あんどう新聞ブログ版

andoayabe.exblog.jp

綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

ブログトップ

国廃れて人いずこへ

9月6日(木)
7時に朝食を作って食べる。と言っても、野菜をスライスするのと,桑葉茶と小さなパンのみ。
8時過ぎに仕事場へ。

午前中は、あて名シート作成。約500枚。同時に綾部公民館だよりminiの53号を制作。
午前11時50分、立地企業経営者と昼食。古くからの付き合いで、綾部に立ち寄られたら、必ず経済関係の意見交換をする。立地企業は、もう国内で生産しても勘定が合わない。給与の据え置き・引き下げや、退職者の不補充などでどうにか維持している。一方、東南アジアに建設した工場は、同じ海外進出した国内産業などからの受注が多くあり、注文を断りながら、受注にこたえている。新たな設備投資をして受注にこたえようと現地で融資先を決めようとしている。との話。

国内の別の立地した工業団地。隣の敷地に立地したシャープ関連の下請け企業は、立地して1年で工場を閉鎖した。

今、国内で働いている人は、現状維持できれば幸せな方だ。賃下げしてもアジアの工場で働く人の賃金よりまだまだ高い。国内での雇用を維持するために経営者は必死。

我が国が進めてきた、又、進めざるを得なかった企業・経済政策の現実だ。グローバル化という何か綺麗な夢のあるような言葉の裏には、利益を上げるために海外の安い労働力でモノを作り、価格競争で勝ち利益を上げる。しかし、同じことをする世界の企業。どんどん安い労働力を求めて、海外移転を進める。一方で国内産業育成のために政府や自治体も補助金を交付し国内立地を進める。しかしそれでも追い付かなくなった時、シャープ亀山工場のように、堺の工場のように、あるいは本市でもトステムのように、海外生産されたモノに対応できず、工場の身売りや閉鎖。最後は働く人々が被害に遭う。

企業を存続させるためには仕方が無い。とは言うものの、このままで良いのだろうかと。これからもこの流れはどんどん進むだろう。低賃金の労働力を求めて、企業はどんどん流れていき、韓国から、中国、中国から東南アジア、南米、アフリカやアマゾンの奥地にまで流れて行く。かつて、それら地域は、ヨーロッパ(北)の植民地として、搾取され続けてきた。労働力(人)そのものを売り買いし、北が富を独占してきた。そして、今度は、現地で労働力を安価で購入し、北に供給してきた。しかし、北に残るのは一部の資本家と、多くの労働者、結局多くの労働者は、南の低賃金の労働者にとって代わられただけ。

世界の南北格差は、政治の力で解消するのではなく経済活動で解消されるかもしれない。その頃には逆の南北格差が生まれているのかも。

国内で持続可能な社会を作らねばならない。企業誘致は、おそらくは望めない。隙間産業出何か残っているかもしれない。その意味で、綾部市工業団地を物流も誘致しようとしたことは成功だった。物流は、いくらオートメ化が進んでも、最低限の人はむしろ工場よりも必要だ。当時は、市内の鉄工組合の要請に応じて造成した工業団地が、完成が遅れ、中小鉄工業にもう体力が弱くなって新たな工業団地への立地は困難になっていた。とにかく売ることに専念した。

トップセールスもしたし、職員も必死で京阪神の企業回りをした。そんな中で、綾部の高速道路や府北部の位置的優位性に理解を示してくれる企業があった。

東の企業はもう少し西へもウイングを広げたい。府北部の物流拠点を綾部に置きたい。サービスも綾部なら高速を使って広げられる。仮設足場の舞鶴の女性経営者。大手物流会社の社長は、成田のメガ物流拠点完成式典後北陸を回って、直接綾部に乗り込んで来られた。「京都縦貫が完成したら、もっと物流に幅ができる」日配物の物流企業の関東の経営者も同様だった。綾部を気に入ってもらえた。関東の本社にトップと乗り込んで、その場で京都府と補助対象に入れるよう電話で折衝してその場で立地を決めてくださった。

大手フォークリフトの京都のディーラーさんも、綾部を起点に福知山・舞鶴へ30分以内にサービスができる地の利に目を付けられた。「修理に行くにも30分程度かかる方が良いんです。色々検討しながらその間に対策が打てるから。」と仰った。

又、ものづくり産業。たとえば、精密金型や高級織物、わが国が誇るモノづくりの極みを残していくためにも、そのような企業を立地することができた。

おそらく、そんな時代はあの時が最後だろう。これからどうすると言うこと。

今立地してもらっている企業さんを大事にすること。自治体トップも含めて、行政職員も、時折御用聞きに行き、今の状況を把握し、お役に立つことは無いかと相談を受ける。市内のサービス産業も利用いただくよう営業もかける。紹介もする。こんなことで信頼を得ながら、情報を拾い集める。

綾部市には、京セラ、オムロン、日東、グンゼ、三ツ星ベルト、国産部品、カルビー製菓、片山化学、日東薬品などなど、立派な企業がたくさん操業いただいている。
これだけ素晴らしい企業が毎日操業していただいていることに誇りを持って、今の各企業の状況を把握し、コラボできることはないか。雇用を維持するために行政としと協力できること。などなど今ある産業を維持してもらうための方策を常に考えておくことが必要だ。

トップは企業の経営者と常に情報交換し時折企業訪問をしたり懇親会も大事だ。
職員も会社の総務担当者と雇用確保についてあるいは新規事業への動きなど意見交換し、融資制度や補助制度の紹介をするなどしたい。

今は守りの時期だと思う。守りを固めるとともに、次の展開を窺う。

いっしょに昼飯を食べながらそんな思いがした。食後帰ろうと思ったら、ホテルのオーナーに出会った。企業経営者に紹介しておいた。今日は現職当時の経営者によく出会う日だ。

午後3時半から、5時まで市役所各所で意見交換。午後6時夕食を済ませ、6時半、ますます意気健康なNPO法人の代表に出会い意見交換。

午後7時半 9月9日には、舞鶴で、コーラスフェアがあり、ベースの人員が不足しており、合唱の練習に。2回しか練習をしていない。難しい曲ではあるが、k山さんの手作りの旋律CDのおかげで、どうにかマスターできた。k山さんは、すごいパソコン操作技術を持っておられる。
[PR]
トラックバックURL : http://andoayabe.exblog.jp/tb/17941705
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by ando-ayabe | 2012-09-07 00:22 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)