委員会議案審議   

2012年 09月 19日

9月18日(火)
満州事変の発端となる柳条溝事件が発生した日を中国では、「国恥日」と言うらしい。日中戦争は深く中国国民の心の傷として残っているのだろう。仮に日本が他国から侵略を受けていたらどうだろうと考えた時、確かにそんな気持ちになると思う。日本は、これまで、他国に侵略された歴史が無い。相手の国民の立場に立った時、その思いは理解できる。

小さな列島日本。海洋国家としての国の守りも怠ってはならない。鎌倉時代の元寇では、九州博多への侵略が行われたが、幸い台風襲来で、(神風と言われているが)元の船団が壊滅したため、助かった。島国として幸いだったこと。もし陸続きだったら、完全に元の支配を受けていただろう。

その後、朝鮮・台湾などに、海洋国家を生かして?倭寇が他国を脅かし、太閤秀吉が、朝鮮半島に侵略(征伐と言っているが、侵略)。敗戦し、安土桃山時代から江戸時代へ。その後300年は、隣国との友好関係が続いた。(鎖国政策によって)

明治時代に至って、ロシアの南下、我が国への侵略を防御するため、朝鮮独立を促し、半島へ派兵。台湾も併合。日本列島を北から南まで支配しようとした。

宗氏改名や日本語の強制など他国の歴史・文化・生活に至るまで支配した事実。大東亜共栄圏という美名のもとで、満洲への侵略をした事実。柳条溝事件から81年経過して、侵略した現代の日本人には、全く罪の意識が無いが、傷つけられた中国・韓国・台湾の国民の気持ちは受け継がれる。

ミャンマーなど東南アジアの国々には、欧米の帝国主義支配から解放してくれた日本への評価も一方で高い。しかしそれも、見方によれば、新しいいじめっ子が登場しクラスを支配しているようなものかもしれないが

「いじめ」の加害児童と被害児童の関係。相手を思いやる気持ち。国の関係でもあたることが言えないか。

かと言って、今傍若無人に破壊する反日暴動を肯定するものでないことだけは確か。数の力で、やり放題の暴動は近代国家としての体をなしていない。戦後の反省に立ち、莫大な物量援助をしてきた我が国。日中国交正常化40年の節目。経済界も積極的な投資をしてきた。
「金」や「援助」では「民族の心・プライド」の傷の解決にはならない。ということ。経済も依存しすぎては良い関係も築けない。再度40年の節目に関係を見直し相手をおもいやる交流の在り方を模索すべきではないだろうか。抽象的ではあるけれど。

朝9時から議会「総務教育建設委員会」市道認定の現地調査へ、於与岐、青野町を回る。

帰庁して、議会は再開。
議第63号 綾部市防災会議条例の一部改正について
議第64号綾部市災害対策本部条例の一部改正について
 この2件は、国の災害対策基本法の一部改正に伴い、引用規定の改正や所掌事務の改正。防災会議条例では、防災会議のメンバーに、自主防災組織の代表者や学識経験者を加えることが加わった。以前から議会で、自主防災組織の育成を提案してきた。災害発生のとき関係機関所謂「公助」だけでは効力が発揮できない。そんなときに、住民に一番身近な「共助」の自主防災組織の代表者を参画させることは重要なこと。

今回の条例改正で、そのことが明確に記述されたことは一歩前進。

議題70号 動産の取得について この案件は、消防署が、3.11震災後の我が国の災害対策の充実を図ること。旧車両の老朽化対策も勘案し、新たに救助工作車を購入するもの。2千万円以上の備品購入の際は、入札をし、仮契約後、議会の議決をすることとなっている。

 今回購入する、救助工作車の契約価格は、9千2百50万円(税込97,125,000円)大槻ポンプ工業株式会社が落札した。
 国庫補助事業で、補助基本額は、4290万円余りと実勢価格に比して低い。答弁では、消防庁で定める額
国の要綱にもとずく額だとか。どこの省庁でもあるが、実勢価格と補助基本額のかい離は問題だ。実質国庫補助金は2分の1の2千4百万円余り。

