなりになったと聞いた。大変ショックだった。先の衆議院議員選挙の時にも事務所に顔を出しておられたし、まだまだ議会の先輩としてお話を聞きたかったが残念だ。御冥福をお祈りしたい。
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by ando-ayabe | 2013-05-11 23:52 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)  

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