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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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選択と集中・クラスター

今週は、決算委員会の準備ができるかと思ったが、決算書を見比べることができたのは、27日の午後だけだった。

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25・26日は、ほとんど同級会の後始末に追われ、アスパホールで開催の堤敏明さんの個展に25日に出かけ、自治会の防犯灯の設置補助金の申請事務で半日つぶれ、夜は夜で、自治会役員会に続いて組長会、合唱の録音の練習。

自民党総裁選挙のテレビ中継に夢中になって半日が過ぎたり、「集中」が必要なのだが。

それにしても、決算数値を見て、市の職員で長年予算決算を経験してきたが、本市の財政構造のぜい弱さは市政始まって以来一貫して変わっておらず、財政規模の限界も垣間見える。広大な市域と小数点在の人口分布による行政経費。所謂ゴミ収集や、地域存続のための市道整備や道路補修。水稲単作で生産性の低い農地と国土保全と言う名の農林業投資経費。

市税収入を上げるための先行投資として行う工業団地の誘致や産業振興施策にもかかわらず、ここ数年、一貫して法人市民税は減少傾向。(多少の景気回復による税収増はあったとしても)個人市民税をしのげるほど、法人市民税は期待できない。

最近では、個人市民税が減少傾向。高齢化の進展。個人所得の伸び悩み。ちょうど平成3年度決算と比較して同じくらいの一般会計決算数値。150億円

20年前と同じ状況だ。ただ内容は異なる。職員数は大幅に減少している。その代わり機械化による物件費は増加しているが。

広大な市域を維持するには、綾部市の税収では限界がある。固定資産税総額は以前と少しも変わっていないが、個人市民税は減少の一途。市民の担税力にも限界があろう。

これからは、投資性向を少し変えていくほかはないと思う。
バラマキは止めて、「選択と集中」で、行政がしなければならないこと。共助で行うこと。自助で行うことを仕分けしてはどうだろうか。

たとえば、道路行政。その道路をどれだけの人が利用するのか。整備改修することで、地域がどのように住みやすくなるのか。崩れかけている道路にしても、再度活用度を検討し、莫大な費用で擁壁工事するのと、市道閉鎖し迂回路を新設するのと比較したり、資材の支援をして地域で直していただくとか。いろいろ分析評価によって決定していくべきだと考える。

農業問題にしても、山間谷地田はもともと、山だったところを、開墾して田んぼにした先人がいた。しかしその先人の子孫も不在となり維持ができない。となると、本来の山に戻してやるべきなのではないか。それで、田畑が荒廃したと言うのは又おかしな話で、本来の山に帰した。またいつの日にか、誰かが開墾をして水田に戻す日が来ても良い。そんな考えを言うのは大胆だろうか?

特に、私は「コンパクトシティ化」を一方で進めるべきと考えている。人口減少地区の課題と、人口集中地区の課題を分けて考えることだ。そうしないと綾部市は発展どころか維持すらは困難になる。

コンパクトシティ化の私のイメージは、次のようなもので、決して綾部地区や中筋地区だけを想定しているのではない。例えば、「市に一つの公共施設はDID人口地域に整備する」。周辺地域の拠点は中学校単位を基準とする。(福知山市は中学校ブロックでコミセンを早く建てた。綾部市は、昭和35年から少しも変わっていない。)

と言う発想だ。上林なら、上林中学校周辺を一つのコンパクトシティの「コア」において、その地域に、公営住宅を建設したり、買い物などができる利便施設を作ったりコミセンも統合したりする。あるいは、消防団も統合し、機械化を進める。12地区単位ではなく、6中学校単位で町づくりを集中させることを意味している。

既に綾部市の人口は、明治時代以前の状況に戻っている。人口減少局面では将来計画を持って、選択と集中を進めるべきだ。

地域の人々の意識もここを変える努力をするべきなのだろう。たとえば「上林は一つ」とか、「西部は一つ」と言ったように。昔『西部地域開発協議会』『東部開発協議会』と言う組織があったように思う。
あのように、皆で、もう少し大きな地域を一つの単位で考えて、学校教育施設や公共施設、商業施設を集中し、利便性の向上をむしろ考える時期に来ているように思う。綾部に出てこなくても、ちょっとした買い物が近くでできるような、住民票の発行は市役所まで来なくても発行できるような「集中と選択」の行政が必要になるのではないだろうか。

しかしその流れを誘導するのは、行政の力が大きい。前市長は、中と奥上林地域を一つの自治単位として試行錯誤されたが、財産問題などで上手くいかなかったように聞いている。

しかし、この流れを作るのかこのまま集落維持のための負担増加にあえぐ過疎地住民をそのままおいておくのか。行政もサイド課題を洗い直して大胆な提言をするべきだと思う。

議会は各地区代表のような形だが、上林地域は、先進的に取り組める地域だ。上林地域をモデルに再構築してはどうだろうか。山崎市長は、都市マスで、「ブドウの房(クラスター)」を例に出されるが、ブドウの房の一つ一つの粒をどの程度の粒に見立てているのかだ。従来通りの12房なのか私が言う6房なのか。

決算書を見ていてそう思った。
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by ando-ayabe | 2012-09-28 10:18 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)