好機到来   

2013年 01月 06日

「巳」の字はお母さんのおなかの中にいる胎児をあらわしていると言う。新しい命が実る出発の年とも言われており、年初から株価は上昇し、週刊誌では、今年1万3千円から2万円にまで到達するのでは?とも書かれている。

数年前のこの時期に「潮目が変わった」と言われて離反、変節していった先輩政治家を見た。そういう意味では、まさに昨年12月16日の衆議院議員選挙結果は再び潮目が変わったのだろう。景気も潮目が変わったような様相を呈している。しかし、経済の安定化へはまだまだ道のりは遠い状況で、慎重かつ的を得た財政出動をお願いしたい。地方も、好機到来。多少の無理は承知の上で、地域経済の底上げのために補正予算対応をしてほしい。
 また、政治家は船乗りではないので、潮目が変わるたびに乗り換えるような無節操なことをするべきではないことは言を待たない。

 さて、国が示す景気対策の補正の要件がどのようなものか判らないが、この際、遅れている公共下水道工事や教育環境を飛躍的に改善する設備・備品への整備工事、防災対策に各地区のオフトーク通信に代わる新規事業を市が事業主体となって(もちろん地元負担はありとして)設備整備を進めるとか。昨年度の有害鳥獣対策や最終処分場の整備工事のように抜本的投資を進めてほしい。

事業実施に当たってはもちろん有利な条件で進めてほしいと思うが、課題となっている道路・橋梁や施設整備など積極的に受け皿となって欲しい。こんな時期はそうないと思う。

古い話になるが、今から20年以上前の話し。昭和61年~平成2年まで私は農政課企画係長だった。当時綾部市農協は、米の集出荷・貯蔵施設をライスセンター(RC)にするか、カントリーエレベーター(CE)にするか悩んでいた。又建設場所も育苗センター横にするか、土地価格の安い以久田野丘陵にするか迷っていた。そして以久田野に将来を見越してCEを建設することを決意。当時の農協Y専務は綾部市に短期間に国庫補助を取得して建設したいとの意向を示された。(彼の決断も凄いものがあった)

一方農水省内部は、当時は農蚕園芸局と構造改善局で同じCEの補助事業メニューを持っていた。主流は農蚕園芸局。また、当時地域の農業構造を改善し、担い手農家を育成することを構造改善局では進めており、CEもその一環として補助事業メニューを持っていた。

しかし構造改善局は新興なだけに予算が少ない。そこで、構造改善局は新たなモデル事業を立ち上げ、農林水産省予算の獲得を目指していた。京都府も同様縦割りで、農産普及課と農政課で予算獲得合戦をしていた。振興局のK農政課長は農産普及系。私は農政課企画係長で農業構造改善系の仕事をしていた。CEをどちらで事業化するのか庁内でも振興局とも争った。

農産園芸局のCEは補助事業として3年。構造改善局のモデル事業に乗ればCEは2年で補助事業ができる。CEの総事業費は9億円。内2分の1に当たる4億5千万円が国庫補助金。その額を3年かかって取り込むのか2年(実質1年:当該年度の3月末に事業着手し、翌年度中で完成すると実質1年になる)で補助事業にのるか。新規モデル事業なので採択件数は全国で数件。

構造改善局のモデル事業に載ることを強く推し進めた私は、当時のT市長と共に農水本省構造改善課と政治家へ強く働きかけ、政治家(N・H代議士)の強力な支援を得て、全国で数か所のモデル事業に採択され、一気にCEを完成させることができた。

事業終了後暫くは、CEの利用実績が上がらず会計検査院から指摘を受けたこともあったようだが、今となっては、以久田野に建設したことも正解だしRCでなくCEを建設したことも正解だった。稲刈りシーズンには、軽トラの長蛇の列ができるとか。

何が言いたいか。今回の国の補正予算。今は、無謀と思われることでも、確信を持って進めれば、必ず将来はあの時の判断は間違いではなかったと思われる。だから、今回の補正予算は千載一遇のチャンス。

職員は大胆に頭の発想を切り替え、今日まで育んできた知識と判断力・情報力をフルに生かして、市長にでも進言するくらいの勢いで、綾部のために働いて欲しいと思う。もし私が現職なら、絶対今回のチャンスを逃さない。

