いじめの実態を学ぶ

京都新聞のいじめの調査結果を見て愕然。府内自治体であれだけ調査結果に開きがある調査。中丹教育局管内の各自治体教委の調査結果が正確な数値なのか。それとも、他の自治体教育委員会調査の「数件」と言った調査結果が正確なのか。
そもそも、基準があいまいなのか?

23日金曜日午前中。市民センターで開催された綾部展望の会(桑井登志子代表)主催の「子育て講演会」に参加した。「綾部展望の会」は、不登校やいじめなど子育て環境の大きな変化の中で、子育てに悩む親の相談会や悩みを話し合う会など地道な活動を進めておられる会。昨年子育て講演会で、神戸大学教育学部名誉教授の広木克行先生を招いて子育て講演会が開催された。その時に桑井さんからお話を聞いたりした関係もあり、今年もご案内いただいた。ちょうど、23日は他の行事を中止した関係で予定が空いたのでぜひ参加しようと市民センターへ出向いた。
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広木先生の話は、いじめの今の状況を分かりやすく話された。特に大津市の子どもの自殺の問題を捉え子どもの異変に大人がいかに早く気がついて寄り添って子どもの悩みの解決に結びつけるのか。タイミングや相談に乗る技術的手法までお話しいただいた。

大津市の問題は、平成23年10月の自殺がなぜ今になって問題になったのか。について、情報開示と子どものプライバシーの問題で、教育関係者は常に悩んでおり難しい問題だが、マスコミの取り上げ方の論点が違うように思う。教育委員会不要論まで取り上げているが、そのような問題ではない。
教育や文化は、ゆっくりと流れを作るべきで、政治や経済のようなスピードとはおのずから異なる。と。議論の的は、「子どもの命の問題」だ。それでも、第三者委員会の設置は良い。教育専門家や保護者を交えて、シッカリと検証するべきだ。
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子どもが自殺にまで至るには相当な葛藤があって、いくらもシグナルを発している。それを大人が見抜けないのも問題。

子どものいじめのシグナルは、初期に出る。
①部活を辞めたいとか。②学校に行きたくないとか③学校で悪口を言われる・物が隠された。と言った事を親に話したりしていたら、クラスで何らかのいじめがあると見てよい。このようないじめの初期段階で、大人は、上から常識論で子どもに「かぶせる」のではなく、子どもの変化に関心を寄せて「なにかあったんか?」と話を引き出すことが必要。

その段階を見逃すと、学校で相当いじめが進行し、万引きをさせられたり、家のお金をくすねたり、挙句には、「引きこもり」や「昼夜逆転の生活を始めたりする」そして大人に対して心を閉じてしまう。

教師の役割についても「かつては、いじめっ子と、いじめられっ子の関係だけだったが、今は全く状況が異なり、いじめの四層構造が生まれている。

いじめられっ子を中心に、周りにいじめの実行犯が、その後ろに隠れるようにいじめの確信犯が、そしてその周りに傍観者がいる。先生は、いじめられているこの、シェルターを作り、休み時間などは、保健室など安心して子どもが過ごすことができる場所を作ってあげてほしい。

この現象は、社会全体が、労働条件が厳しくなって、大人にゆとりが無くなっているからにほかならないと。
社会の問題として引きこもりやいじめの問題をとらえなければならない。

若者の自己否定観は、ゆとり教育路線の中で、むしろ先生に時間的余裕が無くなり、成果主義の教育現場において、できる子とできないと思うようになる子どもを作った。い自分のペースで学ぶことができない状況が、社会や学校にあることを理解する必要がある。本来は皆できる子どもだが、理解するのに時間がかかる子とそうでない子どもがいるだけ。

ゆとり教育の問題は、学校週5日制になった一方で先生の多忙感。週2日は塾に行く子。行ける子。行けない子どもとの格差。地域社会全体での支援が必要。
だんらんの必要性。週に1回は、家族全体で、団欒すること。孤食が多い子ども、。

文科省は、基礎学力の習得から、活用。意欲へと子どもを教育しているが根本的に誤っている。教育現場では、活動の中から意欲へと結びつけなければならない。

不登校の問題。
原因は構造的で大きなもの。不登校を学校へ帰すだけでは解決したとは言えない。

子どもが現に苦しんでいること。話を聞くことから始まる。原因を探ることはサブテーマであって、子どもの話を聞いてもらうことで子どもは救われる。子どもの支えになってやることが第一。

怪我をしたときには、治療からリハビリ、松葉杖など支えがいるのと同じで、心の傷にも社会復帰まで、さまざまな支えが必要だ。
子どもにとって、親は絶対的なもので、他人や社会だけでは支えられない。子どもの「help」に向き合うのは親でしかない。

考えの違うところもあるけれど、2時間。子どもの心の傷をどう発見し、早期に治していくのかお話が聞けた。

子育てで悩む親はたくさんいる。試行錯誤で育てているのが現実だろうし、子育てに方程式は無い。それぞれ子どもは千差万別で、個性がある。個性を生かして、幸せな人生へテイクオフするのをどう支えていくのかが親の最低限の役割だろうと思う。それまでは、真剣に話を聞いてやり、子どもに寄り添って、子どもが満足な人生を過ごせるよう支えていくのが親としての動物の役割だ。
どんな動物も、親から離れていくまでは、餌を与え、外敵から子を守って育てている。

午後は、位田の大槻さん宅へ。上水道敷設と、市道認定の関係について、ご相談を聴いていたので、上水道課で調査し、その結果を報告に行く。なかなか難しい問題。特に村部では良くある事例で、解決はなかなか大変だ。

夜は、自治会役員会。11月の組長会の提案議案について相談。午後9時帰宅。

24日の土曜日は10月に開催した還暦同窓会のときに約束した同窓生や恩師とのゴルフ。福知山CCへ。散々なスコアだった。夜は、なんだか同窓会の2次会のようなにぎわいで、ゴルフをしたメンバーの打ち上げから、いつの間にか何人か呼び込んで人数が増えていた。同窓生はすぐに子ども時代に戻れる。今夜は小学校時代の好きだった女の子の話になっていた。「良いおじいさんが」と041.gifてしまった。

25日の日曜日は朝から青野町自治会と自主防災会の主催する「普通救急救命講習会」に参加。16名の参加で心肺蘇生法からAEDの操作方法など3時間、消防職員や救急救命サポーターの方々から教えていただいた。
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みんな真剣に人工呼吸を実習していた。
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青野町自治会では、自主防災会による普通救急救命講習はこれで2回目になる。地域皆で助け合える社会をつくっていこうと活動を続けている。
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自主防災会の上田会長さんのあいさつ。自主防災会の正副会長さんを今年の初めからチェンジした。私も会計を副会長さんに譲った。すると自主的にどんどん活動をしていただけるようになった。組織は刷新をすれば、又新しい発想で、動きが活発になる。従来は、自治会長のリードで、動いていたが、自治会長も多忙。分野ごとにリーダーを分散することで、組織は活性化する。
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最後に公会堂にもAEDが必要だと、参加されていた自治会長に直訴する参加者も。

12時半。終了。帰宅し、良い天気だったので、堤防を散歩したり、野菜を収穫したり。畑を借りている地主さん宅へお礼に野菜を持っていく。
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by ando-ayabe | 2012-11-25 23:42 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)  

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