大丹波

1月21日(土)
ここ数日天気が悪い。雪が降るではなく、雨も小雨・霧雨。気温はイジイジとと言う感じ。若いころ、上手くもないのにスキーに神鍋・鉢伏へ連れて行かれた。雪ではなく雨が降って、ゲレンデは湿ってべとべと、ウエアは冷たい水が滲みこんでちっとも楽しくなかった。そんな天気。朝方大洪水になる夢を見た。家が流される。はっと目が覚めた。トイレにまっしぐら。><;

舘町の塩岳山楞厳寺初弘法・護摩法要に参詣。八十八か所お砂踏みも。友人の多田町のSさんが例年修験道先達される。多くの参拝者でにぎわう。今年も、古いお札を納めに参拝しようと算段していたら、少し遅れた。家人のお母さんに「早く来い」と電話で催促された。

本堂での八十八か所お砂踏み護摩法要が修験道と各寺院住職のもとで、厳修
午前10時半到着。お砂踏みをして護摩法要に参列。閉会まで居させてもらった。寺総代の永井さんと大槻さんにごあいさつし、お寺を後に。昼食を自宅で済ませ、午後は、福知山成美大学へ。

京都府とNPO北近畿みらい・成美大学が主催する「大丹波観光シンポジューム」に参加させてもらう。
大学4号館4階ホールは1時半には満席で、資料が無くなるほど盛況だった。
綾部市からも交流・定住部の職員さんは全員出席されていたし、観光協会長も出席。市民の方々も多く参加されていた。議員さんでは高倉市議と村上市議は見えていたのを確認した。理事長の四方前市長にご紹介を受け成美大学の戸祭学長さんと名刺交換も。
今日のテーマは、「広域連携で拓くツーリズムの未来」で、熊本県阿蘇地域1市6町の広域着地型観光を十年近くプロデユースしてこられた㈱阿蘇地域振興デザインセンター事務局長の坂元英俊氏を招いて、阿蘇地域の取り組みを通しての滞在型観光の進め方について学んだ。

総括的な感想は、「大変なことだ」の一言。端的に言って、地域の住民が住んでいるそれぞれの地域を愛し、地域に誇りを持ち、それをお客様に自信をもってお勧めできるかどうか。そのことが滞在型観光の基礎的マインド。大丹波の市民がその気にならなければ、着地型観光は成し難い。
もちろん地域の財を掘り起こすことは基本中の基本。地域の財すら見いだせないようでは、自信と誇り愛情が持てるはずがない。坂元先生の話を聞いて、少々不安を覚える。(実感)

先日、亀岡での議員研修会アフター交流会で、向日市の議員さんに問われた。「綾部市を一言でいえば?」「向日市にはこれと言ってありません」と。思わず「綾部市には水源の里が」と言ったが、「何それ?」と言われてしまい、あわてて「グンゼ本社。世界的企業の京セラが京都府で唯一の工場立地した都市」と言ってしまった。「へ~」と感心いただいたが......」

長い年月にわたる地道な努力、信念がなければ、広域連携型の観光は大変だ。当たり前のことだ。そんな安直に成し遂げられることではない。ライフワークにも似たような努力が必要だ。数年で異動する行政職員にもなかなかできることではない。腰を据えて、じっくりと地域を見つめ戦略と戦術をもって地域活性化を進めることから始まる。「仕掛け人」がいる。実感した。NPO北近畿みらいの横田さんのような若くて行動力があって、人をその気にさせる。そんな人材の必要性を感じた。

さて、話は戻して、「大丹波」の共通項は?阿蘇地域なら、共通項は「世界の活火山阿蘇」。「大丹波」はと振り返れば、歴史しかないような気がする。「丹波の国」が共通項だ。歴史上の丹波の国に関わった歴史上の人物・由来が地域の「財」として評価できる素材となるのではないだろうか。

そこを上手くストーリー化すれば糸口ができないか。
たとえば歴史:明智光秀の丹波の国の平定に関わって氷上の赤井氏・波多野氏などの戦歴・地域の歴史。あるいは、丹波地方の平家落ち武者伝説。あるいは江戸時代の丹波・西国を睨んだ篠山城主青山氏の話。明智光秀とお福(春日の局)の関係。足利尊氏丹波の上杉の荘とか。ストーリーを考える素材はいくらでもありそうな。

坂元氏が最後に「丹波」で何が思いが浮かぶのかを見つけ出してストーリーを作ることが基本。と話された。
本物にはストーリーがあるが、
①現実的で細かい説明ができること。
②話題性が出せること
③過去現在未来の中で、現実になっていること
④ストーリーを聞くだけで行きたくなる
⑤人に話したくなる。
客か来ないといけない理由を組み立てられるのかが大事。

「大丹波」のくくりで着地型観光を進めるとしたら、各行政主体がバラバラで観光を進めるのではなく、広域観光連盟を組織化し、大丹波のテーマで財を探し、ストーリーを生み出し、統一ロゴやキャッチフレーズを組み立て観光連携できるかにかかっている。各市町や各自治体毎の観光協会に横串を通すのは本日のシンポの主催の「NPO北近畿みらい」や京都府・兵庫県の連携にかかっている。

広域連携を進める京都府・兵庫県と一気に道州制を進めようとする橋下市長と大阪府知事。ここは、一気に「近畿州」で行けば、兵庫県の丹波と京都府の丹波で悩むこともない。

縦割りで一番被害を受けるのは、そこに住む住民だ。行政の意地の張り合いや我欲はけっして得ならない時代だ。せめて、広域合併ができないのなら、虚心坦懐。連携の実をあげてほしい。と思った。

「一歩前進やで~」な~んて悠長なことを言っている間に、広域合併している自治体の方が実を上げる時代が来るだろう。岡山県真庭市観光連盟が良い例だ。

12月議会で、着地型観光について市長に質問をした。「着地型観光」はまだ綾部では緒に就いたところだった。定義が定まらない中で、里山や上林での民泊など個々バラバラに進められてきた。井戸の外に飛び出してみたら、もういたるところで、着地型観光は進んでいた。エコツーリズム、ヘルスツーリズム、グリーンツーリズム。件の真庭市の観光連盟では、既に色々なツーリズムーコースが商品としてきっちりHPに掲載されていた。
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by ando-ayabe | 2012-01-22 00:06 | 日々の生活 | Trackback | Comments(0)  

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