新規事業メニューが出てきたときは、迷わず、自分のところにその事業に乗れるものは無いかと考えて、強引に働きかけることだと思う。

市の工業団地に府北部最大の物流センター(MT便)が立地できた時も同様だった。
当時、私は企業立地担当課長。京都府は新規立地に工場だけではなく高次機能を備えた物流センターに対しても補助事業メニューを組み込んだ企業誘致補助事業を新規に立ちあげるところだった。その補助事業第1号が件の物流センター。
 あの時は、埼玉の親会社でW社長とS市長が立地の条件交渉している横で、携帯電話で1時間以上京都府に新規事業の要件を問い、ファジーな部分を我が方に有利なように解釈してもらい補助事業採択を迫った。社長は、その時の熱意をくみ取ってくれて府の補助事業が取り込めるなら立地する旨判断してくれた。 
 埼玉から帰綾すると直ちに私自身が計画概要書を作成し、翌日、立地企業幹部と京都府庁へ出向いて商工課長と直談判し1億円の補助金を確保し、有利な融資も受けることができた。立地後は電源地域補助金(電気料金の割引8年間)も受けることができた。
 万が一あの補助事業が取り込めなければ、綾部への立地は無かっただろう。今や百人以上の雇用の場を確保し、ロジスティックの基地となっている。高速道路がクロスする綾部ならではの企業立地ではないだろうか。

要は、国・府や企業、関係団体のトップが何を考え何を望んでいるか常に情報収集し、制度を作ったり、制度の要件を広げたりと折衝しながら、取り込んでいく意欲が必要だ。仕事が増えるから嫌だと思っていては何も前には進まない。部下に迷惑をかけることもあるが、一時のこと。管理職が率先し、部下をついてこさせるくらいの勢いが無いと成果は得られない。「山崎丸」の前進に期待したい。

また誰かさんに年寄りが自慢話を書いていると揶揄されるだろう。どう思われても良いが出来ない言い訳を聞くのではなく「結果を出して欲しい」と、あえて書いている。

1月5日(土)午前8時半綾部出発。自民党京都府連合会新春懇親会が京都リーガロイヤルホテルで開催され、昨年に続いて出席した。今年はゆとりを持って懇親会で、他都市の議員の皆さんと交流ができた。
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特に府連PTA・OB会関係の議員で今春宇治田原町長選挙に立候補する西谷信行議長と挨拶をし綾部の議員さんや市長を紹介させていただいた。平成16年の府連PTA役員で仲間。その他にも、府PTA協議会OB会会長の森田喜久会長は、精華町議会議員で、今年もお出会いできた。その他にも、秋に交流した京丹後市議会議員の松本議員さんなどたくさんの皆さんと交流できた。
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二ノ湯府連会長の開会挨拶の後今回の衆議院議員選挙で当選された1区伊吹衆議院議長・3区宮崎代議士・4区田中代議士・5区谷垣法務大臣・6区で惜敗し、比例当選を果たした安藤代議士がお礼のあいさつをのべられた。
続いて夏の参議院議員選挙で、京都府選挙区から立候補する西田参議院議員と佐藤正久防衛政務官が選挙への決意表明をされた。

それにしても、自由民主党の新年の集まりの第1声に国歌斉唱が無いのはとても奇異に感じる。倫理実践の会でもライオンズクラブ例会でも国歌斉唱するのに。

午後1時過ぎ懇親会は終了。
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午後3時37分発の普通列車で帰路に。園部についたのは4時27分。50分かかった。乗り換え列車は本数が少なく20分待たされ出発は4時47分。綾部についたのは5時53分。結局京都から綾部まで2時間16分かかった。まさに前時代的「陸の孤島綾部市」ではないだろうか。列車待ちで留まること1時間近く。いい加減に腹が立ってきた。せめて特急並みで綾部に着くようになればと思うが。
家人に迎えに来てもらって帰宅。

1月6日日曜日は午前10時から了圓寺の新年・鏡開き法要に出席。
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法要のあとは、百寿庵で、会食。「となりの人間国宝」を受賞された浄敬上人のテレビ出演ビデオを放映したり、恒例の大福引き大会など、お正月らしい和気あいあいとした楽しい会となった。
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 浄敬上人は、定期的に西町のお寺の掲示板に毎月法話を掲示されておられる。通行者が読まれたりしている。せっかくの掲示板の法話をもっと多くの人々に見てほしい。紙にまとめて発行してはどうかと提案しておいた。午後3時帰宅。
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by ando-ayabe | 2013-01-06 23:23 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)

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