最新情勢調査

もう今日は金曜日。いよいよ昭和26年生まれ27年生まれの私の仲間たちが、定年退職する日になった。
公務員の多くは年度末3月31日が土曜日だから、30日の金曜日に退職だろう。

私も順当なら、今日が退職日。本来なら、今日退職し、退職後、40数年迷惑をかけた償いも込めて、家人と旅行にでもと、話していたのだが、数年早く退職し、予定は大きく狂い、今だ、迷惑をかけ続けている。

それでも、今日は記念すべき仲間の退職の日。市役所へ行って見送りたいと思っている。
長い間ご苦労様でした。仲間たち。

今週は、連日忙しく、ブログもゆっくり書く間がなかった。早朝に目覚めた、5時。ブログを書いている。

3月26日(月)
月曜日は、自治会の決算。日曜日の初午大祭の支払いや自治会の決算準備で金融機関を駆け回り、一日そんなことばかりしていた。


3月27日(火)
朝7時綾部駅へ。今日から2日間。創政会と民政会の議員で、東京中央研修。谷垣事務所に、塩見議員がお願いしてもらい、綾部市の課題について、国がどのような政策を推進しているか、その情報を得るため、東京で中央省庁の官僚のレクチャーを受ける。創政会は、数年に一度、東京へ出向いて、官僚レクチャーを受けている。今年は、民政会の議員もお誘いし研修。

新幹線の車中で、弁当を食べ、午後0時。衆議院第2議員会館へ。谷垣禎一議員(自民党総裁)の秘書の信之さんのお世話で、地下にある会議室をお借りし、各省庁から、若手官僚のレクチャーを受ける。

官僚の方々は、国の政策を具体的に分析し、政策を形成していく実動部隊なので、新聞で書かれているのとは異なって、政策形成への背景や政策の具体的内容の説明を聞くことができる。もちろん専門的なので、議員にとっては、より勉強になる。
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午後1時からの研修は、経済産業省濱野大臣官房参事官から、「我が国のエネルギー政策の流れや2010年6月に閣議決定された、エネルギー基本計画や、今後のエネルギー政策に関して現在の検討状況について、総合エネ調基本問題委員会による「論点整理」についてレクチャーを受けた。
また、資源エネルギー庁の添田課長補佐から、「再生可能エネルギー特別措置法」の概要について、7月1日以降の電力買い取り制度の本格実施に向けた現在の進行状況について説明を受ける。経産省に3月に設立した「調達価格等算定委員会」において、連休までに「買い取り価格」を決定し、7月1日以降で本格実施することなど、まさにホットな情報を聞くことができた。

次に、原子力安全・保安院の今里企画班長から「東京電力福島第一発電所事故を踏まえた、原子力発電所の安全確認について」特に大飯原発3・4号機の第1次ストレステストの結果を受けた国の動きのフローの説明を受ける。まさに今、この流れで、各県知事への説明などが進行している。

保安院による関西電力大飯3・4号機のストレステスト第1次評価の審査所においては、想定津波高1.9mを9.5m上回る津波と、設計の1.8倍の地震が来襲した場合の対策が講じられているとのこと。

意見交換では、私から「保安院の審査結果は聞いたが、現実に誰が冷却用ホースで、何百メートルもの距離をホースを伸ばして、水を送るのか。など、具体的な点で、現地調査もしたが、不安は拭えなかった。市民の不信は容易に拭えないことを承知されたい」と表明した。
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夜も昼もなく、実務をされている官僚の皆さんの努力は大いに認めたいが、市民・府民の不安・不信は大きいものがあることは、霞ヶ関でプラン作りする人々も、現地で生の市民の声を聞いてほしい。議員として伝えたつもりではある。

資料に基づいて丁寧な説明が聞けたことは貴重な機会だった。膨大な資料を1時間で聞かねばならないが、ポイントを押さえた説明で、さすが日本の官僚は優秀だと思う。(古賀さんはそうは言っていないが)

