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議会終了後も

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12月議会は金曜日で終了した。議会中は部屋の片づけをしないので書類の山。この間に提供いただいた市の説明資料を各分野別にファイリング。過去の資料は結構役に立つ。
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また、この間の議会関係の新聞記事を整理したり、議会だよりの原稿を作成し、議会事務局へメールしたり、創政会会報の新年号の原稿を印刷屋さんへ持ち込んだり、自分自身の「あんどう新聞」新春号を作成し印刷したり(と言っても、「げんたろう新聞」の青野・綾中・弥生団地分に折り込ませてもらっているのみだが、それでも100枚近くになる)
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げんたろう新聞のようにカラー版ではない。新聞編集ソフトは役に立つ。ご希望の方はメールください。送付します。
午後6時市教委へ出向き、市連PTA会長と府連PTA副会長、PTA担当の社会教育課の先生と協議。来年京都で開催される「第60回日本P全国大会」の賛助会費を集める件に関してご相談。すでに動いておられるようで、府PTAOB会の賛助金を集めとの重複を心配されている。早速府PのOB会長に連絡し早急にOB会の方針決定をとお願いしておいた。

以前に申し込んでおいた書籍が出版社から届いた。1か月前に申し込んでいたが一向に届かないので、気をもんでいたが、巻末を見れば、12月15日初版発行とある。そうか、まだ発刊して5日か~。まだ湯気が立っている。お題は「地域主権改革一括法の解説ー自治体は条例をどう整備すべきか」地方分権改革一括法による市町村条例の改正は平成24年4月をもって施行されることとなっている。法律は都道府県・政令都市・指定都市・市町村と権限委譲内容は様々。どの法律のどの部分が、市町村に移管されるのか。そしてその委譲されたのちの条例制定はどうか。など、各自治体は、独自の条例に基づいて、今後事務執行しなければならなくなる。

これまでは、自治体職員は(かつての私も)「国の準則がそうなっているからできない。」とか「○○省の事務次官通達で、○○省の××局の局長通達でこのように示されておりできません。」とか言って、住民の現実対応を拒んできた。

しかし、地方分権改革によって既に、事務次官通達は廃止されていると聞く。
要は、かつては地方自治とは名ばかりで、地方の団体事務でさえ国や府の指導監督・基準のもとでなければ仕事ができなかった。地方で勝手に基準を決められることを極端に嫌う霞が関(各省庁)官僚。「だから」と言うか「それを良いことに」地方官僚もそれに従って権限委譲を放置していた。(と言うかそれに従っていれば、考える必要がなかった。)

しかし、これからはそうはいかなくなった。地方の首長・議会など政治家は、長年の3割自治に対して国に反旗を翻し、ついに地方分権改革は動き始めた。地方に独自財源を。ひも付補助の廃止、地方への権限移譲。しかし既得権益を守りたい霞が関の抵抗は凄まじい。今だ抵抗勢力として政権交代してもなお飛躍的には進まない。既得権益との戦いだ。ある意味、民主党政権になって、自民党政権の時よりも地方分権が進んだ。しかし、歩みが遅い。その証左が大阪の知事や市長選の結果なのだ。既得権益に縛られ、動きがとれない既存政党に「イエローカード・レッドカード」が出されたのでは。動きの遅さに府民・市民が意思を示した。

しかし、地方もそれだけの力量をもっているのか。これからますます試されるだろう。定まった規則や条例に拘泥し、頑なに変革を嫌う地方公務員も現存している。永年染み付いたミニ官僚体質。

これから一括法とともに、動き始めざるを得なくなってくる。地方の知恵比べが自治体に差を生む。
アクティブに動く、変革を変革と思わないくらい斬新な発想で公務に励む職員こそ評価される時代が来るのではないか。

いち早くこの図書を購入したのも、既にもう市町村への権限移譲と条例制定の動きが次回の議会ではあるだろうから、議員としても勉強をしておかねばならないと。(汗)
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家庭菜園の大根がたくさんできたので、干し大根をしようと、数日前から乾燥させている。今日は、家内の母が蚕の竹の網(何と言うのかな?)を貸してくれた。これに干すのだとのこと。寒風にさらすと甘みが増すのだろうか。
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by ando-ayabe | 2011-12-20 16:19 | 日々の生活  

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