東北大震災視察調査1日目   

2012年 04月 19日

4月16日(月)朝 午前5時半出発。議会全会派の議員が16日からと24日からの2班に分かれて、東北大震災・福島原発事故対策の状況視察や復興支援の目的で、政務調査活動に出張する。

委員会視察ではなく、1年間1人当たりに支給される政務調査費を執行して調査に赴いた。

8時伊丹空港から、岩手県花巻空港へ。午前10時20分到着。今回の視察は、議長の提案もあり、議運で協議し、各会派の同意を得たため、防災対策特別委員会(委員長田中正行議員)で取り組むこととなった。
特別委員会には、調査旅費がないため、各会派割り当ての政務調査費を充てることとなった。

今回の調査研修は、議会事務局へ届いた、三陸鉄道からの「三陸・被災地フロントライン研修」の1泊2日の研修ツアー案内パンフに基づいて、加えて、福島原発の避難誘導対応などの調査もあわせて実施しようと、2泊3日の調査研修を実施することに。
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1・2日は岩手県の津波被害各地を調査。3日目は、福島県田村市の原発被害対策について調査する。
花巻空港から、三陸鉄道の添乗員さんの案内で、宮古市内鍬ケ崎先地区~浄土ヶ浜~宮越田老地区~田老地区仮設住宅を視察し、宮古市内で一泊した。
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説明者の山影さんの話では、岩手県の公共施設で、地震が原因で、使用不能になった施設は、2か所だけで、99%は津波被害によって被害を受けたとの話だった。震度は6程度。耐震補強のしていない公共施設もあっただろうに、地震での被害は2施設とは。本市が耐震工事を急いでいるけれど、案外、耐震していなくても耐えるのではと意外な思いだった。民家の地震被害もほとんど見当たらない。

震源が宮城県沖で、やや北に位置するからなのかとも思う。
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観光地の陸中海岸国立公園の浄土ケ浜で、岩手交通のバスの運転手にお伺いしたところ、浄土ケ浜の岩の高さが、変化し沈下しているとのこと。

10メートルの防波堤がクロスする有名な田老地区へ。津波の力の恐ろしさを目のあたりにする。雨のように曲がった手すり、防波堤の扉でさえ、破壊する津波の力のすごさを改めて、認識した。多くの市民が、城壁のような防波堤に安心し、避難を怠ったために死者が多数出たと言う。
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バスは移動し、田老地区の仮設住宅知を視察。個人のプライバシーを守るため写真撮影に注意するよう指示。約4千人が避難しているこの仮設住宅は、グリーンピヤ宮古(あの悪評の社会保険庁の保養施設)で広大な丘陵地の施設のテニスコートやグラウンドを活用して、大規模な仮設住宅や駐車場を利用した、仮設店舗などがあった。みなさん明るく暮らしておられるものの、調査する側からは、日常の生活を自然災害とは言え、奪われたことに何ともやるせない思いだった。
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午後4時半宮古駅前の三陸鉄道本社を訪問し、3セク三陸鉄道の取り組みについて説明を受けた。
参加者全員が、三陸鉄道の涙ぐましい努力で、県民の足の確保を図ろうと出来うる限りの取り組みをされていることに感心した。とりわけ、今回の津波によって、南リアス線は壊滅状態であるにもかかわらず、社員が必死の取り組みをしておられる。このツアーも三陸鉄道支援の一つでもある。
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KTR(北近畿タンゴ鉄道)がどれほどの独自の努力をしおられるか知らないのだが、まさか、三陸鉄道ワインや煎餅、キーホルダー、三陸鉄道漫画本までは売ったりはしていないだろう。都会の物産店へ出向いて、グッズを売ったりPRしたりはしていないだろう。

日本最大の赤字3セクと自嘲気味に話したが、三陸鉄道の100分の1でも良いので、従業員が独自の努力をするべきだと思う。KTRの大槻社長に三陸鉄道への視察研修をお奨めしたい。
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by ando-ayabe | 2012-04-19 12:04 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)

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