午後2時からは、内閣府の山崎さんと、厚生労働省橋本保育課長、文科省の幼児教育課長補佐の内田さんから、「子ども・子育て新システムについて」の説明を受ける。まさに今進行中の新システムで、税と社会保障の一体改革によってこそ実現できる政策だ。

この新システムは、基礎自治体が実施主体であること。私立保育園も含めて、市町村が指導監督することになること。給付政策や具体的な仕組みなど3月時点でのシステムのレクチャーを受けた。新たな制度では、相当市町村が中心になることが印象的だった。また、文科省との関係も、数年前にレクチャーを受けた時とは様変わりで、内閣府の調整のもと、相当一体化された政策形成がなされていると実感した。

官僚の皆さんから、「何としてもこの政策を実現させ、少子化に歯止めをかけるとともに、保育師の待遇改善や待機児童の解消など保育の質と量の改善を進めたい。そのためにも、消費税を含む『税と社会保障の一体改革の推進』をお願いしたい」と頼まれた。

続いて、午後3時から1時間「国土交通省道路局環境安全課の竹林課長補佐と都市局都市計画課山川気各専門官から、国道昇格問題について、都市計画マスタープランの仕組みについてレクチャーを受けた。

都市計画法第6条の2第2項に定める「都市計画区域マスタープラン」と都市計画法第18条の2に定める「市町村マスタープラン」を混同して議論される議員や市民もおられ、改めて、国の職員から、その違いなどについて明確な説明を受けた。

いま綾部市で大きな議論となっている「都市計画線引き」の廃止に関しても、メリットとデメリットを話された。もちろん都市計画サイドの官僚の皆さん。「都市計画制度は、市街地に人を集積させるために市街化区域が定めてあるとともに、市街化調整区域は、むしろ健全な自然環境を形成するために都市的開発を制限する意味での調整区域と認識している」と言われた。

議員からは、現実の過疎高齢化で集落機能すら失われていること。建築基準法の開発の付議基準の府県の判断が明確ではない点。など指摘し、調整区域でも、集落機能が維持できるだけの人口の移動は必要であることを訴えた。

国道昇格問題や国道の整備問題に関しては、「国が地方を補助金で管理するような時代ではないこと」「地方には地方にあった道路整備を進めるよう、社会資本総合整備交付金制度に移っている」ことの説明があった。この件に関しては、国に頼る以前の陳情行政の意識をもっている議員の意識があるようで、「まだそんなことを言っているのか?」とおもわれたにちがいない。橋下大阪府知事に就任した当時から国と地方の関係は、道路行政が象徴的に大きな変化をしていることを、基礎的なこととして、議員も勉強しなくてはならない。それにしても、前にあった「国道審議会」はもうすでに今は有名無実なんだな~と改めて認識した。平成4年に国道昇格に関して国道審議会が開催されて以降。国道昇格は無いとのことだった。

それじゃ~私が企画課課長補佐だったころ、府道1号線の国道昇格運動で敗れた、国道477号線(三重県津市から、滋賀県琵琶湖大橋を渡って、京都府京北町から園部町へ。そして兵庫県に至る府県道を477号として国道昇格した。当時野中官房長官の力とうわさが立った。)の国道昇格の時の審議会以降開かれていないのか。
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で、脳がパンクしそうになった。濃密な研修会だった。研修会は午後4時半に終了。午後5時からは、お世話になった自民党本部を訪ね、谷垣総裁と約30分懇談。サイクリング観光の推進の件や民主党政権の国会運営について意見交換した。

午後6時宿泊先の東京プリンスホテルへ。後はプライベートタイム。夕食をホテル近くのレストランで、お花見バイキング(桜は咲いていなかった)。その後、みんなで、月島へ「もんじゃ焼き」を食べて、本日は終了。
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by ando-ayabe | 2012-03-30 06:53 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

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