今回整備する工作車の装備備品には、緊急援助隊用の備品もそろえており、放射能防護服(37万円)や、放射能検知器(サーベイメーター)などをそろえている。また、暗闇の火災現場で、生存者を探査する、熱画像直視装置(エボリューション)260万円も補助対象外だが装備するとのこと。有効に使って欲しい。

購入財源は、国庫補助2462万円、借金6500万円、税等約800万円だと答弁。

続いて、
議第71号 消防救急デジタル無線施設工事請負契約の締結について
 この案件も地方自治法96条の議会での議決に関して、1億5千万円以上の工事請負契約は入札後決定業者との仮契約後、議会議決を必要としている。
 平成23年の国の第3次補正予算で、わが国全土の防災体制の充実のため国が予算計上。綾部市も3月補正予算で可決し、繰り越し事業としていたもの。
 契約額は、1億6千万円(税抜き)契約相手は、大阪の富士通ゼネラル。
 消防本部と八津合町の東部分駐所に消防救急無線のデジタル施設を整備する。
 無線連絡のデジタル化は急務。平成28年以降アナログ波は使用中止になる。今回の事業では、全国共通波(国が2波)と、府内共通波(ドクターヘリ使用波)を整備する。なお、消防団用の活動波は来年度以降整備予定。
 補助基本額は、2億1千万円だが、綾部市の場合は、1億6千万円だったので、全額補助対象だとのこと。
補助率は、3分の1で、5千2百80万円。残り1億円余りは全額借金(起債)。借金返済の元利金は80パーセントまで地方交付税で基準財政需要額に算入されるような。

議第72号 市道路線の認定について
 1件は、於与岐へ行く、府道が身内付近で、歪曲狭窄し大変地域の住民の不便をかけていた。拡幅しようにも、伊佐津川が渓谷を成し、片や急峻な山で、困難だった。冬は積雪で、谷あいなので、融雪もままならず困難しておられた。そこで、牧場を経営していた経営者の協力を得て山を切り開いて、直線道路を府が施工してくれた。

歪曲していた、府道を市が市道として管理することを条件として整備された。下村、於与岐、中川原など東八田の方々の不便は一気に解消された。その間、用地交渉や補償など、大変だったことと思う。私が現職だったころからの懸案道路。ようやくの感はするが、関係者のご苦労に心から感謝申し上げたい。

市道管理の適否が議論されたが、府道整備の交渉過程で、致し方のないことだと思う。府と市が助け合ってこそ整備されたもの。確かに、残された道路(旧府道)を利用する人は、水利組合の方や、森林所有者だけになろう。不法投棄の心配もある。しかし、それには一定の通行制限を物理的に行えばよいことだし、管理の方法は市と地元が責任を持てばよい。場合によっては、行政財産の目的を達した段階で普通財産に移管する手法もある。

なにはともあれ、莫大な事業費を投じて整備され利便性が飛躍的に向上した府道を地域の方々と共に大いに利用したい。

また、地元青野町でも、2本の市道認定案件を審議。特に意見は無かった。

11時半 付議案件は、全て全員一致で可決。

次に2件の陳情負託案件があったが、いずれも読み置きとして処理された。「緊急事態基本法の早期整備を求める意見書提出」の陳情に関しては、今の尖閣竹島など急を告げる国防政策上必要かとも思えるが、政権交代も予想される。アメリカに押し付けられた憲法改正も議論になるだろうし、どうやってわが国を防衛するのか議論が深まるのを待てばよいと思う。

もう一件の森林財源の陳情に関しても、京都府で検討されている府民税の均等割りUP分を将来森林財源への計画もある。顔の見えない陳情・請願への対応は検討する時期だ。

12時過ぎ、すべての議案が処理され委員会終了。

昼食後、土木課へ行き、先日の敬老会で受けた要望事項を調整に行く。快く対応してくれた。
午後1時からは、京 綾部ホテルで、綾高還暦同窓会のホテルとの調整に。テーブル配置など相談。最終協議。リボンも調達。帰宅は午後3時。あと、自室で、自治会の会計処理。

午後7時から、綾部高校同窓会120周年記念事業に関して、綾部北支部Y支部長と相談。協力員さんのお願いに関して相談。
四方山話をして午後9時過ぎ帰宅。家人も茶道教室を再開していた。

いよいよ秋だな~
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by ando-ayabe | 2012-09-19 10:25 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)

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