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予算総括質疑

12日月曜日
予算委員会総括質疑。14人の議員が事前通告。市長以下行政のプロフェッショナルと議員18人が対峙(対峙ってほど険悪な雰囲気ではないにしても)。官僚が国会の予算委員会で答弁するのと同じように、各課長がほとんど答弁する。そこには大胆な回答はあまり見られない。課長の答弁は、現状説明。部長クラスや副市長となると、答弁に「検討する」というフレーズが入ってくる。

だから、議員は、答弁を聞いて、自分なりに市民の要望や思いを披歴する。つまりは「要望します」のフレーズが出て、一人の質問が終了する。市民から負託を受けての議員としては、もっともだと判断したら、「庁内で協議して対策を講じます」とか「現状では、財政的にも困難です」とか「ご意見として伺いますが、制度の趣旨はご質問の趣旨と異なりますので、できません」とか、具体的な回答がほしいとは思う。しかし、一方質問者側の短絡的・一方的な質問や「それくらい行政に頼らずに住民の協働で取り組んでほしいね。」と言うような質問もあり、答弁において、多いに反論や討論をしてほしいとは思う。

私は、平成24年度予算編成方針から「ゼロベースの単独事業見直し」に関して、長期間補助金に事業評価も行っていないし、補助金の交付が当たり前のような団体補助金がある。事業成果を見ながら見直すか、奨励的補助金なら、交付金化して実績報告書の提出を省略してはどうか。議会での決算委員会の提案意見の反映について質問した。決算委員会の意見は、去る11月に開催された行政事業レヴューで検討し議会の意思を生かしていきたいとの答弁だった。あとの点は、現状のみ答弁があり、検討するとの明確な答弁はなかった。

橋下大阪市新市長は速やかに大阪市のこれまでの既得権益のようにある補助金を見直していくとの見解を表明していた。これからますます地方財政は厳しくなる。時代に合わない団体補助や効果の上がらない補助金は整理していくべきではないだろうか。

また、青野町自主防災会のアンケート調査から、消火器の圧力点検や普及調査を再度行ってはどうかといった質問や警報サイレン吹鳴の状況について質問した。質問項目に入れていなかったが、急きょ質問。味方町の国道27号拡幅の進捗状況、雨水対策について質問。対策を直ちに取るよう要請した。近日中に関係機関と地元で現地調査することとなった。


午後4時委員会は終了。まちづくり推進課・監理課を回って、味方町へいき、午後5時半帰宅しようと思ったら、否応ない強引な誘い。しぶしぶ2時間付き合う。断るときには断るべし。反省

by ando-ayabe | 2011-12-12 01:21 | 議員政治活動  

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